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日経平均、来週も2万9000円を巡る攻防か

2021年06月06日 | もう一冊読んでみた


 6月4日
 日経平均 2万8941.52円(-116.59円)
 TOPIX 1959.19(+0.49)
 出来高 10億5682万株
 長期金利(新発10年国債) 0.080%(変わらず)
 1ドル=110.18円(0.35円安)


5月31日 2万8860円  10億2073万株 2兆2415億円
6月1日 2万8814円  9億0747万株  2兆0442億円
6月2日 2万8946円  12億4876万株 2兆7747億円
6月3日 2万9058円  10億9198万株 2兆6131億円
6月4日 2万8941円  10億5682万株 2兆3678億円

■株探ニュース 2021.6.5
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今週の【早わかり株式市況】日経平均は下落もTOPIXはプラス、方向感に欠ける展開

今週の相場ポイント

1.日経平均は3週ぶりに下落、方向感に欠ける展開でTOPIXはプラス着地
2.週明けは前週末に600円高した反動もあり、目先利食い優勢の地合いに
3.国内で新型コロナワクチン普及が進展を見せ始めたことはポジティブ材料
4.週末発表の5月の米雇用統計の結果を見極めたいとの思惑で上値重い展開
5.日経平均2万9000円近辺では戻り売りニーズの強さを再確認する週に


週間 市場概況

今週の東京株式市場は日経平均株価が前週末比207円(0.71%)安の2万8941円となり、3週ぶりに下落した。
ただ、TOPIXは前週末比11.75ポイント(0.60%)高の1959.19とプラス圏で着地した。

今週は米国の重要経済指標発表が相次ぐなか、市場のセンチメントが不安定化する可能性があり買いが手控えられやすい週だった。
特に東京市場の週末取引終了後の夜に5月の米雇用統計発表が予定されていたことで、この結果を見極めたいとの思惑が日経平均の上値を重くした。


週明けの31日(月)は買い手掛かり材料に乏しく日経平均は反落。
前週末に先物を絡め600円の上昇をみせていたこともあって、目先利益確定売りが優勢となった。
東証1部の約8割の銘柄が下落するなど軟調ぶりが目立った。

名実ともに6月相場入りとなった1日(火)も日経平均は冴えない展開で続落した。
ただ、商い低調ななか売り圧力も限定的で下げは小幅にとどまった。
また、値上がり銘柄数が値下がり数を大きく上回り、TOPIXはプラス圏で着地している。

2日(水)は3日ぶりに反発。
国内での新型コロナワクチン接種が進展していることで市場心理が改善した。
原油価格上昇を背景に資源関連株などにも買いが入った。

3日(木)は寄り付きこそ安く始まったが、その後は急速に切り返し2万9000円台に浮上。
半導体関連に買われる銘柄が目立ち全体を押し上げた。
一方、日経平均2万9000円近辺では引き続き戻り売りニーズの強さが確認され、上値も重かった。

そして週末4日(金)は朝方から軟調な地合いで、前場後半から後場にかけて下げ渋ったものの、終始マイナス圏で推移した。
この日の夜に発表される5月の米雇用統計の結果を見極めたいとの思惑が買いを手控えさせた。
もっとも、値上がりと値下がり銘柄数はいずれも1000を上回りほぼ拮抗、TOPIXはわずかながら前日終値を上回って引けた。


来週のポイント

上値が重いだけに来週も2万9000円を巡る攻防が続きそうだ。
上値を抑えている25日移動平均線を突破できるか注目したい。


重要イベントとしては、国内では7日発表の4月景気動向指数や11日朝に発表される4~6月期法人企業景気予測調査が注目される。
また、11日にはメジャーSQを迎える。

海外では7日発表の中国5月貿易収支や8日発表の米国4月貿易収支、9日に発表される中国5月の消費者物価指数と生産者物価指数、10日に発表される米国5月消費者物価指数に注視が必要だろう。
11日~13日にはG7サミットが英国で開催される。


日々の動き(5月31日~6月4日)

5月31日(月) 反落、前週末急伸の反動で利益確定売りが優勢
       日経平均 28860.08(-289.33)  売買高10億2073万株 売買代金2兆2415億円

6月1日(火) 続落、朝高も主力株を中心に売りが優勢
       日経平均 28814.34(-45.74)  売買高9億0747万株 売買代金2兆0442億円


6月2日(水) 3日ぶり反発、ワクチン普及を受け内需株などが高い
       日経平均 28946.14(+131.80)  売買高12億4876万株 売買代金2兆7747億円

6月3日(木) 続伸、欧米株高を受けリスク選好の買いが優勢
        日経平均 29058.11(+111.97)  売買高10億9198万株 売買代金2兆6131億円


6月4日(金) 3日ぶり反落、ハイテクなど値がさ株が売られる
        日経平均 8941.52(-116.59)  売買高10億5682万株 売買代金2兆3678億円


セクター・トレンド

(1)全33業種中、20業種が上昇
(2)原油高でINPEXなど鉱業が値上がり率トップ、ENEOSなど石油株も高い
(3)郵船など海運、JR東海など陸運、JALなど空運が揃って大幅高
(4)輸出株はトヨタなど自動車が大きく買われたものの、
  HOYAなど精密機器、コマツなど機械は軟調
(5)内需株は三井不など不動産、アサヒなど食品が堅調も
  NTTなど情報・通信、エムスリーなどサービスはさえない
(6)金融株は東京海上など保険、オリックスなどその他金融が上昇も
  新生銀など銀行、SBIなど証券は低調


【投資テーマ】週間ベスト5 (株探PC版におけるアクセス数上位5テーマ)

1(1) デジタルトランスフォーメーション
2(2) 半導体
3(3) 半導体製造装置
4(4) 旅行
5(8) 水素
※カッコは前週の順位

  株探ニュース(minkabu PRESS)




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