2018年2月15日に当院の院長が講演した「インプラント治療とインプラント周囲疾患!!」のセミナーに参加させていただきました。
皆さん、天然の歯の周りとインプラントの周りの組織は違うという事をご存知でしょうか。
歯の周りの組織は、歯を支える為の繊維が網目状に走行しています。それに比べ、インプラントは平行にしかついていないこと、
また歯を支える骨との間には、歯根膜という繊維がありますが、インプラントは直接骨とくっついています。
元々、異物であるインプラントが骨の中に埋まっているわけですから、ばい菌の影響を受けやすく、抵抗力も弱いのです。
その為、歯周病で歯が抜けてしまうのと同じように、インプラントも歯茎の境目の清掃が行き届かないでいると、
歯よりも早いスピードで炎症を起こし、骨が溶けていき、インプラントが抜けてしまうことがあります。
ご自身の歯よりも感染に対する防御力が弱いインプラントを長持ちさせるには、正しく注意深いブラッシングと定期的なメンテナンスが必要です。
当院では、インプラントを入れた後のご家庭でのブラッシングのご指導にも力を入れています。
磨き方が難しい!と思われてる方は、遠慮なく衛生士にお尋ねください。
(医)くらのうえ市丸歯科 新鳥栖インプラント歯周病センター(佐賀県 鳥栖市)
TEL : 0942-81-5410