中島みゆき 「慕情」トレーラー [公式]
前に、私のブログにコメントをくださった方が、このドラマ(あの倉本聰さんの作)とこの歌がいいですよ!って勧めてくれていたので、先週の金曜日(12:30~6CH)に見ました。
感想は以下のとおりです。ありがとうございました。
あるネット記事によると、その話は以下のようなものでした。(太字の部分)
ドラマ「やすらぎの郷」85話(7月28日)あらすじ
榊原アザミ(清野菜名)と会った日、自室に戻った菊村栄(石坂浩二)は、亡き妻・律子(風吹ジュン)の遺影に香を手向け、手を合わせると、その遺影をひっくり返してアザミのシナリオを読み始める。半分は義理のつもりだった栄。しかし、すぐさまシナリオの世界に引き込まれていく…。
ドラマ「やすらぎの郷」85話(7月28日)ネタバレ感想
菊村さんを冷やかしに集まったお嬢にマヤにマロ、そして井深凉子。昨日で最後かもしれないと書きましたが、野際陽子さん、8月後半の放送まで出演されるそうです。失礼いたしました。
その井深凉子が「ねえ…もういいかげん馬鹿な会話やめようよ」で、菊村さんへの冷やかしは終わり。ここからは菊村さんが深い言葉を話していたので、書き起こしてみます。
「まだ遺体も出てないんだって。今どこにいるんだろう」、それからみんな黙ってしまった。死んだ直美は今どこにいるのか?多分誰もがもう遠からず来る死後の世界の事を考えたに違いない。
全ての人に来るお迎えの時、誰もがその事を口には出さないが、それぞれがそれぞれの想像力の中で、やがて向かう世界を考えていたはずだ。そこは果たしてどんな世界なのか? 海底のような冷たい沈黙の世界なのか? 花に包まれた暖かい場所なのか?
そこには風が流れているのか? 何か匂いが漂っているのか? そこで我々は誰かと会えるのか?別れた者たちと再会出来るのか? 再会した時、我々は互いを認識する事が果たして出来るのか?
アザミのシナリオには、東日本大震災で津波に襲われた直美とアザミの壮絶な体験が書かれていて、祖母の遺体はいつまでも出てこない。孫娘は何日も砂浜を捜す。ある日いわきの公民館で発掘された遺品の中から祖母の遺品である文箱を見つける。
その中から一通の古いラブレターが出てくる。そこにはこんな文章が書かれている。
「許して下さい」
「どうしても妻を捨てられません」
「あなたのことは今でも愛しています」
シナリオは、そこから孫娘が祖母を祖母としてしか見ておらず、祖母にも大昔、そういう青春があったのだという事に愕然と気づき、祖母の過去探しへと発展していくのだが…そんな事はどうでももうよかった。それは私が昔、直美に出した別れの手紙に間違いなかった。アザミは私と自分の祖母の事を全部知っていて会いに来たのだろうか? 彼女は全部知っていたのだろうか?
以下はブログ作者のコメント
昔、大恋愛をした人が3.11の際、津波に飲み込まれたという衝撃。
これは、ちょっと想像を超えたものだ。
そして、今、その過去の事実が明るみになることを心配している(?)石坂浩二。
中島みゆきの「慕情」が、二人の過去を洗い流していく。
過去のことはきれいな思い出として残しておきたいものです。
前に、私のブログにコメントをくださった方が、このドラマ(あの倉本聰さんの作)とこの歌がいいですよ!って勧めてくれていたので、先週の金曜日(12:30~6CH)に見ました。
感想は以下のとおりです。ありがとうございました。
あるネット記事によると、その話は以下のようなものでした。(太字の部分)
ドラマ「やすらぎの郷」85話(7月28日)あらすじ
榊原アザミ(清野菜名)と会った日、自室に戻った菊村栄(石坂浩二)は、亡き妻・律子(風吹ジュン)の遺影に香を手向け、手を合わせると、その遺影をひっくり返してアザミのシナリオを読み始める。半分は義理のつもりだった栄。しかし、すぐさまシナリオの世界に引き込まれていく…。
ドラマ「やすらぎの郷」85話(7月28日)ネタバレ感想
菊村さんを冷やかしに集まったお嬢にマヤにマロ、そして井深凉子。昨日で最後かもしれないと書きましたが、野際陽子さん、8月後半の放送まで出演されるそうです。失礼いたしました。
その井深凉子が「ねえ…もういいかげん馬鹿な会話やめようよ」で、菊村さんへの冷やかしは終わり。ここからは菊村さんが深い言葉を話していたので、書き起こしてみます。
「まだ遺体も出てないんだって。今どこにいるんだろう」、それからみんな黙ってしまった。死んだ直美は今どこにいるのか?多分誰もがもう遠からず来る死後の世界の事を考えたに違いない。
全ての人に来るお迎えの時、誰もがその事を口には出さないが、それぞれがそれぞれの想像力の中で、やがて向かう世界を考えていたはずだ。そこは果たしてどんな世界なのか? 海底のような冷たい沈黙の世界なのか? 花に包まれた暖かい場所なのか?
そこには風が流れているのか? 何か匂いが漂っているのか? そこで我々は誰かと会えるのか?別れた者たちと再会出来るのか? 再会した時、我々は互いを認識する事が果たして出来るのか?
アザミのシナリオには、東日本大震災で津波に襲われた直美とアザミの壮絶な体験が書かれていて、祖母の遺体はいつまでも出てこない。孫娘は何日も砂浜を捜す。ある日いわきの公民館で発掘された遺品の中から祖母の遺品である文箱を見つける。
その中から一通の古いラブレターが出てくる。そこにはこんな文章が書かれている。
「許して下さい」
「どうしても妻を捨てられません」
「あなたのことは今でも愛しています」
シナリオは、そこから孫娘が祖母を祖母としてしか見ておらず、祖母にも大昔、そういう青春があったのだという事に愕然と気づき、祖母の過去探しへと発展していくのだが…そんな事はどうでももうよかった。それは私が昔、直美に出した別れの手紙に間違いなかった。アザミは私と自分の祖母の事を全部知っていて会いに来たのだろうか? 彼女は全部知っていたのだろうか?
以下はブログ作者のコメント
昔、大恋愛をした人が3.11の際、津波に飲み込まれたという衝撃。
これは、ちょっと想像を超えたものだ。
そして、今、その過去の事実が明るみになることを心配している(?)石坂浩二。
中島みゆきの「慕情」が、二人の過去を洗い流していく。
過去のことはきれいな思い出として残しておきたいものです。