戸籍謄本

世界に誇れるものと思っていました。

日本の戸籍のシステムは、素晴らしいものだと聞いていました。　

ところが今、日本では１００歳以上の所在不明の老人がたくさん　/*戸籍上*/　
存在しているというのです。

人間の寿命は、今のところ１２０歳～１３０歳らしいです。
それが...
日本には１４０歳代、１５０歳代そして１６０歳代　　の人間までが存在していることに
なっている、らしいです。

一体どうして、こんなことが起こってしまったのでしょう？

今回の騒動の中で 戸籍上という言葉を何度も耳にしましたが、
では戸籍とは？
親子関係、婚姻関係など、親族、姻族の関係がわかるもの。

戸籍の内容が記入してある書類を　戸籍謄本といい、戸籍謄本は本籍地で取得する
ことができます。
ところが...
本籍地の住所は現住所ではなく、実際に存在する住所であればどこにでも
設定することができるのです。
/*ちなみに多くの人が、皇居を本籍地にしているといいます。*/

そして、実際に住んでいる場所は、戸籍関係の書類ではなく住民票に記載されています。
・・・だからと言って...　　

戸籍謄本、住民票、医療機関への支払い履歴、老齢者年金、等々・・・絞込みの条件は
たくさんあります。
個人情報保護の観点からいうと、問題点が出てくるのかもしれませんが
システム上うまくマッチングさせる方法はありそうです...。
もうこうなったら、国民に背番号がついたとしても仕方ないでしょう。
早く何とかしてほしいものです。
/*お役所のシステムは、きっと素晴らしいものだと思うのですが...*/


もう時効だと思うので...
役所にいた友人に、戸籍で興味深いある事を聞かされて、自分の原本を是非
見てみたいと呟いた数日後...

友人が持ってきた私の戸籍の原本を（勿論持ち出し厳禁！となっている）私の自宅で
見たことがあります。
それは薄いぺらぺらの紙で書かれていました。
そして幸いなことに、私の家の戸籍の原本には、変なマークは付けられていませんでした。