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空想のねじ

好奇心のおもむくままに、チャレンジしたこと、行動したこと、感じたこと、思ったことを綴っていこうと思います。

横浜〜戸部杉山神社〜

2020-09-30 12:21:00 | 神社・仏閣巡り
横浜に行くにあたって、初めに周辺を検索したときに一番最初に目についたのが杉山神社でした。神社の関連写真を見ていると、狛鼠の石像の写真があったのですが、このとき今年の初めに子年の友人が「狛ねずみが眷属の神社が横浜にあるから行こうと思ってる」という話をしていたことを思い出したのでした。

今回は、天照大神(伊勢山皇大神宮)から大国主命(杉山神社)の順番に参拝。過去にが出雲大社へ参拝しようと何度計画を立てても、その都度、予定があわなくなって行くことができなかったのに、伊勢神宮参拝した年にはパパッと出雲大社行きが決まって参拝できたのでした。もしかしたら順番が大切なのかもしれないと思ったので、今回もその順番にしてみました。

伊勢山皇大神宮で子之大神を見てなぜ驚いたかというと、杉山神社が第一目的なのに、同じように子の神さまがお祀りされていたからです。北区王子の七社神社の境内にも「子の石」というのがありました。

↑これですね。

今年は子年ですが、特に意識しているわけじゃないのに不思議です。子之大神、そして杉山神社のご祭神は大己貴命(大国主命)。そういえば、去年に参拝した神田神社、気多大社、今年参拝した須賀神社にも大黒さまがいらっしゃいましたね。

朝蜘蛛は大黒様が乗ってくる!?

横浜に出かける日の朝、神棚の供物を下げようとしたときのこと、お米の容器の辺りから、蜘蛛がポーンっとこちらに向かって飛んだかと思うと目の前でダイブ。糸を出しながらツーっと下に降りたかと思うと、瞬く間に姿を消しました。あまりの華麗な動きに呆気にとられた私。
じつはここ数日、神棚の辺りに蜘蛛がいるのです。部屋には他に数匹いるのですが、寝室の蜘蛛などは明らかに私が見てると、「見つかっちゃった?」というような動きをし、挙句には上を向いて死んだフリまでする始末。まるでテレパシーで会話しているかのようでした。

なんだろなーと思っていると、私が読んでいるブログの方が朝蜘蛛には大黒さまが乗っていらっしゃると書いている記事を発見。もしかしたら、今回は大己貴命に呼ばれたのかもしれませんね😁

近辺に点在する数が多く
謎が多い杉山神社

前置き話が長くなってしまいましたが、話を杉山神社に戻します(笑)。

家に帰ってから杉山神社を検索しなおしてみると、今回参拝した戸部杉山神社以外にも、たくさんの杉山神社⛩。びっくりです。

なぜなのか気になりますね。
出雲一族が広めて信仰が広まったらしいのですが、付近に点在する杉山神社、神社名は同じでもご祭神がバラバラだそうです。なぜ〜?😱

ご祭神
大己貴命(出雲大社より勧請)
大黒天と習合した大己貴命(大国主命)を祀るため、「ハマのだいこく様」とも称されます。

打出の小槌、発見😊

ねずみがいる御朱印は、今年限定だそうですよ

ねずみの石像を回して願掛け

社殿の両脇には狛犬さんがいるのですが、その手前、手水舎のすぐ近くに狛ねずみさんがいます。

ここでねずみさんたちの向きが揃っていないことに気がついた方は、すばらしい観察眼(笑)。

右がオス。

左がメス。

ねずみさんは、台座からくるくる動くようになっていて、男性は右のねずみ、女性は左のねずみの前に立ち、お願いごとをしながらひと回りさせるのです。男性は右回り、女性は左回りです。
お願いごとが叶いますように。🙏

境内社
✳︎五社殿

「おしゃもじさま」と呼ばれた社宮祠社の他、天神社・稲荷社・山王社・厳島社・浅間社・三峯社を祀っています。他の方がhpにも書かれてましたが、確かに五社ではないですね。

✳︎聖徳太子殿


平成18年に黒沢年雄さんが寄進した大国さま。
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横浜でのおみくじは、今回の伊勢山皇大神宮で引いたおみくじだけで末吉。今の私に最適なお告げをお願いしたのですが、その結果がこれ↓

一言一言胸にささります(泣笑)。
さらに下段には「愛情がありながら打ち明けられない」って💦。今まで見たことがない文でした。😅 まったくもって、とにかく今は辛抱の時期のようです。英気を養わないと。

ちなみに、

悪いおみくじを引いたとき

「神様、この運勢いりませんので、

 どうか引き取ってください」

と言って、もう一度引く


といいらしいですよ。

私も今度やってみようかな😌


このブログでは、神社話100番目!

