いっぽ自然整体院

いっぽ自然整体院のブログ。千葉市中央区新田町にて再開院しました。

オスグットについての正しい理解-2

2007年01月24日 | オスグット、成長痛、セーバー病
オスグット?」診断されてはじめて聞く病名という方も多いでしょう。
オスグットの名前の由来は、
ロバートベイリーオスグッドというアメリカ整形外科医と
カールシュラッター(スイスの外科医)という2人の医師が、
1903年にこのひざの問題を解説。その名をとって名づけられました。

成長期の子供に多いので、「成長痛」「学生病」などとも言われます。
「ジャンパー膝」というのがありますが、同じものと考えています。

ジャンパー膝の名前の通り、ジャンプしたり脚をよく使う競技選手に多く、
バスケット、サッカー、野球、テニス、バトミントン、ダンス、空手、剣道、柔道、
バレーボール、陸上競技、スキーほか、運動好きの
小学生高学年ころから、中学生にかけて発症することが多いです。

成長期の骨が柔らかい時期に激しい運動をすることで、膝下(脛骨粗面)の筋肉の
付着部分が引っ張られ、膝下の骨が隆起して痛みます。

練習熱心、マジメにやる子、頑張りやさんに多く、
そして、運動神経の良い子に多い傾向もあります。
何ででしょう?
それは、運動神経が良いがために期待され、選手としてさらにハードな
練習が課せられてくるということが一つ。
マジメがゆえに、その期待に応えようと、
自分の身体の限界を超えて頑張るからです。

普段鍛えているので、ちょっとやそっとの練習は難なくこなしてしまう。
鍛えているがゆえに、多少の無理がきく。
しかし、それは感覚をにぶくさせているともいえます。

身体が悲鳴をあげていても気づかない、
身体が「痛い」と言っても「まだやれる」とさらに無理をさせる。
鍛えるのはそういうことではあるけど、
その限界はあるのです。
その限界を超えてしまえば、身体は壊れます。

「身体からの声」を無視し続ければ、
または、無理をさせ続ければ、
身体は壊れます。
それは、身体からの声を無視し続けた本人の責任でもあります。

自分自身で無理をしすぎていないか、自分の身体の状態をよく見てください。
周囲(コーチや、家族)は無理をさせすぎていないか、
見直してみてください。

また、
体力を鍛えるのは良いのですが、筋肉は伸縮がともに自在なことが
大切であり、筋力を強くするだけではいつも硬い筋肉になって、
ゆるむことが出来なくなってしまいます。
身体が動くと、筋肉が縮む側と、伸びる側とがありそれが同時に行われます。
その伸びる側が伸びることが出来ず、余計に縮むパワーを強化することで
対応しようとする。
すると、その負担が筋肉と骨との付着部に過度にかかります。

骨は筋肉が伸縮することで動く。
骨が動くので身体が動く。
しかし、縮ませることばかり(鍛えること)に目が行って、
ゆるむ(伸ばす)ことを忘れている練習内容になっていませんか?
身体(筋肉)を柔らかくさせることも、しっかりやっていますか?

当整体院は、
椎間板ヘルニア、オスグット病(成長痛)、股関節症、坐骨神経痛、
ぎっくり腰、変形性股関節症、リウマチ、膝関節痛等の症状の方が
千葉市(若葉区、中央区、花見川区、稲毛区、緑区、美浜区)はもちろん、
市原市、船橋市、市川市、四街道市、八街市、佐倉市、成田市、茂原市
八千代市、木更津市、松戸市、浦安市などの市外、また、
東京都、神奈川県、埼玉県、栃木県、茨城県などからも
来院のある効果重視の整体院です。

千葉の「いっぽ自然整体院」http://www.ippo2.com
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