空想のねじ

好奇心のおもむくままに、チャレンジしたこと、行動したこと、感じたこと、思ったことを綴っていこうと思います。

湯島聖堂と神田神社と餅いなり

2023-08-27 21:00:00 | 日記
今日は巳の日で、久しぶりに神田神社へ。
お茶の水駅から歩いて行くことはあまりなかったのですが、改めてこのルートが断然近いことに気がつきました😅。

今日歩いていて、どうしても気になったのが、湯島聖堂。


引き寄せられるように中へ。


大成殿(孔子廟)


湯島聖堂(ゆしませいどう)は、東京都文京区湯島一丁目にある史跡。江戸時代の元禄3年(1690年)、江戸幕府5代将軍徳川綱吉によって建てられた孔子廟であり、後に幕府直轄の学問所となった。JR中央線御茶ノ水駅聖橋口からでて、聖橋を渡り右手の森の中にあり、「日本の学校教育発祥の地」の掲示がある。
(Wikipediaより)


鬼龍子鬼犾頭がなぜかとても気になりました。屋根の上にあったからなんですね。

噴水のようなモノが見えますが、水が上へ噴き出している様子なのかな?
湯島聖堂の名前は知っていたけど、詳細については気にしたことがなく、今日初めて調べました💦
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神田神社を上から撮影できる場所を発見☺️

今年は少彦名命御奉祀百五十年記念で、写真は限定御朱印。この御朱印のイラストを描いている龍画家エサカマサミさんの龍画展も今日が最終日ということで観に行きました。



見終わり帰ろうと階段を降りていくと、タイミングよくご本人に遭遇。ちょうど来展して説明を聞きにいらした女性3人組にお声がけいただいて、私も一緒にお話を伺うことができました。

最後は一緒に記念撮影にも入れていただきました。☺️そのまま、3人組の方たちとは話がはずんでご縁につながりました。

最後の写真は、餅いなり。神田神社の参道にあるお店で買いました。美味しかったです。😋


新潟 佐渡島の旅

2023-08-25 07:07:00 | 旅行
神社巡りの前に、佐渡島の豆知識。

運転手のSさんと佐渡島の建築物や観光地の話をしていると、「◯◯が流されて来て」というワードが何度も出てきます。


その度に、あぁ、歴史上では何かあると島流しの刑に処されていたなと。韓国ドラマの時代劇を見ていても、よく目にするシーンです。世界中で流刑はあるのでしょうが、最初に行なったのはどのくらい昔で、どこの国だったのでしょうね。ふと、そんなことを思いました。

ちなみに佐渡島は奈良時代にはすでに一国と認知され、流刑地と定められたといいます。
※HPより転載

◎佐渡島へ流刑に遭った主な歴史上の人物
722年 万葉歌人 穂積朝臣老(皇室批判)
1221年 順徳上皇(承久の乱で勢力争いに敗北)
1271年 日蓮聖人(鎌倉幕府や他教を批判)
1434年 大和猿楽結崎座の猿楽師
     観世流(能) 世阿弥

貴人や文化人。江戸時代までは、政治犯や思想犯が流刑の大半を占めていたそうです。

善悪は一方から見るから成り立つものであり、善がなければ悪もない。その逆も然り。歴史は時の勝者のものであるとすれば、敗者が歴史から消されていくのも常です。よく言われる言葉ですが、お互いの立場から見ればそれぞれの主張は正論なのですよね。

俯瞰する立場からすれば、善悪もない、それぞれに良さがあるし欠点もある。何を感じて、何を思うか。自分はどうしていったらいいと思うのかーー。そうやって公平さの判断基準を人は作ってきたのでしょうか。

ちょっと大袈裟になりましたが、佐渡島にいると、そんな視点や考え方を持っていたからこその歴史や島民性があるのかもしれないと、理屈抜きで感じさせる何があるように思います。

世阿弥は佐渡島に能を広め、神社の境内には立派な能舞台があるところが少なくありません。全国の3分の1の能舞台があるとは知りませんでした。佐渡島に渡る前日に、有形文化財の二宮神社の社殿が全焼したというニュースが流れてきてびっくりしました。

