GammaRayのニューアルバムToTheMetal
は予定どうり先週発売された。
まあ今回もカイのHelloween時代の
代表曲I Want Outそっくりなサビの
曲TimeToLiveがあったり、(でもこの曲
カイお得意の過去の自曲からのパクリか
思ったらHenjoが書いた曲だ。)
JudasのMetalGodかと間違えそうな
タイトルトラック、ついでにMaiden風
のイントロ付きの曲もあり、突っ込み
どころだらけなのも相変わらずだが、
とにかくいい曲が多い。
考え方は人それぞれだが僕は
オリジナリティあふれるつまらない
曲よりもチョットパクリっぽくても
いい曲の方が好きだ。
GammaRayのファンの人は多分
同じ意見の人が多いと思う。
GammaRayのように本人達のやりたい
方向性とファンの求める音楽性が一致
していて、しかも商業的にも来日公演
が定期的に出来る程度に成功している
バンドというのは僕の知っている中では
結構少ない。
少なくとも今回のアルバム、今まで
GammaRayのファンだった人には安心して
聴ける快作だと断言できる。前述のように
細かいことを言うとパクリっぽいのに
アルバム全体ではGammaRay以外の何者
でもないサウンドが確立されているのは
見事としか言いようが無い。
ただ残念なのは日本盤ボーナス
OneLifeの2分13秒のところに
一瞬ノイズが入っている。
こういうノイズは訳のわからない
海外のマイナーレーベルから出た
旧譜の再発盤で入ってたりしたことが
あるが、ボーナストラックとは言え
日本のレコード会社では発売前にチェック
しなかったのだろうか?
アーティストの作品をもう少し
大切に扱ってほしい。
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