眠れなかった。眠れなくなると悪いことしか考えないよね。布団の中でグダグダやなことばっかり頭の中を駆け巡らせるのに耐えられなくなってテレビをつけた。5時過ぎだった。チャンネルはBS NHK 101。深夜はどうでもいい海外ニュースが現地の言語と日本語の同時通訳が重なってダラダラと流れるだけなので良く眠れる・・・いつもはね。
しかし、流れてくる論調はとても緊迫していた。何語であろうが、声色でわかる。冷静な口調の向こう側にある真剣さは万国共通だ。昔、米国留学していた頃に似た経験がある。ベッドでうつらうつらしてた上、ロシア語に英語の同時通訳がかぶさっていたのでわけが分からなかったが、たいへんなことが起こっていることだけは分かった。連発される『クー』って言葉の意味は翌朝職場で同僚の英国人のジョナサンに教えてもらった。『クー』ってのは、『クーデター』のスラング。俺の知らない間にゴルバチョフ大統領が拉致されてた。w
さて、その時布団の中で流し聞いてた海外ニュース・・・フランスの各施設で起こった爆発事故のことかと思ったが、現地の言葉がドイツ語だったし、何かホットな事故や事件ではなくて、逆にもっと冷徹な危機、そんな口調だった。日本語の同時通訳が使った短い表現が一瞬にしてすべてを説明しきってくれた。ドイツ政府の要人が、ギリシャの秩序だったデフォルトを容認したというのだ。
日欧株・ユーロ大幅安 ギリシャ支援を不安視(朝日新聞) - goo ニュース
答えはこの記事! 他の新聞はたいして報道してなかったですな。皆さん、欧州の債務危機にあんまし興味ないの? まあ、こっちからはどーしょーもないんですが・・・欧州旅行したり欧州製の製品を買うならもうちっと待った方がお得かもしれませぬなぁ。間接税はドギャーンと上がってるかもですが。w
とにかくギリシャの運転資金は来月尽きるそうです。そんなわけで緊迫しとるんですが、バレるのは時間の問題というか、とっくの昔からバレてるんですな。どちらかというとギリシャがこけた時にフランスの大銀行がどうなるかってんのが次の分岐点。そして、金融収縮が起こり日本に続いて欧州が『失われた●0年』に突入するのかどうかってとこ。
財政問題は日本も同様です。そこで財務大臣をやってた新しい総理大臣を中心に増税するかどうか低次元の政策論争がなされるんだそうです。するかどうか議論してる状況ではないんですがねぇ。僕も増税なんて嫌ですが、このままでいいとも思ってません。ただ、厚生労働大臣が言い出したタバコ700円には、笑いました。増税論議をこの政権がやるのは分かっていたのだから、ほんとにそれを実現したければ、もっとうまいこと裏で話しを持っていけばいいのに・・・就任記者会見で大発表するなんて、ぶち壊しじゃん♪ 頭悪過ぎ。(笑)
世界はもっと面白い税を導入してますよ。
ハンガリーで“ジャンクフード”税が発足!ポテチは20%値上げ(ハリウッドチャンネル) - goo ニュース
「今回の税制では、砂糖や塩分などを多く含んだスナック菓子、100ミリリットルにつき20ミリグラム以上のカフェインを含む清涼飲料水などが課税される。具体的にはポテトチップスやおつまみ系ナッツ、エナジードリンク、チョコレート、キャンディ、ケーキ、アイスクリーム、インスタントスープなども対象になる」そうな。ブラボー!! ハンガリーにゃ、絶対住まないぜっ!!! しかーし、課税されるのは袋詰めされたパッケージ商品だけだそうで、上の写真のような期間限定塩バターチキンバーガーは課税対象外♪
ロシア政府も思い切ったことをやってます。
ロシア、ビールを「酒類」化 依存症への効果未知数
とうとうアルコール度5%程度しかないビールなんていう清涼飲料水、いや、『麦ジュース』を酒として課税するそうです。(笑) アルコールに弱い日本人にとっては当然酒ですが、ロシア人にはお茶みたいなもんだろうに・・・。
飲むに耐えなかった不味いロシア製のビールを押しのけ欧州やアジアから美味しいビールが入ってきてウォッカ業界を脅かし始めてきたんで、とうとうビールに課税したってのがホントのとこらしい。この10年にビールは40%以上伸び、09年のロシアのビール消費量は中国、米国、ブラジルに次ぐ世界4位、1人当たり消費量は年70リットル強と日本の1.5倍になったそうだ。隣国なんだから、安くて美味しい日本の発泡酒をドンドン輸出したら喜ばれると思うんだけどなぁ。日本にとって原材料のソースとしてロシアはとても有望なので、関係を密にして損はないと思う。
ちなみに、ロシア製のウォッカは不味いってんで、極東地区で出される美味しいとびきりのウォッカはサントリー製だったりするんだそうです。
