目新しい...取り組み

とっても良いものが、おまけ・・・になっています。

テレビである雑誌社の人が、女性誌の売り上げUPのために　”新しい取り組み”を
考え出し、それがウケたために女性誌の売り上げが大きく伸びたことを
報告していました。

その取り組みとは...雑誌の中にバックやポーチなど、女性が欲しがるものを
おまけとして入れるということでした。

確かに、私でも？欲しいと思うような、おまけ・・・です。　
それが、雑誌を買うともれなついてくるのです。　

なんと目新しい取り組みなんでしょう

早速私は、普段は全く見ることの無くなってしまったyong lady　のファッション誌の
コーナーへ急ぎました。

すると　おまけつきの本が何冊も、ずら～っと並んでいるではありませんか！
それも、表紙にはおまけの写真がちゃんと写っているのです。
　/*なんという心遣いでしょう！*/

私はウキウキしながら、並んでいる雑誌を次々に手に取りました。

浮かれすぎたのか？私は隣の本のコーナーまで来てしまったことに、全く
気がつきませんでした。
そして・・・隣のコーナーを見て、唖然としてしまいました。　

隣のコーナーは幼児向けの雑誌コーナーで、私が手に取っていた雑誌と同じように
本に、おまけのための　”ふくらみ”がありました。

そうでした！
私が幼いころ...可愛かったなぁ...
じゃなくて、おまけが欲しくて、よく母に本のおねだりをしていたのです。

そうなのです...
目新しいと思ったのは間違いで、何十年も前からちゃんとあったのです。


・・・そしてウキウキしながら手に取った女性誌の、名前や中身など全く気にして
いなかったことにも気づきました。

確か母はこう言っていました。
「本は読むものなの。おまけだけが欲しいからといって、本を買うのはだめ」