㈱イイダアックス 相談役日記

長野県は南信州の自然豊かな下伊那郡高森町から日々の経験、感じた事、気が付いた事などを日記として発信しています。

震災後の熊本城

2017年01月30日 | 日記
日本三名城の一つと言われる熊本城を、やっと見に来ることが出来ました。
震度5弱の余震の後、震度6強の本震に見舞われたのが昨年4月17日午後9時過ぎの事。
あちこちの屋根瓦が落ち、石垣は1/3近く崩れ落ち,,,,
奇跡の石垣に寄って持ちこたえた物を見たかったのですが既に補修工事の為の準備工事で覆われて居ました。
近づく事もままならず、ボランティアガイドさんをお願いして見られる範囲を詳しく説明してもらいました。
ぐるっと周りながら説明を聞くこと1時間、奥が深くて全然聞き足り無くて時間が全く足りなかった。
補修工事予定期間が約20年強。
補修工事予算額が現時点で600数十億円以上との事で、多分倍位には膨れ上がるのでは,,,,
2019年にはせめて本丸には最上階まで上がれる様にしたいとの計画だとも。
ともかく崩れた石垣の規模が半端無くて、見れば見るほどただただ驚くばかり。
修復工事では、崩れる前の写真データーと照合しながら、石垣の石を一つ一つ元の位置に元のように積みなおすと言うのだ。
ただ積みなおすだけでも大変な事だと言うのに気が遠く成るとかのレベルではない話しだ。
熊本城の修復工事が終わる20年後に私が生きているかどうかレベルの長い話なのでは有りますが。
はてさて、工事完了後の完璧な姿をこの目で実際に見ることが出来るかどうか,,,,

本妙寺、加藤清正像、震災の爪痕

2017年01月30日 | 日記
朝からは本妙寺に出掛け、加藤清正の像を見て来ました。
道中、石灯籠の倒れている物、崩れて壊れているもの等を見掛け、震災の爪痕を感じることに。
本妙寺では多くの爪痕が見てとれ、揺れの大きさや揺れた方向等を感じることが出来ました。
そこから階段を300段程息を切らしながら上がっていくと、左右の石灯籠が全て倒れている物を目に。
加藤清正像自体は震度6強の揺れにも耐えた事を物語るようにしっかり立っていました。