いっぽ自然整体院

いっぽ自然整体院のブログ。千葉市中央区新田町にて再開院しました。

死ぬ覚悟

2022年08月20日 | 急性骨髄性白血病
なかなか血球回復しないけど、心身は楽な状態で過ごしてます。

さて、
私は造血幹細胞移植を希望しています。
年内に移植の計画ですが、
改めて自分の病気をネットなどで調べると
移植後でも、生存率は5年で50%などという数字が出てきます。
いつのデータなのかがわからないものが多く
より新しいデーターならもっといい数字になるかもしれない。
でも、そんなことは、
去年診断されたときにも調べたから、わかってたはず。

それで覚悟して去年身の回りの片付けをしたけれど、
覚悟ってなんだろう?
また、今年になって再発して、また白血病のことを調べてる。
去年、覚悟したんじゃなかったっけ?

まあ、覚悟したつもりになって、
片付けしたりで、準備をしたことで
結果、少し気が楽にはなったんだけど、
また、不安になってる。
たぶん、また、何度も何度もこんな不安が起きるのだろう。

結局、覚悟できないのよね。
覚悟できても、またゆらぐのよね。
そのたびに覚悟し直すとだんだん不安が少なくなるのかも。
いや、その逆で不安が大きくなるのかも。
そもそも「死ぬ覚悟」って答えあるの?
何すればいいの?どんな状態?


あーあ、めんどうになってきたので、
覚悟の仕方をやれそうなものに変えることにしました。

「死ぬまで生きる覚悟」
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発熱

2022年08月16日 | 急性骨髄性白血病
好中球ゼロと書いた途端に発熱。37.7度から、その後38.8度へ。
ただ、熱の割には苦しくない。
まあ、だるさは少し感じるけど、
少し頭痛が感じるけど、、、、、

好中球、血球が回復するまでは
あと1~2週間かかる。
発熱もそれまで続くかもしれない。
それが終われば今回の治療も終わり。

また、体力を回復してから、
こんな治療を繰り返すわけですけど。
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好中球ゼロ

2022年08月15日 | 急性骨髄性白血病
抗がん剤により白血病の血球を倒すと同時に
正常な血球をも倒してしまう。

今、私の体の血液は赤血球、白血球、血小板の血球すべて
通常の数を大きく下回っています。
昨日は血小板の輸血をしました。
赤血球の輸血も状況をみながらすることとなります。

白血球にも多くの種類があってそのうちの細菌などをやっつける
好中球という白血球があり、私の今の好中球数はゼロです。
だから感染症にかかりやすい状態です。
しかし、白血球の輸血はありません。
これは自身の回復を待つしかない。
たいていは、あと2週間くらいか。
手洗い、うがいはもちろんアイソレーターという空気清浄機器のベットを
使ったりしており、
幸い感染症にも、発熱もなく過ごしています。

そもそも、
白血病は血球が育たず途中で不要な血球ばかりになり
必要な血球が足りなくなってしまう状態です。
抗がん剤で倒すのはその不要な血球です。
その代わり正常な血球も倒してしまう。
その正常な血球を輸血や自身の回復により増やしてゆく。
つまり血球を正常なものに差し替えてゆく治療です。
それを繰り返して治ればいいけど、
それでも再発するなら移植となります。

大本である血球の種、株とでもいうか
造血幹細胞自体を入れ替えるのが移植です。
私は今回再発ということで、
移植をすることを基本に治療に臨んでいます。



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夏休み

2022年08月11日 | 急性骨髄性白血病
今日は発熱も大きな副作用もなく、平穏な入院生活。
山の日の祝日で、外来もないので病院内はひっそりしている。

お盆の行事は不参加。というか夏を病室で過ごして終わりそう。
一度入院すると外の空気に触れることがありません。
病室は、風もなく、蝉の声さえ聞こえない。
窓から見える木々の色や、空や雲の様子、パソコンのニュースなどからしか
夏を見つけられない。

これが、普段家にいるなら、
「ああ、暑い暑い」愚痴りながら、
冷たい飲み物などを飲んだりしてるのだろう。

夏らしい生活は今は望めないけれど、
こうして、心身が今日のように楽なときは
落ち着いた気分で物思いにふけられるのは、幸せなことです。
まあ、今日は私にとっての夏休みみたいな日だったのかもしれません。


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一歩ずつ

2022年08月09日 | 急性骨髄性白血病
病気との闘いとよくいうけれど、
それがコロナウイルスとか、インフルエンザとか、
明確な悪役がいるならわかりやすいけど、
がんや、白血病など、そもそもは自身の細胞、自身の一部である。
相手の悪役はいうことを聞かない自分自身、とでもいうものか。

