人とタイヤとキーパーコーティング!

タイヤ「安全」と車「キレイ」の領域で 岐阜で専門店展開 ありがたいことです!

行ってよかった東京  「お客様のために」と発想するな!

2015年02月19日 | 経営
ヨコハマゴム(株)様の感謝式に出席させていただきました。
その記念講演は鎌田洋先生のCS顧客満足に関するもので
ディズニーランドでの勤務経験を通じて学ばれた
体験を踏まえてのお話でものすごくためになり、
早速ご著書をアマゾンで注文しちゃいました。

この話を聞けただけでも東京へ行った価値を感じました。
その講演のなかで私の頭に浮かんだのはタイヤ販売ではなく
洗車・コーティング車美容商売への応用できる
使いこなせるといった思いでした。

なんでも強欲に学ぶうちに 
ベストマッチングの機会があるものですが 
今回の講演はまさにそれだと感じました。






講演会に続く懇親立食パーティーで ひたすら飲んで食べて爆睡して一日目が終わりました。


                                                  

次の日(昨日)は単独行動で 洗車・コーティングビジネスの
キーパーラボさん見学の予定をたて 板橋店さんと埼玉県の草加店さんの訪問です。
そのためには鉄道にのっての移動です。
強力な助っ人に道案内をお願いしました。・・・・(東京在住の息子です)
そうでなくては行き先も乗り換えもホームもわかりません。

キーパーラボ板橋店さんです。
コーティングブース5台分です。






カー用品店さんの敷地の中にあり 交通量のある道路沿いでなく
ネットでの集客が多いとのことでした。

                                                   
キーパーラボ草加店さんです。
コーティングブース4台分です。




セブンイレブンの敷地内に併設されていて
駐車場は共有ということで 
普通にトラックが店先に駐車して
不思議な感覚を味わいました。


                                               

今回の講演会や見学で再確認した事は
売り手として「お客様のために」と発想してはダメだということです。
「商売はお客様のために」じゃないんですか? と当然の質問があろうとおもいますが
「お客様の立場にたって」発想することに尽きるます。

なぜかといえば「お客様のために」という発想する心の奥底には
「お客様はこうあるべき」という決め付けが存在します。

例えば「タイヤ専門店」は品質の良いモノをなるべくリーズナブルな価格で提供する役割りがあります。
すると「品質の良いもの」=「国産品」といういうこだわりを持ってしまいます。
これはこれで素晴らしいのですが 
「お客様は今回最低限の価格で」というニーズをお持ちならば
国産品で提供する価格と折り合いません。
すると接客に当ったスタッフは「お客様のために」良いモノを勧めたけど
買ってもらえなかった。 こうなるのです。
お客様はきっと自分のニーズに合うネットまたは他店でお買い上げになったはずです。


こういった傾向は真面目なスタッフが陥りやすいものです。
「お客様の立場に立って」というなら 
まずはお客様の真意を見抜いて 
最重視が価格なら最低価格で提供できるネット調達品をすすめ
価格も性能もというお客様には そういったタイヤを提供する、
自由自在性が発揮できてよりお客様の信頼もいただけるのです。

お客様のそれぞれのニーズに対応する原点が「お客様の立場にたって」であり
「お客様のために」と発想することが いかに傲慢で決め付けであるにもかかわらず
その本人は「しっかり仕事している」と思ってしまうことにさらに問題がでるのです・
スモールタイヤ商売は「お客様の立場にたった」商売でしか成り立たないのです。


その発想が車美容業 洗車・コーティング専門店では
自然な姿で!仕事の流れの仲で!「お客様の立場に立った」ビジネスが
無理なく実現できています。

「美・キレイ」といった無限の価値を 
時間・料金という有限のモノサシに置き換えてお話を進めることから始まるからです。
そのお客様の求められるキレイを伺ってから 
それを実現するのですから 「お客様の立場にたって」提案するしかないのです。
これがテンナイ受注と呼ぶこの商売の核心部です。
タイヤビジネスと洗車・コーティングビジネスを同時に眺めて
人を育てる事が可能なのは言うまでもなく後者であるのです。
「自ら聞きに回ること」 
それが新しい視点・正しい視点を再発見させてくれます。
ただ与えられるのを待つだけでは自己革新は厳しいかも!です。






コメント
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