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朝日新聞記事 「薩摩焼酎再び王座狙う」より!

2016年09月07日 | ゆめ未来
薩摩焼酎再び王座狙う   2016.9.7

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  朝日新聞 2016.9.7
  薩摩焼酎 再び王座狙う
  度数抑えすっきり/香りで女性客開拓

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 dataを中心に抜粋

長く鹿児島県の定位置だった「芋焼酎の出荷量全国一」の座が、2年続けて宮崎県にわたった。
危機感を強める鹿児島の焼酎メーカーが巻き返しへ奮闘を続けている。
若者らへのアピールや、従来の定番にとどまらない商品づくりにも力が入る。
「王国」の新たな挑戦は実を結ぶか。

「薩摩焼酎」で知られる鹿児島。
日本の芋焼酎の発祥の地といわれ、原料のサツマイモの収穫量は日本一だ。
1970年代に「さつま白波」で最初の焼酎ブームを起こした薩摩酒造を最大手に約110社が個性を競う。
帝国データバンク福岡支店による焼酎メーカーの全国売上高ランキングでも、2015年は上位50位内に22社が入った。

ただ、00年代半ばまでの「第3次焼酎ブーム」が過ぎて以降、鹿児島の芋焼酎も06年度をピークに出荷量は減少傾向だ。
そこにさらなる衝撃が伝わったのは昨年のこと。
芋焼酎の県別出荷量で初めて宮崎に抜かれたのだ。

日本酒造組合中央会によると、2014酒造年度(14年7月~15年6月)の鹿児島県の芋焼酎出荷寮は宮崎を約1万キロリットル下回った。
15年度(15年7月~16年6月)も宮崎が2年連続でトップを守り、むしろ差が広がった。
芋以外も含む本格焼酎全体でも宮崎が1位、鹿児島が2位だ。

本格焼酎の出荷量そのものが減少するなか、宮崎の芋焼酎は「黒霧島」で知られる霧島酒造の躍進を原動力に成長が続く。
4年連続で売上高全国1位の同社は「『芋臭さ』をむしろ抑えた飲みやすさ」(東京の酒販店)で首都圏や関西、東北などでも人気だ。
今年5月には3回目の工場増設も発表するなど、他社をさらに引き離す勢いだ。

鹿児島の焼酎業界関係者は「宮崎というよりも、霧島酒造に負けた」と口をそろえる。
とはいえ10年前は鹿児島の出荷量が宮崎の2倍あっただけに、「アピールが足りなかった」と関係者の危機感は強まった。

焼酎を飲み慣れない層に売り込もうと、商品開発も工夫が相次ぐ。
卸売りの南九州酒販が企画した「アイスなお酒」シリーズは県内8社の特製。
度数を12度に抑え、冷やしてすっきり味わえるようにした。
伝統的なお湯割りになじみがない若者らに飲んでもらう狙いだ。

県内5位の大口酒造が発売する「伊佐小町」は女性社員が開発に参加。
花や紅茶のような香りを売りに女性へのアピールを狙う。
担当者は「芋の香りが強い銘柄を従来のファンに向けて作りつつ、新しいファンの開拓も進めていく」。

焼酎に強い東京の酒販店「内藤商店」では、「黒霧島」をきっかけに焼酎を飲むようになった若い女性らの来店がここ数年、増えたという。
ただ、東條辰夫店長は言う。
黒霧島から入った人は必ず鹿児島の焼酎も飲むようになる。
黒霧島を無理に追う必要はなく、多様な作り手が個性を伸ばし続けること
で、またファンも増えていくはずだ」




朝日新聞のこの記事を紹介したのは、また、焼酎ブーム再来か、と感じたからです。
と言うのは、本屋さんで
  『まる得マガジン 味も香りも百花繚乱! 焼酎を楽しむ
を見つけました。
わずか5分間の番組です。
5分間という短い時間の番組なので、つい見落としてはいけないと思い、ぼくは番組予約を入れています。
今週から始まった番組です。

新聞の番組欄には、Eテレ午後9:55 に小さく「まる得」となっています。

  Eテレ『まる得マガジン 味も香りも百花繚乱! 焼酎を楽しむ』
  毎週月曜日~木曜日 午後9:55~10:00
  再放送 午前11:55~12:00

  NHKテキスト/まる得マガジン 味も香りも百花繚乱! 焼酎を楽しむ

引き続き、「日本酒を楽しむ」になるといいですね。

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