まだ書いてない神社がいくつかあるので、知らぬ間にたくさん回ったなあとびっくりしてます。

引き続き、よろしくお付き合いくださいませ。


次はヨゲンノトリ?

2020-09-29 23:32:00 | 日記


今日は、職場でヨゲンノトリのお菓子をいただきました。ヨゲンノトリってなんだ?と思ったら、言い伝えがありました!
安政5年(1858)にコレラが大流行したらしいのですが、このとき現れた不思議な双頭の鳥。市川村(いちがわむら:現山梨市)の名主である喜左衛門がしるした「暴瀉病流行日記」(ぼうしゃびょうりゅうこうにっき)の8月初頭の日記に書かれていたといいます。

双頭の鳥は石川県の白山に現れ、

「我らの姿を朝夕に仰ぎ、信心するものは必ずその難を逃れるだろう」

と伝えられたといいますから、
アマビエみたいですね。☺️

ちなみにヨゲンノトリというのは山梨県立博物館で名付けたみたいです。
昔の言い伝えとは、本当に不思議ですね。

お菓子は後でゆっくりいただきます


横浜〜伊勢山皇大神宮〜

2020-09-27 18:18:00 | 神社・仏閣巡り


久しぶりに横浜まで足を運ぶので、近くの神社を検索してみて見つけたのが伊勢山皇大神宮。
ショーン・タンの世界展の前に参拝です。この辺りは紅葉坂から始まってかなりの坂道でした。



七五三のお宮参りで境内は大賑わい。

ご祭神
天照大神

関東のお伊勢さまとして広く崇敬を集めているとありました。この辺りには、成田山や宮崎という地名があって、由来を調べたら面白そうだなと思いました。



◉御本殿
木札には
「御本殿は伊勢神宮第六十一回式年遷宮の時に建てられた西宝殿(内宮)を格別のご配慮を以って譲与されましたーー」
とあります。
本殿は境内社の三輪神社側の横から見ることができました。

✳︎境内社

◉杵築宮(きづきのみや)
ご祭神
 子之大神(大国主命)
野毛・桜木町一帯の氏神さまで、社殿焼失のために杵築宮に合祀されたそうです。
 豊受姫大神
 姥大神



◉大神神社(磐座)
ご祭神
 大物主大神
奈良県の三輪明神大神神社の御分霊で、磐座と呼ばれる古代の祭祀場の姿を再現しています。お社はなく、岩が鎮座しているのが見えますか?


ここでこぼれ話。パンフレットに書いてあるのですが、明治三年の遷座祭に日本初のアイスクリーム屋が出店し、アイスクリームが広まったとあります。横浜ならではのエピソードといえますね。

この後に杉山神社へも参拝したのですが、伊勢山皇大神宮で子之大神がお祀りされていたので、じつはびっくりでした。

なぜかは、、、

次回に続きます(笑)。

ショーン・タンの世界展

2020-09-27 14:00:00 | 日記



ショーン・タンさんが描くキャラクターに惹かれて、すごく久しぶりの美術展。そしてこちらもまた久しぶりの横浜へ。

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ショーン・タン
Shaun Tan

1974年オーストラリア生まれ。幼いころから絵を描くことが得意で、学生時代からSF雑誌で活躍。西オーストラリア大学では美術と英文学を修める。オーストラリア児童図書賞など数々の賞を受賞。2006年に刊行した『アライバル』は現在23の言語で出版されている。イラストレーター、絵本作家として活躍する一方、舞台監督、映画のコンセプト・アーティストとしての活躍の場を拡げている。約9年の歳月をかけて映画化した『ロスト・シング』で2011年にアカデミー賞短編アニメーション賞を受賞。同年、アストリッド・リンドグレーン記念文学賞も受賞。『内なる町から来た話』で2020年にケイト・グリーナウェイ賞を受賞。
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ショーン・タンは、約5年におよぶ制作期間を経て、2006年に移民をテーマにしたグラフィック・ノベル『アライバル』を発表しました。テキストを使わずに緻密にイメージを組み立てて作りあげたこの物語は、すぐさま国境を越えて世界中の人々を驚かせました。
本展は、ショーン・タンの全面的な協力のもとに開催される大規模な個展です。彼が最初に絵と文を手がけた絵本『ロスト・シング』から最新作まで原画と習作のほか、スケッチ、映像作品、変ないきものを模った立体作品を含め約130点の作品を展示し、彼が作る奇妙で懐かしい世界をご紹介します。

ショーン・タンさんの作品を見るのは、今回が初めてでした。緻密な鉛筆画や油絵の作品、映像などが展示されていましたが、コンパクトな空間にまとめられていました。やっぱり、鉛筆画はいいですね。


エリックを見ると、なぜかアランジアロンゾの悪者を連想してしまう私(笑)。



に、似てる??


