予測どおりの展開だが、余震が弱い。このため本震が起きていないと判断している。やはり警報の状態で、トリガー震度4が前兆であったことを再度立証した状態であった。しかし、油断できる状態ではないので、地震警報に引き上げている。24時間の観測状態では、遅延する可能性は高い。次の状態での展開になる可能性は高いが、大潮の状態に入っていることもあり、この24時間は警戒して欲しい。昨日の震度より1ランク上になると判断している。さて、昨晩もテレビで津波に関しての報道があったが、津波に関する研究はかなり進んでいる。都市部での津波の怖さは、徐々に水位が上昇し、一気に大波に変化していることである。60センチを超えれば車は浮き、流れ出す。この恐怖ははかり知れない。大量の土砂、流失物、沖からの船舶が、回転して流れていく。高い位置に避難すれば助かるが、日頃から万が一の避難路、避難方法を確認することが大切と痛感する。倒壊する可能性があるか十分日頃から熟知する必要がある。事務所は、何度も記載しているが震度6がくれば倒壊する。5強でも無理である。昨日の地震も、数分前に起きる感覚を持ち、震度3と判断はしたが、震源付近は5になっているだろうと判断できた。予測どおりとは言え、嫌なものである。地震になれることの怖さもあるが、過信しないことも大切かと思う。現象が強くなっている。防災点検は行って欲しい。被害地震になるかは微妙な状態である。やはり素直に見つめることが大切である。