くらのうえ市丸歯科ブログ

お口の健康を守りたい

日本歯周病学会 第1回佐賀地区 第9回九州地区臨床研修会に参加、講演しました。

2019年02月28日 | 外部セミナー

2019年2月10日
日本歯周病学会 第1回佐賀地区 第9回九州地区臨床研修会に当院スタッフ全員で参加しました。
今回、佐賀県では第1回目の地区研修会でした。

今回、ポスター発表を、演者副院長山口、共同演者に山下、市丸にて、セメント質剥離について発表しました。


セメント質剥離とは、現在報告例が少ない病態です。
しかし、予防歯科を行うことにより、高齢になっても歯を失うことがなくなりつつある現在、歯の根元のセメント質が剥がれる事によっておこる病態を多く経験するようになってきました。
そのことについての発表でした。
多くの先生方に興味を持って頂き、質問も多く受けておりました。

 

 

また、以前当院で副院長を務めていた、西先生もポスター発表をしました。

院長の市丸、山口も共同演者でした。

 

当院の、院長は、特別講演にて「一般医として、歯周病専門医として如何に歯周疾患を抑制するか」という表題にて講演させて頂きました。

くらのうえ市丸歯科は、2000年に開業し、今年19年目を迎え、長期に通ってくださっている方も増えてきました。
安定した状態を維持するには、長期におけるバイオフィルムのコントロールが大切です。
これは歯科衛生士が多く関わる分野です。
患者様がご来院してから初期の治療(歯周基本治療)で行う、全身疾患の把握、口腔衛生指導(ホームケアのご指導)、スケーリング・ルートプレーニング(歯石取り)。

そして、様々な治療が終わった後の、バイオフィルムのコントロールは定期的なメインテナンス(またはサポーティブペリオドンタルセラピー)です。

軽度から中等度までの歯周病であれば、殆どを歯科衛生士によって安定した状態にすることができます。
しかし重症になってくると難しい為、専門性のある歯周再生療法やインプラント療法を行い、
お食事ができる状態に改善していきます。
そして、治療が終了したら、また歯科衛生士が行う定期的なバイオフィルムのコントロールによって、長期に安定させます。

長期に通ってくださっている方のデータを、今回 歯科医の山下がまとめてくれました。
やはりメインテナンスを継続している方の欠損(歯が抜ける)という事はほとんどないという事が分かりました。
今後も継続してデータをまとめなくてはならないと思います。

当院では、歯周病学会認定の指導医、専門医、認定衛生士のもと、スタッフ教育にも力を入れております。
歯周病はもちろん、虫歯やその他のお悩みは是非ご相談ください。
高齢になっても美味しい物を食べれるようサポートしたいと思います。

くらのうえ市丸歯科 新鳥栖インプラント歯周病センター(佐賀県鳥栖市)

TEL:0942-81-5410   歯科衛生士 小川希和子



 


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