今回の旅がなければ、佐渡島に寺社仏閣が500以上もあることなど知る由もありませんでした。佐渡島にいながらにして四十四カ所巡りもできるんだそうです。

金鉱山やたらい舟、海水浴、サイクリング、キャンプ、歴史的建造物など、佐渡島は魅力たくさんです。熊、鹿、猿、狐がいないので、農作物が荒らされることもなく、30度以上になることもほとんどないといいます。今年は暑かったですけどね💦田園地帯も広がっています。

そして、航空自衛隊入間基地の佐渡分屯基地もあります。妙見山にレーダーサイトがあります。島の向こうには、ロシアと朝鮮半島。離れた場所にいる私は日頃あまり意識していませんが、島の人は危機意識を常に持ち合わせていらっしゃるのかもしれません。

1日にも満たない滞在でしたが、五感で受け取った情報はとてもたくさんあったように思います。

続きます。

※下記の方のHPがわかりやすかったので、もっと知りたい方はこちらからどうぞ。流刑地のイラストもお借りしました。

佐渡島は流人の島と言われていますが、今佐渡に住んでいる人たちは島流しされた人たちの子孫ですか? | 伊坂プレス

  流罪とは、罪人を都から辺境の地や島へ追放する刑罰のことで、特に島へ追放する場合は「島流し」と呼んでいます。流刑は、死刑に次ぐ重い刑罰です。古代日本の律令制...

伊坂プレス

 


新潟一宮巡り 度津神社

2023-08-18 08:18:00 | 神社・仏閣巡り


※佐渡汽船HPより

続きの前に豆知識。
佐渡島への渡航方法のお話しです。佐渡島への海路は、新潟港から行く方法(両津港着)と、直江津港から行く方法(小木港着)があります。

コロナ禍の経済的理由によって、一時期は存続も危ぶまれたようで、ここ最近になってからようやく安定してきたようです。

今回、私が利用したジェットフォイルは、新潟港〜両津港(佐渡島)しか運航していません。カーフェリーは、新潟港〜両津港間と直江津港〜小木港間(佐渡島)があります。※2023年8月現在

佐渡島の移動手段はレンタカーでしょう!と思っていたのですが、事前の問い合わせでは予約でいっぱいですといわれてしまいました。それに旅行前には仕事が忙しくて、行きたいところも決めきれておらず、ペーパードライバー歴が長いので、不安もありました。

ということで、今回はタクシー会社におまかせすることにしました。一宮の度津神社以外については相談しながらという見切り発車です。

いよいよ度津神社へ!


一宮の度津神社⛩があるのは、小木港寄りで、両津港周辺からだと片道約1時間ほどかかるため、朝7:00にタクシーに迎えに来てもらいました。

神社の周辺は田園や山に囲まれていて、隣の家との間もかなり距離がありそうな場所でした。電灯がないので夜は真っ暗で知らない人は迷うでしょうねと、タクシーの運転手さん(以下、Sさん)。

度津神社には、荷台のある軽トラが20台ほど停まっていました。何事?😳と思って見渡すと、たくさんの人が神社を掃除していました。
近くお祭りがあるということで、氏子さんたちが朝から集まって神社の掃除をしていたのでした。


そんな中を恐縮しながら、
一段一段、階段をゆっくり昇っていくと、
素敵な社殿が見えて来ました。

度津神社(わたつじんじゃ)
 ご祭神 五十猛命


お酒をお供えしました。本数に意味はないのですが、この旅が八海山でつながったご縁に感じていたので、佐渡島でもたまたま見つけた八海山を買い足しています。「魚沼」は、当初から度津神社にお供えしようと、新潟に着いた日に買って持ち歩いていました。


本殿横には、獅子舞の獅子がガラスケースに入っています。もともとは赤かった獅子が黒光りしているのか、もともと黒いのかーー。
掃除も終盤で、清潔感の漂う拝殿と境内でした。ちょうど朝日と煙が交差して、とても幻想的な写真が撮れました。

