徒然幸せ日記

作者が日常の生活で見たこと、感じたこと、感動したこと!を書いています。
特に、「幸せ」とは何かについて考えています。

「ビリギャル」を見て

2016-12-30 14:53:02 | 映画
数日前にテレビ放映されていたこの映画。去年製作された物らしい。

見ていない方のために少しあらすじを書くと
主人公工藤さやか(今年の紅白歌合戦で紅組の司会を務める有村架純)は高校2年の1学期までどうしようもないくらい成績が悪く、そのうえタバコを吸って停学処分に。
今の高校じゃどうしようもないと考えた母はその工藤を青峰塾へ。そこの先生が坪田先生(あの「電車男」で有名になった伊藤淳史)。
坪田先生の熱意に工藤は慶応大学受験を志望校に。
誰もできっこないとの思いだが、本人は父親への反発からやる気を高め、最後には合格するという物語。

ずーっと「おまえはダメだ」と言われ続け、本人もそう思い込んでいる。
でも、母親の愛情に支えられ塾の授業料を出してもらい、「おまえならできる」との坪田先生に励まされ、やる気になる。
しかし、どうしても成績があがらない。いったんは無理だと考える。
しかし、坪田先生に丸い卵を立たせることができることを教えてもらい、先入観ではダメだと教えられる。
しかし、壁、壁、壁の連続。
慶応大学を実際に見て感動。
最後は父親にも声援してもらう。
最後に受験当日下痢で志望の文学部は不合格になるが、それより難関の総合政策学部に合格を果たす。

坪田先生の工藤への手紙

「君の頑張る姿がいろんな人の人生を変えたんだと思う。
 僕も君と出会えたことに感謝している。
 君と出会えたことで大きく広がった。
 意思のある所に道は開ける。
 僕もそれを信じて生きていこうと思う」

話としては、非常に単純でハッピーエンド。
でも、そこに描かれた工藤のふんばりは相当なもの。
偏差値30(全体の下位2%)から偏差値70(全体の上位2%)になるというのは、つまり高校2年の2学期から現役合格するのは奇跡に近い。
でも、それを成し遂げることができたのは、ひとえに工藤のやる気とそれを支えた坪田先生の指導力。2人の信頼の賜だろう。

この話は実話らしいです。


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