【栗城 エベレスト2015 vol.18】最後のアタック
昨日、NHKで栗城さんが出ている「5度目のエベレストへ」という番組をご覧になられた方は多いと思いますが、
非常に感動的な番組でした。
それは、エベレストへ登頂するということが、とんでもなく大変だということを改めて教えてもらうと同時に
タイトルの学びを本当に感じることができた点においてです。
ご覧になられてない方のために
栗城氏のプロフィールを氏のブログから引用させていただくと、次のとおりです。
(→詳しくはブログをごらんください。)
「見えない山を登る、全ての人達と冒険を共有する登山家。
1982年北海道生まれ。大学山岳部に入部してから登山を始め、6大陸の最高峰を登り、8000m峰4座を単独・無酸素登頂。2009年からは「冒険の共有」としてのインターネット生中継登山を始める。
「冒険の共有」は、一歩踏み出す人を増やすことを目的とし、見えない山を登っている全ての人達へというメッセージと共に発信。その活動が口コミで広がり、年間70本の講演を全国各地、また海外でも行う。
2012年秋にエベレスト西稜で両手・両足・鼻が重度の凍傷になり、手の指9本の大部分を失うも、2014年7月にブロードピーク(標高8,047m)に単独・無酸素で登頂して、見事復帰を果たす。
2015年には、単独・無酸素で気象条件の厳しい秋季エベレスト登山に5度目の挑戦するも、激しい風と雪に阻まれ悔しくも8150m地点で下山を決意。
これからも挑戦は続く。」
番組では、この中の4度目の挑戦と5度目の挑戦を取り上げていました。
昨年9/5からの4度目の挑戦では、
最終キャンプ(7000m地点)から先が、すごい雪で山頂まであまり進めずに下山。
しかし、それでもあきらめられず、ベースキャンプで4日間休養して、10/2から再度チャレンジ
最終キャンプまでは4度目よりもうまくいき、今度こそと思えたが、ジェットストリーム(すごい風)に遭い、8150m地点で無念の下山。
それにしても、凄い。
プロフィールにも書いてあるが、栗城氏は3年ほど前の登山で重度の凍傷になり、確か右手の親指以外はふつうの長さがなくて、登山道具やペットボトルなどがまともに握れない状態なのだ。
しかも、単独での登山。
一応下から、天候の情報だけ無線で知らせてくれるが、-40℃という極寒の中で耐えなければならないのだ。酸素が非常に薄くて、最後の1000mは「デスゾーン」と呼ばれる、平地に比べて酸素が確か1/3しかないような状態なのだ。
それを何度も、雪崩をうまく避け、アイスフォール、クレパス、滝のような氷の壁、雪をかきわけ(ラッセル)進まなければならない。
どうして、そこまでして挑戦するのか???!!!って思ってしまう。
まさに、命懸けだ。
番組では、東京生活に満たされない気持ちでいたが、登山の楽しみを教えてもらったとか。
また、退却することの必要性を同じ登山家の花谷さんに
「山を見るのではなく、自分を見て登れ」と教わったとか。
まあ、この映像等でご確認ください。その凄さを!!!
昨日、NHKで栗城さんが出ている「5度目のエベレストへ」という番組をご覧になられた方は多いと思いますが、
非常に感動的な番組でした。
それは、エベレストへ登頂するということが、とんでもなく大変だということを改めて教えてもらうと同時に
タイトルの学びを本当に感じることができた点においてです。
ご覧になられてない方のために
栗城氏のプロフィールを氏のブログから引用させていただくと、次のとおりです。
(→詳しくはブログをごらんください。)
「見えない山を登る、全ての人達と冒険を共有する登山家。
1982年北海道生まれ。大学山岳部に入部してから登山を始め、6大陸の最高峰を登り、8000m峰4座を単独・無酸素登頂。2009年からは「冒険の共有」としてのインターネット生中継登山を始める。
「冒険の共有」は、一歩踏み出す人を増やすことを目的とし、見えない山を登っている全ての人達へというメッセージと共に発信。その活動が口コミで広がり、年間70本の講演を全国各地、また海外でも行う。
2012年秋にエベレスト西稜で両手・両足・鼻が重度の凍傷になり、手の指9本の大部分を失うも、2014年7月にブロードピーク(標高8,047m)に単独・無酸素で登頂して、見事復帰を果たす。
2015年には、単独・無酸素で気象条件の厳しい秋季エベレスト登山に5度目の挑戦するも、激しい風と雪に阻まれ悔しくも8150m地点で下山を決意。
これからも挑戦は続く。」
番組では、この中の4度目の挑戦と5度目の挑戦を取り上げていました。
昨年9/5からの4度目の挑戦では、
最終キャンプ(7000m地点)から先が、すごい雪で山頂まであまり進めずに下山。
しかし、それでもあきらめられず、ベースキャンプで4日間休養して、10/2から再度チャレンジ
最終キャンプまでは4度目よりもうまくいき、今度こそと思えたが、ジェットストリーム(すごい風)に遭い、8150m地点で無念の下山。
それにしても、凄い。
プロフィールにも書いてあるが、栗城氏は3年ほど前の登山で重度の凍傷になり、確か右手の親指以外はふつうの長さがなくて、登山道具やペットボトルなどがまともに握れない状態なのだ。
しかも、単独での登山。
一応下から、天候の情報だけ無線で知らせてくれるが、-40℃という極寒の中で耐えなければならないのだ。酸素が非常に薄くて、最後の1000mは「デスゾーン」と呼ばれる、平地に比べて酸素が確か1/3しかないような状態なのだ。
それを何度も、雪崩をうまく避け、アイスフォール、クレパス、滝のような氷の壁、雪をかきわけ(ラッセル)進まなければならない。
どうして、そこまでして挑戦するのか???!!!って思ってしまう。
まさに、命懸けだ。
番組では、東京生活に満たされない気持ちでいたが、登山の楽しみを教えてもらったとか。
また、退却することの必要性を同じ登山家の花谷さんに
「山を見るのではなく、自分を見て登れ」と教わったとか。
まあ、この映像等でご確認ください。その凄さを!!!