がんは自身の細胞故に、抗がん剤は
がん細胞だけでなく、正常な細胞をも倒してしまう。
抗がん剤治療がつらいのは、正常な細胞がやられることによるダメージなのだろう。
がん化した細胞のみを倒す薬が開発されれば
抗がん剤治療のつらさは変わるのかもしれないけど、
まだ先のようです。

私の今回の治療は投薬5日間がおわり、
副作用に備えてる段階に。
がんを倒すと同時に、血液の血球も抗がん剤でやられますから、
これから血球は激減します。

赤血球、血小板は輸血で対応できますが、白血球は輸血できないのです。
輸血のリスクも少しはあるし、血球不足のリスク、
白血球減少による感染症リスク、など
予断できない状態です。

ただ、抗がん剤投薬が終わったのは精神的に楽です。



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CV

2022年08月05日 | 急性骨髄性白血病
再入院して4日目。
再入院初日は血液検査と尿検査のみ。
2日目は骨髄検査とCV挿入(中心静脈カテーテル)
CVは点滴を首から入れた管から中心静脈へ流すルートで
点滴や血液検査のためにいちいち針を刺されなくていい。
それを入れる時ちょっと我慢すると後が楽なんです。
このCV挿入、骨髄検査、髄注が治療における試練といえる。

まあ、どれも2,30分くらいの処置で、CVは1ヶ月くらいはそのまま、
今回は髄注ないしいー(多分)
骨髄検査は多分3~4週間はしないだろう(多分)
つまり大きな試練はもうクリアした。

次のミッションは抗がん剤治療です。
すでに抗がん剤治療は2日目に入ってます。
抗がん剤点滴もCVからです。
今回は午前と夜中に3時間くらいずつ点滴。それを5日間。
今のところ副作用はすこし食欲がないかなというくらい。
このくらいは想定内です。

まだ先は長いので
このままでは終わらないとは予想してるけど、
5日間の投薬後、副作用はたいてい出てきます。
まあ、なってから悩みましょう。
なったら、ここで愚痴ります。





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再入院しました

2022年08月02日 | 急性骨髄性白血病
自宅療養2週間で、血液の免疫(好中球などの白血球)も回復してきたため
次の治療のためまた、本日入院しました。
体力が回復したら入院というのも変な話ですが、治療にも体力が要るのです。

自宅療養中は体力回復だから、心身ともによくなってゆく。
だから心身ともに楽になってゆきます。
でも、入院治療はそのよくなった体をまた薬で攻撃される。
治療では白血病細胞を倒すと同時に、通常の血球も攻撃するし、
様々な副作用が起きる可能性があります。まあ、楽な治療ではない。
そして白血病はしつこいから、それを何度か繰り返します。

体力、気力ともに自宅で養って、つらい治療に臨む。
自宅療養も治療の一環でしょうが、はやくまた、自宅療養になるよう、
あまり気負わず、がんばります。




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一時帰宅しています

2022年07月19日 | 急性骨髄性白血病
7月17日(日)午前、体調、血球ともに大分回復しており、
一時帰宅となりました。
血球は白血球が少なめなので、自宅でも感染症対策は
よーく注意が必要です。

帰宅してまだ3日目ですが、
食欲、お通じ、気分ともに快調です。
血球などが十分に回復し、
体力を蓄えたらまた、入院し治療が再開です。
たぶん1~2週間後でしょう。

元気になったら、入院というか
治療に耐える体力が戻ったら治療再開ということですか。

外の鳥や虫の声、
 風の音や感触、雨の音、気温の変化、、、
自宅での生活はやはりいいものです。
これも、普段当たり前のことですが、
当たり前だから、その良さもわからなくなって、
ありがたさを感じにくくなっているのだと
改めて感じます。
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血球の回復

2022年07月15日 | 急性骨髄性白血病
今日の血液検査の結果では、まだ好中球という白血球が
少ないものの最低限の数に近い数には近づいている。
熱も平熱となり、気分、食欲も良好です。

自分の免疫力の力は、
一番頼もしいちからだと感じます。

その力である白血球が作れなくなる、
そのほか、赤血球、血小板が作れなくなるのが、
白血病です。
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発熱

2022年07月11日 | 急性骨髄性白血病
抗がん剤の副作用で
赤血球、白血球、血小板は今急激に減っています。

以前から記載しているようにこの状態は感染症になりやすく
手洗い、うがいはもちろん、いわゆる無菌施設で過ごすことになります。
それでも、ここ数日、高熱がでて、
うなされてます。

はやいとこ、血球が回復することと、
発熱が引くことを願う。
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