6年ほど前に台湾に旅したときに、ガイドさんが言っていたことをふと思い出しました。
えーっ!そんなやり方でいいの?!
とびっくりしたのですが、、、。
台湾では占いで採用を決めるらしいのです。
詳しいことは覚えていないのですが、
なんでも、、、
経営者の干支と面接者の干支を調べて、経営者から見た相性のよい干支の人を選ぶのだとか。年月も経っているので、今はどうなのかわかりませんが、かなり衝撃を受けました。
それでうまくいくのかなあと。
会社勤めをしていると、
「なんであの人が採用されたんだろう」
「あの人を採用したの誰?」
という声が聞こえてきたりします。
数年前、実際に自分が派遣社員の面接に立ち会う立場だった時に経験や実績がいくらよくても会社にあうか(仕事に馴染めるか)、メンバーとうまくやっていけるのかは、面接の時間だけでは本当にわからないと痛感する出来事がありました。
今は今で、こちらから聞いてはいけないことがあったりとさらに窮屈で理不尽なことになっているという話も聞こえてきます。派遣法改正の3年しばりで長く一緒に仕事をしてきた仲間とこの1年でお別れとなり、グループの3分の2が入れ替えとなりました。切磋琢磨してきた信頼のおけるメンバーとの別れの影響は大きく、仕事がしにくくなる一方に。特に形式知ではなく、暗黙知で回っている仕事なので余計に大変となっています。
昔のように人を育てる企業風土はなくなりつつあるし、派遣社員が増えたり、社員、嘱託社員、パートと、いろんな職業形態が混ざり合った中で仕事をしていかなければいけない分、問題は細分化され、複雑になっているように思います。誰がきてもマニュアルを見ればできる業務整理を、、、などといわれると、専門職でさらに技を盗め、仕事は自分で作れ、などといわれて仕事をしてきた私には簡単には容認できるものではなく。
閑話休題
台湾の話は、当時の感想から変わって、個人の資質などとは一切関係なく、選考から落ちたとしても自己否定されたような気分になって凹むこともなく、もともと縁がなかったのねーっと、なんとなく納得してしまう、ある意味お互いにやさしい選択方法なのかなと思えてきました。
振り返ってみれば私の場合も、不思議な縁?で今の仕事を続ける礎が築かれていました。7年みっちり実務を教わったわけなのですが、その会社に入った経緯がやや普通ではないかもしれません(笑)
最初に入った会社で一年経った頃、上司が経営する小さな会社に誘われて移籍したのですが、上司の奥さん(のちに私の上司)のお母様がなにやら不思議な力を持っていらっしゃったようなのです。なんでも琉球王朝の末裔という由緒正しい家系の方だったのですが、お会いしたこともないのに、背が高くて一番若い子にしなさいと言われて声をかけてくださったとか。神がかっていますね(笑)
果たして、その時代、その場所で私がどこまでご期待にそうことができたのかはわかりませんが、私には実り多き時代であったことは事実であり、今こうして自分がいられるのも偶然?必然?の縁があったからだと感謝しています。この時代には、興味深い出来事が多々ありましたが次の機会にでも^_^。
縁は偶然か必然か。
私たちが暮らしているこの世の中では、偶然も必然もあると思っています。でも、もしかしたら、全て必然なのかも!?しれませんね。神のみぞ知る??