人とタイヤとキーパーコーティング!

タイヤ「安全」と車「キレイ」の領域で 岐阜で専門店展開 ありがたいことです!

バーチャルカンパニー「新社長かも君」で未来がやってくるのを待つ!

2015年02月09日 | 経営
55歳という響きは仕事人生の仕上げに向かえと
ささやいている気がしてしかたありません。
節分という節目にこだわる感覚は 若い人たちには理解できないかも知れませんが
人生を振り返って「節目だった」と解かることは沢山あります。

下呂中を卒業する時 家から出たい気持ちが強烈に湧きあがり
同級生の多くが地元の高校へ進学するなかで 県岐商へ進学したのも「節」のひとつで
何気なく就職したカーディラーのセールスをしていた時
個人経営のカーショップで働きたい気持ちが強烈に湧きあがり
見境なしに辞めてしまい 土木アルバイトと喫茶店アルバイトをしながらしのいで
とうとうカー用品で働かせてもらう事が出来たのも「節」です。
それから5年ぐらいで 今度はどうしても辞めたくなり
これも見境なしに辞めて無職になったのも 振り返れば大きな「節」でした。
結局この決断がタイヤショップの開業につながったのですが
カー用品店で働いていた時は独立する気持ちはひとかけらもなかったのです。
無職になった時3ヶ月ほど鮎釣り三昧の生活をしていた時
ふと湧き上がったのが「タイヤ屋が出来るかも」という予感でした。
その予感が結局実現したののも「節」だったと思います。 

このような行き当たりばったりの体験から「節目」という不思議なリズムがあることを知ったのですが
自分で商売を始めてからいっそう「節」のもたらす予感みたいなものが研ぎ澄まされたように感じます。

それから余計に肩から力が抜けて自然体で過ごせるようになって行った感じがします。
気が付けば自然界は春夏秋冬となんとなく「節」を越えながら
季節が移ろい変わっていくではありませんか、
そしてその移り変わりに暦では 
立春とか啓蟄とか春分とか二十四節気があり
「節」という目に見えないけど確実に感じるものの存在を意識するようになりました。

早い話が 年寄りの仲間に入ったのが55歳ということでしょう。
大体過去を振り返ることがもはや年寄りの仲間なのです。

                                                

しかし亀の甲より年の功というのも事実です。
見えなかった「節」が見える感じるということは 
若さにはない武器です、これを経営に取り入れることで
会社の若返りと構造転換を進めることに役立てます。

会社のあり方が変わる 
役職のあり方が変わる
店のあり方が変わる
給与のあり方が変わる
「働き方」のあり方が変わる

大きな変化が始まりました。
会社という卵の中で黄身や白身であったのがちゃんと雛の形に育つのです。

雛が卵の中で育ちコツコツ殻を叩くのがもう外へでても大丈夫だよというサインでして
外から親鳥がその音を聞いて殻を割る手助けをすることを
「啐啄同時」と言います。・・・・少し前に「今というひとつの見方」という題名でブログに書きました。

当社にとって生まれてくるのは「車美容業」という業態です。
コラボ・ハイブリットを経て新キーパープロショップの単独出店と形をもって誕生します。
生まれてくる車美容業の最高責任者を次世代の社長に据える・・・かも。
無責任で気まぐれな「かも」を旅立たせました。

すると20年以上初代社長の私を補佐してくれたベテランスタッフは
次期社長かも君をフォローする仕事が自動的に与えられます。
このベテランスタッフ達はタイヤ専門店の主役達ですが
生まれてくる車美容業では舞台の黒子として役割りになるのです。

そこにバーチャルカンパニーの「新社長かも君」が誕生するのですから
ベテランスタッフの退職金を準備するのはもはや私の仕事でなく
黒子が盛り立てるバーチャルカンパニー社長かも君が
現実に当社の二代目社長に就任した時の仕事になるわけです。

なにやら私の責任逃れのようですが 
現実に新しい店に投資する資金を作り個人保証をするのはリアル社長私ですが
新規投資するより 今の社員の退職金を確保してくださいとは誰も言いません。

みんな困難に挑戦し新しい車美容業の地平を切り開こうとする気概に溢れているからです。
みんなで「新社長かも君」を盛り立て一体化して進もうとなったんです。


その変更で私を含めたベテラン4人はバーチャルカンパニー「新社長かも君」を神輿に担ぐ
4輪のタイヤとしての仕事となります。
今井55歳 武藤52歳 伊藤45歳 上村43歳の4本のタイヤです。(かなりの高齢化タイヤです)
専務は「総務担当かも」に変更し
スゴウ店は店長制を廃止し
タイヤとキーパーコントロラー代行としてマネージャーを置いて
店長の定義は「洗車・コーティング専門店」を任せる人として一本化します。


大きな「節」を越えて行きますよ!
長い長い旅が始まりました。

かもの編隊飛行は逆V字編隊で 
先頭を飛ぶリーダーが引っ張りながら 
疲れると先頭が最後尾にポジションを変えて
二番手が先頭に変わり集団を引っ張るそうです。

無責任で弱々しいかもで 大丈夫というのが「かもの法則」です。















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