私が帰る頃には、氏子の皆さんは和気藹々、配られたアイスを頬張りながら冗談を交えて談笑モードでした。

御朱印も、周りの人が神主さんに声を掛けてくださいました。


氏神様を中心に、そこに住む人たちがひとつになって、神社を大切にして皆んなが仲良く暮らす、一見ふつうに見える日常生活がうらやましく思えました。離れた立場から見るからこそ感じるものなのかもしれません。幼き日に過ごした日本の良さを懐かしく感じました。

続きます。


新潟 佐渡島の神社巡り

2023-08-12 18:18:00 | 神社・仏閣巡り
弥彦駅から新潟駅までローカル線の旅。

バスに乗り込み、新潟港へ。
長岡の花火大会、新潟市のお祭りと夏祭りが続いていたので、道が混んでいたらどうしようと思っていましたが、昼間ということで目立った交通渋滞はありませんでした。

ジェットフォイルの予約時間までに時間があったので、佐渡汽船のターミナル内で遅いランチにすることにしました。
気になるメニューは、佐渡うどん。
アカモク入りだそうで、噛めば噛むほど、磯の香りとアカモクの風味が口の中に広がって、とても美味しかった😋ツルツルの喉越しとコシのある麺は、蕎麦のように次々と胃の中へ消えていきました。

佐渡に行かれる際は、ぜひお試しを。☺️

14:30乗船→15:37到着で、1時間ぐらいの船旅。ジェットフォイルは、揺れも少なくて、とても快適でした。
写真は、さどトリコさんから転載させていただきました。

いよいよ佐渡島初上陸!



少しだけ、海外に来た気分になれました☺️

タクシー乗り場で運転手さんに交渉し、海岸線沿いの観光地(ほとんど神社)へ連れて行ってもらいました。

★津神神社
 ご祭神
 底筒男命
 中筒男命
 表筒男命









★八大龍王社
 ご祭神 八大龍王




★風嶋弁財天
 ご祭神 弁財天

こちらの神社は無人ですが、書き置きの御朱印が置いてあったり、神米が置いてあったりと、参拝者に向けての心遣いが細やか(笑)。可愛らしい雰囲気のお堂でした。神米は奉納したものとのことで、運転手さんにお裾分けしました。

★赤亀岩


並べてみると、亀に見えますね。☺️

横から見ると、こんな感じ。
佐渡島一日目の観光はこうして終わりました☺️。

おまけ話

今回泊まった旅館のお話。
かなり古く、チェックインもチェックアウトも
ない感じで😅、泊まった部屋の床も一部抜けそう、、、。トイレの手洗い場にはゲジゲジがっ😱久しぶりに見ました。楳図かずおの漫画を思い出しました💦

あちこちに物が散在していて、温泉♨️風呂もお世辞にもきれいとは言い難くーー。エアコンをずっとつけっぱなしでいないと、暑くてとても眠れるほどではなくて。ただ、畳の部屋は閉め切ってしまうと、とても居心地が良く、スズムシの音を聞きながら、朝までぐっすり眠れました。

そして、朝には廊下をバタバタと歩く音が。ドアを開けると昨日は姿を見せなかった仔猫が(笑)。全部で猫は3匹いました。😳

安宿を選んだ結果は良いも悪いも、後で笑い話にできる旅の醍醐味なのかもしれませんね。☺️

続きます。

新潟一宮巡り 弥彦神社

2023-08-11 06:00:00 | 神社・仏閣巡り


慌ただしく朝食をかき込んで、7:30過ぎには参拝へ。


この日は、全国的に真夏日といわれていて、弥彦も朝からうんざりする暑さ😵。参拝だけで、すでに体力が奪われていきました。


以前に知り合いの方から、弥彦神社の素晴らしさを聞いていたので、今回とても楽しみにしていました。


越後一宮 彌彦神社
 ご祭神 
 伊夜日子大神(いやひこおおかみ)
 御名 天香山命(あめのかごやまのみこと)
 別名 高倉下命(たかくらじのみこと)

