この前の日曜日の林修先生の初耳学に黒柳徹子さんがゲストとしてインタビューを受けていて、いろいろと面白いネタを教えてもらったが、その中で一番黒柳さんが力説されていたのは、「日本が戦争するようなことになってはいけない」という強い思いである。
それを端的な言葉で言い表したのが、「15粒の煎り豆」である。
1941年12月8日に戦争が始まってから、極貧の生活になったそうで、母親から「1日にこの煎り豆15粒をいいあんばいに食べて生きなさい」と言われたそうである。
たった15粒の大豆で空腹を満たすなんてできるわけがない。
でも、それが戦争の現実だとおっしゃっていた。
また、東京空襲の時には、空が真っ赤になり、夜でも読書ができるくらいの明るさだったとか。
そうしたことは、その当時を生きた人間にしかわからない、語れないことなのだと思う。
今、ウクライナやガザ地区等で悲惨な戦争が続いているが、国連という機関がありながら、止めることができないでいる。
そして、日本も全く関係がないとは言い難い。
戦争とまではいかなくても、地球温暖化(沸騰化)や経済的な理由で食糧の輸入が止まったらどうなることやら?!!
不安は尽きないが、不安ばかり言っていられない。
そうならないように、全国民が団結して戦争や食糧危機から目をそらさないようにしましょう。
それにしても、90歳を迎えているとは思えない元気な黒柳さんには恐れ入る。
まだ読んでいない『窓ぎのトットちゃん』を読まなくっちゃ。映画化されたようです。