徒然幸せ日記

作者が日常の生活で見たこと、感じたこと、感動したこと!を書いています。
特に、「幸せ」とは何かについて考えています。

「いろは歌」ってちゃんと知っていますか?

2019-10-14 21:34:31 | うんちく・小ネタ

先日、図書館で日本語のコーナーで本を見ていると、『古典のおさらい』(真野真著、自由国民社)という本を見つけた。

内容を見ていると、「いろは歌」のことが書かれていた。

「いろは」は今の「あいうえお」になる前までつまり江戸時代まで使われていた。

自分的には

いろはにほへと ちりぬるおわか よたれそつね うじのおくやま きょうこえて あさきゆめみじ よいもせず

と覚えていた。

ところが間違いを発見しただけでなく、仏教的に深いことを説いていたのだわかる。

 

それで、参考のために引用させていただこうと思う。

いとはにほへど(色は匂へど)→花の色は鮮やかに見えるけれども、

ちりぬるを(散りぬるを)  →(いずれは)散ってしまうものなのに、

わがよたれぞ(我が世誰ぞ) →私の生きているこの世で誰がいったい

つねならむ(常ならむ)   →変わらずにいられようか。誰でも変わっていくものだ。

うゐのおくやま(有為の奥山)→断ち切りがたい様々な因縁で満たされたこの世を

けふこえて(今日越えて)  →越えていく(生きていく)人生

あさきゆめみじ(浅き夢見じ)→はかない夢など見るまい、

ゑひもせず(酔いもせず)  →酔っているわけでもないのに。

 

そして、これは、いろは47文字を1回ずつ使った七五調の歌とのこと。

今のひらがなにはない「ゐ」と「ゑ」という文字があり、当時は発音も違っていたらしい。

また、当時は今の「ん」がなく、発音するときは「ン」という記号を書いていたとか。

「ん」というひらがなは「无」という漢字から出来ているとのこと。

 

後は、この本を読んでください。

 


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