Insanity&Genius SATOSHIのBlog続編
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新年そうそう、昔は良かったとか
言い出すと、年をとった証拠みだいですが、
なんかこう、昔ワクワクした気持ち
をちょっと書いてみたくなりました。

今は、ライヴは映像作品として、
発売されるので、昔のように、
ライヴレコードの名盤が
なくなってしまった。

子供のころは、ライヴレコードが、
大好きだった。

田舎の小学生だった僕には、
コンサートに行くことは外国に行くのと
同じぐらい夢のまた夢だったし、
大好きだった、かぐや姫もビートルズも
既に解散していた。

スタジオ録音では、フェードアウトで終わっている曲は、
どうやって終わるんだろう?
多くの楽器がダビングされたレコードを
どうやってメンバーだけで演奏するんだろう?

まだ、見ぬコンサートに、想像を膨らませた。

そして、友達に借りたりして
カセットテープに録音したライヴアルバムを、
本当に、テープが伸びるほど、聴いた。

CDのない時代だったので、
通常片面20分ほどの収録時間ギリギリに、
ものによっては、30分近く収録されたもの、
二枚組のものなど、沢山曲が入っていて
しかも曲はベスト盤のように、いろんなアルバムの曲、
シングルB面の曲、などが入ってたり、
いろんな会場で録音したベストテイクを
丹念につなぎあわせてあったり、
場合によっては、一部スタジオで修整したりなど、
ただコンサートを録音しただけではなく、
一枚のアルバム作品として、作り上げられている。

かぐや姫LIVEに収録されている、
ペテン師、置き手紙、星降る夜、カリブの花の
四曲はスタジオ録音は、発表されていない
ライヴだけの曲だ。

長渕剛のLIVEはレコードの平均的な収録時間
両面で40分を大幅に超えそれでも、入らない
分をシングルレコードをおまけで付けて、
さらに2曲を追加していた。

Godiego初のLiveアルバムMagicCapsule
は人気絶頂のOurDacade発売後のツアー
を収めた2枚組で、特に1枚目B面の組曲新創世記
はスタジオヴァージョンよりも時間は短いのに
オープニングに組曲のストーリーを説明
するナレーションが入りそのあと簡潔に
まとめられたことによって、スリリングさ
が増した曲展開で15分で壮大な世界を
描ききった、名演だ。さらにそのあとに
続くDeadEndで終わる、神がかり的な一面だ。

DeepPurpleのLiveInJapanは
スタジオヴァージョンよりも
圧倒的にテンションの高い演奏、
Ritchieの情熱があふれださんばかりの
長い長いギターソロ、そして2枚目B面の
SpaceTruckinはスタジオ録音は約4分ぐらいの曲が、
ライヴでは、20分近くでレコードのまるまる
1面が1曲のみの収録で、レコード盤を見ただけで、
なんか凄そうだと、期待を膨らませたものだった。

IronMaidenのLiveAfterDeathは、
PowerSlaveのアルバムのツアーを
収めた、まさにベスト選曲で、
まだベスト盤が発売されていなかったMaidenの
レコードを、なけなしの、お小遣いで買う最初の
1枚には、最適だった。

世の中にビデオが広く普及しても、
最初の頃はソフトがとても高額で、
なかなか買えなかった。

今では、Youtubeでいくらでも、
Live動画がみられる。

昨年のRainbowも3公演すべて、
日本で翌日には、Youtubeで観られた。

これは嬉しいことだが、もうLive
アルバムの名盤は生まれないと
思うと少し寂しい気もするけど、
贅沢な悩みかな。


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