東口本宮浅間神社の次に向かったのは、北口本宮浅間神社(山梨県富士吉田市)です。富士山吉田口登山道の基点に鎮座しています。
✳︎ご由緒(HPより一部抜粋)
景行天皇40年(西暦110年)、日本武尊ご東征の折、足柄の坂本(相模国)より酒折宮(甲斐国)へ向かう途中で当地「大塚丘」にお立ち寄りになられ、そこから富士の神霊を親しく仰ぎ拝され「北方に美しく広がる裾野をもつ富士は、この地より拝すべし」と仰せになりました。よって大鳥居が建てられ、大塚丘に浅間大神と日本武尊をお祀りし、当社の創建となりました。
天応元年(781)、富士山の噴火があり、甲斐国主の紀豊庭朝臣が卜占し、延暦7年(788)、大塚丘の北方に社殿を建立しました。これが現在社殿のある地で、ここに浅間大神をおうつしし、大塚丘には日本武尊をお祀りしました。
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✳︎ご祭神
木花咲耶姫命、彦火瓊瓊杵尊、大山祇神
木花咲耶姫命と彦火瓊瓊杵尊の夫婦神と木花咲耶姫の父神・大山祇神がご祭神なのですね。
木花咲耶姫命は、富士山の女神で、芸能の神、酒造の神、養蚕の神で水を司る神さまでもあります。彦火瓊瓊杵尊は神武天皇の曾祖父神様で、海幸彦・山幸彦の父神様であり、金劔宮にも祀られています。
大山祇神は、総ての山の神さまです。
★境内社
1.八幡社
2.恵毘寿社
3.神武天皇社
4.祖霊社
5.日之御子社
6.池鯉鮒社
7.倭四柱社
8.日枝社
9.日降社
10.愛宕社
11.天津神社
12.国津神社
13.天満社
14.三殿社
15.三神社
16.風神社
17.諏訪拝殿(諏訪神社)
18.下諏訪社
19.子安社
20.稲荷社
21.青麻社
22.大塚丘
◉参道
両側に石灯籠が続き、風情がありました。
◉ 仁王門礎石
◉角行の立行石 白梅が雪のようでした。
日本武尊が祀られる大塚丘
境内図の右上にある「富士登山道吉田口」の入り口。鳥居から出て5分ほど歩いた先に大塚丘があります。ご由緒に出てきた場所ですね。
境内の中でひときわ存在感のある諏訪神社
富士山のふもとにある神社になぜ諏訪神社が祀られているのでしょうね。今年に入って参拝した素盞雄神社にも諏訪面がありました。調べていくと奥が深そうです。
富士山の形をした御神輿。
2種類の御朱印
こちらの神社では、2種類の御朱印がいただけました。
出かけた時は雨予報だったのですが、ここまではなんとか小雨ですんでいました。山宮浅間神社までには、絶対晴れて!と心の中で強く願っていました。
さて!結果はいかに。続きます。