義足のダンサー大前光市さんから学ぶ「生きる！」っていうこと

“できない”と思う心が障害　～ダンサー大前光市・リオから世界へ～


一昨日の夜のＮＨＫスペシャルで大前光市さんのことを初めて知った。
感動した。
人間はここまで強くなれるんだっていうことに。
そして、最後まで「あきらめない」「自分を貫く」ということに。

既にご存じの方も多いと思うが、このｙｏｕｔｕｂｅに登場する大前光市さんは、
２３歳まで義足でない健常者としてのダンサーとして活躍し、有名な舞踊団に入る試験を受ける前日に暴走運転の車にはねられ、左足を失うのである。

その時味わった「脳を貫く痛み」だけではない。
その後味わうことになった、約１０年間の極貧の生活。
それでもダンスをしたいという気持ちはなくならなかった。
そして、振り付けを教えてもらったり、自分で考えたりして成長する。

その間の苦労たるや想像を絶する。
痛い左足をかばうがために右足に負担がかかり右足まで悪くなりそうになる。
そして、痛い左足に短い義足を付けてのダンス。

そして、とうとう、リオのパラリンピック閉会式での４連続バク転の成功。
この動画ではそこに至るまでの経緯が詳しく撮られている。
（リオでの場面は最後の５分前くらいに始まる）

一昨日のＮＨＫスペシャルでは、平井堅さんと紅白でコラボして「ノンフィクション」という歌をダンスで表現するに至る経緯が紹介されていた。

もう一度繰り返しになるが、人間、死ぬ気で、あきらめずに頑張れば、ほとんどのことができるんだということを体で証明された大前光市さんに心から拍手したいと思う。

感動をありがとう。
そして、これからも、体に気をつけて多くの人々を驚かせてください。