痛みを伴わない課税はないんですが、それを国民が本気で納得するには、国債をデフォルトさせてハイパーインフレのようなハードランディングを経験するしかないような気がします。そんときゃ増税しても手遅れですが。
本日のお酒:KIRIN 一番搾り + 春鹿 純米 超辛口
しかし、流れてくる論調はとても緊迫していた。何語であろうが、声色でわかる。冷静な口調の向こう側にある真剣さは万国共通だ。昔、米国留学していた頃に似た経験がある。ベッドでうつらうつらしてた上、ロシア語に英語の同時通訳がかぶさっていたのでわけが分からなかったが、たいへんなことが起こっていることだけは分かった。連発される『クー』って言葉の意味は翌朝職場で同僚の英国人のジョナサンに教えてもらった。『クー』ってのは、『クーデター』のスラング。俺の知らない間にゴルバチョフ大統領が拉致されてた。w
さて、その時布団の中で流し聞いてた海外ニュース・・・フランスの各施設で起こった爆発事故のことかと思ったが、現地の言葉がドイツ語だったし、何かホットな事故や事件ではなくて、逆にもっと冷徹な危機、そんな口調だった。日本語の同時通訳が使った短い表現が一瞬にしてすべてを説明しきってくれた。ドイツ政府の要人が、ギリシャの秩序だったデフォルトを容認したというのだ。
日欧株・ユーロ大幅安 ギリシャ支援を不安視(朝日新聞) - goo ニュース
答えはこの記事! 他の新聞はたいして報道してなかったですな。皆さん、欧州の債務危機にあんまし興味ないの? まあ、こっちからはどーしょーもないんですが・・・欧州旅行したり欧州製の製品を買うならもうちっと待った方がお得かもしれませぬなぁ。間接税はドギャーンと上がってるかもですが。w
とにかくギリシャの運転資金は来月尽きるそうです。そんなわけで緊迫しとるんですが、バレるのは時間の問題というか、とっくの昔からバレてるんですな。どちらかというとギリシャがこけた時にフランスの大銀行がどうなるかってんのが次の分岐点。そして、金融収縮が起こり日本に続いて欧州が『失われた●0年』に突入するのかどうかってとこ。
財政問題は日本も同様です。そこで財務大臣をやってた新しい総理大臣を中心に増税するかどうか低次元の政策論争がなされるんだそうです。するかどうか議論してる状況ではないんですがねぇ。僕も増税なんて嫌ですが、このままでいいとも思ってません。ただ、厚生労働大臣が言い出したタバコ700円には、笑いました。増税論議をこの政権がやるのは分かっていたのだから、ほんとにそれを実現したければ、もっとうまいこと裏で話しを持っていけばいいのに・・・就任記者会見で大発表するなんて、ぶち壊しじゃん♪ 頭悪過ぎ。(笑)
世界はもっと面白い税を導入してますよ。
ハンガリーで“ジャンクフード”税が発足!ポテチは20%値上げ(ハリウッドチャンネル) - goo ニュース
「今回の税制では、砂糖や塩分などを多く含んだスナック菓子、100ミリリットルにつき20ミリグラム以上のカフェインを含む清涼飲料水などが課税される。具体的にはポテトチップスやおつまみ系ナッツ、エナジードリンク、チョコレート、キャンディ、ケーキ、アイスクリーム、インスタントスープなども対象になる」そうな。ブラボー!! ハンガリーにゃ、絶対住まないぜっ!!! しかーし、課税されるのは袋詰めされたパッケージ商品だけだそうで、上の写真のような期間限定塩バターチキンバーガーは課税対象外♪
ロシア政府も思い切ったことをやってます。
ロシア、ビールを「酒類」化 依存症への効果未知数
とうとうアルコール度5%程度しかないビールなんていう清涼飲料水、いや、『麦ジュース』を酒として課税するそうです。(笑) アルコールに弱い日本人にとっては当然酒ですが、ロシア人にはお茶みたいなもんだろうに・・・。
飲むに耐えなかった不味いロシア製のビールを押しのけ欧州やアジアから美味しいビールが入ってきてウォッカ業界を脅かし始めてきたんで、とうとうビールに課税したってのがホントのとこらしい。この10年にビールは40%以上伸び、09年のロシアのビール消費量は中国、米国、ブラジルに次ぐ世界4位、1人当たり消費量は年70リットル強と日本の1.5倍になったそうだ。隣国なんだから、安くて美味しい日本の発泡酒をドンドン輸出したら喜ばれると思うんだけどなぁ。日本にとって原材料のソースとしてロシアはとても有望なので、関係を密にして損はないと思う。
ちなみに、ロシア製のウォッカは不味いってんで、極東地区で出される美味しいとびきりのウォッカはサントリー製だったりするんだそうです。
痛みを伴わない課税はないんですが、それを国民が本気で納得するには、国債をデフォルトさせてハイパーインフレのようなハードランディングを経験するしかないような気がします。そんときゃ増税しても手遅れですが。
本日のお酒:KIRIN 一番搾り + 春鹿 純米 超辛口