✳︎写真は羊ヶ丘の紹介HPよりお借りしました。
今回はなんとなく、神さまと私のつながりが強くなったのではないかという、北海道でのお話。
父の転勤で2年間、北海道に住んでいた時期がありました。最初に住んだ地は羊ヶ丘でした。
この地は
「Boys,be ambitious like this old man」
(この老人=私のように、あなたたち若い人も野心的であれ)、
一般的には「Boys,be ambitious!」
(少年よ、大志を抱け!)
で知られているWilliam Smith Clarkの銅像があります。ウィリアム・スミス・クラークは北海道の開拓の父といわれています。
✳︎「青年よ、利己のためや はかなき名声を求めることの野心を燃やすことなく、人間の本分をなすべく大望を抱け」と述べたという説もあり、諸説あります。利他の心ということですね。
雪深く、広大な地で、道産子が引く馬車に乗った記憶があります。
北海道ではキリスト教の影響大!
数ヶ月でさらに札幌の中心よりの場所へ引っ越した私は、幼稚園へ通うようになったのですが、北海道は教会が多くて、通っていたのはキリスト教の幼稚園でした。特に洗礼を受けた訳でもなく、たまたまそこしか幼稚園がなかったからだと母は話しています。
断片的なシーンしか記憶にないのですが、土曜日には首から下げる袋にお米を入れて礼拝に行き、お供えをしていたそうです。聖書の赤線が引かれた場所を覚えたり、暗唱していたりしました。賛美歌ももちろん、歌っていました。いまだに一つは言えたり、歌えたりするので、子どもの時の教育は大切だと実感します。
じつは早くから文字が好きで、なんと書いてあるのか知りたくて、母に漢字の横にふりがなを振ってもらい、幼稚園に入る前から本を読んでいました。この頃から、好奇心のかたまりだったのですね。
そして北海道といえばアイヌとコロボックル。編集者・作家である佐藤さとるさんの影響は絶大で、コロボックルは本当にいると信じていました。宮崎駿さんの借りぐらしのアリエッティ、小人と靴屋なども小人の話ですね。本を読み、空想の世界の住人になった私が、文字を扱う仕事をしようと決めたのも必然だったのかもしれません(笑)。
将来の夢は牧師か修道女?
当時の私は空想と神さま(この時はイエス様)影響で、というよりトラピストクッキーの影響?でトラピチヌス(修道女)として、函館でクッキーを焼き、神様にお仕えするのもいいなと思っていました。牧師さんも人を悩みから救うお仕事と認識していたのですね。
父の死がなければ、もしかしたら修道女か牧師さんになっていたかも😁。
✳︎写真はHPよりお借りしました。函館トラピスト教会で作られています。
にしても、素直なので染まりやすく、何かお願い事があると、いつもお祈りをしていました。ちょっと変わってますね💦この2年間はとにかく、イエス様との月日を過ごしていました。学んだのは博愛主義の精神ですね。
今回、お話を書きながら、面白い偶然を発見。クラーク博士は北広島市で「少年よ、大志を抱け!」といわれたそうです。
最初、私は広島県の話をしていたのかと思ってしまいました。以前、広島で仕事をした話を書きましたが、その滞在場所は広島県北部の地。そして、取材させていただいた前・村長さんになぜかいきなり「あなたはキリスト教信者かい」と聞かれてびっくりしたことを思い出しました。北海道の2年間を過ぎてからは、教会に行くこともしなくなり、ほとんど忘れていたからです。
同じ神様でも、実在した神様との出会い。ムー的なお話だと、東北にイエスが来ていたとか、じつは双子だったなど、謎が多い人物でもありそうです。一説には生まれ変わりが何年か前に誕生しているという話もあったりして。
神社⛩やお寺など、日本の神様とのつながりについてはまた次回に。
人それぞれ、八百万神さまがいればそれだけのつながりがある日本の神さま。日本に生まれてよかったなと思います😌。

最後に。天使に見えた雲。背中に羽が生えてるように見えたので、思わず、パチリ。
天使ミカエルさん?(笑)。
回顧録におつきあいいただきありがとうございました😊。