朝から出勤。1年で一番忙しい時期なのですよ。デスクワークで。
午前中だけでしたが、学会発表用のスライドをPowerPointで一枚追加しました。簡単なアニメーション入りでsurvivinという遺伝子の発現制御の図です。Review論文(総説)を2報読んで時間かけたわりには、シンプルなものになっちまいました。情報は頭に入れるだけ入れて、出すのは大事な部分だけを絞るのが発表のコツですな。講義でも同じ。しゃべる内容の1.5倍から2倍くらい情報を頭に入れてるが、全部は使わない。
獅子吼に行けたのは、ほとんど12時。もう上昇風の気配もない空で風向きも北風。むしろ、離陸できれば上出来。1本目はなるべく山沿いに北へ走ったが、一度バリオメーターがピピピといっただけで結局デコ山を撫でて終わり♪
今日のフライト目的は昨日のエントリーで紹介した新しいNEX-3のマクロレンズを空撮で試しておくことでした。単焦点レンズなので画角を頭に叩き込んでおかないといけません。空中ではなかなかカメラの液晶モニターを見て構図を作ってる余裕がありません。そもそも光が強すぎるのとサングラスをかけているのとでモニターはよく見えない。ほとんど勘でフレーミングしているし、モニター上ではわずかに視認できるシルエットが頼りだ。露出補正も同様です。上の写真は高度処理に入る直前に撮影した獅子吼エリアの着陸上手前の様子。どれくらいの高度から田んぼが何反入るかってのは、いい目安になるんですよ。
「もうこうなったら滞空時間じゃなくて本数だ」と思ってグライダーをたたんですぐに再入山。図らずも2本目は良いコンディションになった。唯一人、石D君だけが南側のグラウンド側でドーンと上げているだけだったけど・・・他のフライヤーはイマイチだったな。僕も急いで曲久郎を広げて準備したんだけど、できた頃にはテイクオフには裏風が入ってきてた。1本目と違うのは北ではなくて南東の風だということ。風に適度な南成分があると、南側でグラウンドサーマルが拾えるのですよ。
飛ぶ態勢になってからテイクオフで10分以上・・・飛べる風にならず立ったまま・・・待ってるうちにお隣のスクールの人たちがテイクオフに上がってきてて、彼らのスペースを少し侵す感じに翼を広げていたもんだから早く出なきゃと思っていたんだけど直ぐには出れんかった。申し訳ないです。
やっとこさ踏ん切りをつけてフロントポジションからライズアップ。翼が頭上に来たのを感じて斜面を飛び出した。浮きが悪い。前の灌木をギリギリ越えて空中に飛び出した。左の翼が走りたがるので頭上を見ると右翼が・・・なかった。(笑)
なんだかわからんが盛大に潰れてやがる。スタビライザーラインを引いても手応えがない。いや、潰れた右翼は戻ろうとしてるのに戻れずのたうち回ってる。右側の手元に目をやると・・・一番外のBラインがハーネスにひっかかってるじゃーん! それを外すとボシュッという音をたてて右翼回復。着陸した後、見ていた人からきいた情報をまとめると、最初は両翼とも潰れてたそうな。w 「それでスピンしなかったんだ。よかったなぁ」って・・・よくないです。(笑) テイクオフには隣のスクールのディレクターさんがいたんだけど、「また、林がやらかしてる」と思って静観していたそうな。毎度のことなんで、空中に出てから翼を直すだろうと思っていたらしいです。はい。
なにはともあれ、毎度ご心配をかけて申し訳ない。フロントポジションから離陸した時に翼が潰れるのはMacPara MAGUS XC2の仕様なんですよ。たぶん。しかも、翼になった部分が少なくてもそのまま飛んでしまうのが、この上級機の優れたとこでもあるのです。(?) た・ぶ・ん・・・。
翼が戻ってからは南の空域で石Dくんの飛んでた空域を目指して滑空していました。弱い上昇風を捕まえて慎重に高度を維持しながら。20数分粘った後に、どうも北東風が安定して入ってきたらしくグラウンドサーマルがなくなって着陸する羽目に。結局、石D君ほどの高度を獲得することはできず・・・。この春に彼の駆るPOISON3を僕は試乗したんですが、これは操作しきれないと諦めた経緯がありまして、改めて彼との実力差を思い知らされたフライトになりました。
じゃじゃ馬の曲久郎も僕以外のパイロットが乗ればいい翼のはずですよ。たぶん♪