横浜そごう35周年のイベントのようですね。
デザートプレート、気になりましたが横浜の人混みの多さを見て、早々に退散しました💦



大六天社と東山稲荷神社

2020-09-22 00:00:00 | 神社・仏閣巡り
氷川神社を後にして、次に向かったのは大六天社。単純に近辺の神社を探して出てきた中で名前に惹かれたという理由でした。

案内に従って行くと、目の前に階段。この辺りは高低差がある土地柄なんですね。

階段を登り切ると、ウサギとフクロウの像がありました。上から見たほうが急な坂道だとわかるかな?心臓バクバクでした。

古い神さまを祀る大六天社


辿り着いた大六天社は、道の脇にあるこじんまりした場所にありました。


★大六天社
ご祭神
面足尊
猿田彦尊

面足尊は、神世7代の6番目の神さま。配偶神に阿夜訶志古泥神(あやかしこねのかみ)がいます。熊野速玉大社のご祭神でもあるのですね。
とても古い神さまですね。道祖神さまのように、地域の方に親しまれている神さまのようです。
熊野古道、いつか行ってみたい。

◉神世7代(かみのよななよ)
(古事記)
1.国之常立神(くにのとこたちのかみ)
2.豊雲野神(とよぐもぬのかみ)
(以下、配偶神)
3.宇比地邇神(うひぢにのかみ):男神
3.須比智邇神(すひぢにのかみ):女神
4.角杙神(つぬぐいのかみ):男神
4.活杙神(いくぐいのかみ):女神
5.意富斗能地神(おおとのぢのかみ) :男神
5.大斗乃弁神(おおとのべのかみ):女神
6.淤母陀琉神(おもだるのかみ) :男神◎
6.阿夜訶志古泥神(あやかしこねのかみ):女神
7.伊邪那岐神(いざなぎのかみ):男神
7.伊邪那美神(いざなみのかみ):女神

日本書紀)
十一柱七代の神を神世七代としている。
1.国常立尊(くにのとこたちのみこと)
2.国狭槌尊(くにのさつちのみこと)
3.豊斟渟尊(とよぐもぬのみこと)
(以下、配偶神)
4.泥土煮尊(ういじにのみこと)・
   沙土煮尊(すいじにのみこと)
5.大戸之道尊(おおとのぢのみこと)・
   大苫辺尊(おおとまべのみこと)
6.面足尊 (おもだるのみこと) ◎・
   惶根尊 (かしこねのみこと)
7.伊弉諾尊 (いざなぎのみこと)・
   伊弉冉尊 (いざなみのみこと)
Wikipediaより。◎が該当神。

東山稲荷神社⛩へ

大六天社から、元に戻るかたちで向かったのが、東山稲荷神社です。近くには小学校と中学校があり、おとめ公園の敷地に隣接していました。


おとめ公園は緑地公園で池などもあり、そこそこの規模がある公園でした。せっかくなので公園をつっきり反対側へ。





かわいらしい狐さんは巻物を加えていました。

★東山稲荷神社
ご祭神
宇迦之御魂神・佐田彦神・大宮能売神

伏見稲荷大社の三神さまですね。下落合 氷川神社にも祀られていました。立派な千木の神明造りの社殿にびっくりしました。ふだん人があまり来ないのか、ひっそりしていました。


ご由緒によると、源経基が927(延長5)年初午の日に京都稲荷山より勧請・創建したのを始まりとしており、東山稲荷の神から受けた御神託によって平将門の謀反を察知し朝廷に報告した功が認められ、天皇より源姓を賜ったといいます。源氏一族の氏神さまとして篤く信仰されていた由緒正しき神社なのですね。藤の大木があったことから「藤稲荷神社」「富士稲荷神社」とも呼ばれていたそうです。

下落合を通る西武新宿線沿いには、東伏見稲荷神社があります。京都伏見稲荷大社のご分霊を祀る神社で有名です。伏見稲荷大社の三神さまが祀られている神社が近くに点在しているのも、何か理由があるのかもしれませんね。

書くのに調べていて知ったのですが、東山稲荷神社の御朱印は下落合 氷川神社でいただけるそうです。調べていけばよかった😓

たまにはふらりと探索も楽しいですね。