弥彦神社は、「いやひこじんじゃ」とも読むそうなのですが、伊夜日子大神からきているのでしょうか。天香山命は、天照大神の曾孫にあたる神様で、饒速日命(にぎはやひのみこと)と天道日媛命(あみのみちひめのみこと)の御子神です。

前日に仕事で伺った方のご自宅には、立派な神棚があって、近くに弥彦神社があることもわかり、ご家族皆さんが信心深いことは、少しお話ししただけで伝わってきました。

弥彦神社の話のほかに、八海山のワードがやたらと出てくるので、八海山(日本酒)を奉納したらいいのではないかと思わずにはいられませんでした。しかし、乗り継ぎに次ぐ乗り継ぎでは、買い物をする余裕が一切ありませんでした。その後、ホテルの売店に八海山があったら奉納することにしようと思いつきました。すると、さすが有名酒ですね。ありました☺️四合瓶と小さめでしたが、こうして弥彦神社へ八海山を奉納することができました。


◎妃神 妻戸神社
    熟穂屋姫命(うましほやひめのみこと)
◎摂社・末社
    ◯武呉神社(たけくれじんじゃ)
    天五田根命(あめのいつたねのみこと)※天香山命の御子神
    ◯船山神社(ふなやまじんじゃ)
    天忍人命(あめのおしひとのみこと)
    ◯草薙神社(くさなぎじんじゃ)
    天戸国命(あめのとくにのみこと)
    ◯今山神社(いまやまじんじゃ)
    建筒草命(たけつつくさのみこと)
    ◯勝神社(すぐるじんじゃ)
    建田背命(たけたせのみこと)
    ◯乙子神社(おとごじんじゃ)
    建諸隅命(たけもろずみのみこと)
    ◯二十二所社(にじゅうにしょしゃ)
    近畿周辺の著名二十二ヶ所の大神を祀る
    ◯八所神社(はっしょじんじゃ)
    京都以東の著名八ヶ所の大神を祀る
    ◯十柱神社(とはしらじんじゃ)
    大己貴神をはじめ大地、水、山、海、土など国土の安全をお護りする十柱の大神を祀る
           ✳︎               ✳︎                ✳︎

弥彦神社への旅は、一宮の御朱印帳を少しでも埋めようというのが目的でしたが、同時に御神廟への参拝が目標でした。
御神廟は、弥彦山の頂上にあります。下から弥彦山を登ることもできるのですが、今回はロープウェイ🚡を利用することにしました。無料の循環バスがなかなか来ないので、歩くことに😅。

ロープウェイまでの道のりには、万葉集に出てくる植物が植えられていて、その説明書きの看板が立っていました。万葉の道というらしいです。










全部で10個。
ロープウェイへは、思ったよりも近かったのですが、暑さに弱いので大量の汗をかきながらやっと辿り着いた感じです。

ロープウェイの開始時間は9:00からで、15分単位で稼働しています。


弥彦山へ到着。

空なのか、海なのか。
方角によっては、佐渡島も見えるらしいのですが、ガスっていてあまり眺望がききませんでした。

展望食堂の横を抜けて、頂上の御神廟へ向かいます。


階段や坂道を20分くらい登ると、到着。

◎御神廟
 ご祭神 天香山命
     熟穂屋姫命

とても仲のよい夫婦神で、ご利益は「縁結び」。
私は再会の願掛けをしました。☺️


山頂は景色も素晴らしく、しばらく堪能した後、ロープウェイで下まで降りて、御朱印をいただきました。じつは朝早すぎて八海山を奉納出来ず、頂上まで持ち歩いていました😅。4合瓶でよかった💦

電車の本数があまりないので、お土産屋さんを横目に弥彦駅へ向かいました。ホテルの方の機転で、駅まで送っていただけて本当に助かりました☺️

再び、ローカル線の旅へ。
次の目的地へ向かいました。
続きます。