本日のお酒:KIRIN 一番搾り + 瀧嵐 特別純米酒
午前中だけでしたが、学会発表用のスライドをPowerPointで一枚追加しました。簡単なアニメーション入りでsurvivinという遺伝子の発現制御の図です。Review論文(総説)を2報読んで時間かけたわりには、シンプルなものになっちまいました。情報は頭に入れるだけ入れて、出すのは大事な部分だけを絞るのが発表のコツですな。講義でも同じ。しゃべる内容の1.5倍から2倍くらい情報を頭に入れてるが、全部は使わない。
獅子吼に行けたのは、ほとんど12時。もう上昇風の気配もない空で風向きも北風。むしろ、離陸できれば上出来。1本目はなるべく山沿いに北へ走ったが、一度バリオメーターがピピピといっただけで結局デコ山を撫でて終わり♪
今日のフライト目的は昨日のエントリーで紹介した新しいNEX-3のマクロレンズを空撮で試しておくことでした。単焦点レンズなので画角を頭に叩き込んでおかないといけません。空中ではなかなかカメラの液晶モニターを見て構図を作ってる余裕がありません。そもそも光が強すぎるのとサングラスをかけているのとでモニターはよく見えない。ほとんど勘でフレーミングしているし、モニター上ではわずかに視認できるシルエットが頼りだ。露出補正も同様です。上の写真は高度処理に入る直前に撮影した獅子吼エリアの着陸上手前の様子。どれくらいの高度から田んぼが何反入るかってのは、いい目安になるんですよ。
「もうこうなったら滞空時間じゃなくて本数だ」と思ってグライダーをたたんですぐに再入山。図らずも2本目は良いコンディションになった。唯一人、石D君だけが南側のグラウンド側でドーンと上げているだけだったけど・・・他のフライヤーはイマイチだったな。僕も急いで曲久郎を広げて準備したんだけど、できた頃にはテイクオフには裏風が入ってきてた。1本目と違うのは北ではなくて南東の風だということ。風に適度な南成分があると、南側でグラウンドサーマルが拾えるのですよ。
飛ぶ態勢になってからテイクオフで10分以上・・・飛べる風にならず立ったまま・・・待ってるうちにお隣のスクールの人たちがテイクオフに上がってきてて、彼らのスペースを少し侵す感じに翼を広げていたもんだから早く出なきゃと思っていたんだけど直ぐには出れんかった。申し訳ないです。
やっとこさ踏ん切りをつけてフロントポジションからライズアップ。翼が頭上に来たのを感じて斜面を飛び出した。浮きが悪い。前の灌木をギリギリ越えて空中に飛び出した。左の翼が走りたがるので頭上を見ると右翼が・・・なかった。(笑)
なんだかわからんが盛大に潰れてやがる。スタビライザーラインを引いても手応えがない。いや、潰れた右翼は戻ろうとしてるのに戻れずのたうち回ってる。右側の手元に目をやると・・・一番外のBラインがハーネスにひっかかってるじゃーん! それを外すとボシュッという音をたてて右翼回復。着陸した後、見ていた人からきいた情報をまとめると、最初は両翼とも潰れてたそうな。w 「それでスピンしなかったんだ。よかったなぁ」って・・・よくないです。(笑) テイクオフには隣のスクールのディレクターさんがいたんだけど、「また、林がやらかしてる」と思って静観していたそうな。毎度のことなんで、空中に出てから翼を直すだろうと思っていたらしいです。はい。
なにはともあれ、毎度ご心配をかけて申し訳ない。フロントポジションから離陸した時に翼が潰れるのはMacPara MAGUS XC2の仕様なんですよ。たぶん。しかも、翼になった部分が少なくてもそのまま飛んでしまうのが、この上級機の優れたとこでもあるのです。(?) た・ぶ・ん・・・。
翼が戻ってからは南の空域で石Dくんの飛んでた空域を目指して滑空していました。弱い上昇風を捕まえて慎重に高度を維持しながら。20数分粘った後に、どうも北東風が安定して入ってきたらしくグラウンドサーマルがなくなって着陸する羽目に。結局、石D君ほどの高度を獲得することはできず・・・。この春に彼の駆るPOISON3を僕は試乗したんですが、これは操作しきれないと諦めた経緯がありまして、改めて彼との実力差を思い知らされたフライトになりました。
じゃじゃ馬の曲久郎も僕以外のパイロットが乗ればいい翼のはずですよ。たぶん♪
本日のお酒:KIRIN 一番搾り + 瀧嵐 特別純米酒