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卓越性の探究者、波田野が皆さんに販売戦略・営業手法についてや、コミュニケーションについて思う事をお届けします。

少年サッカーの戦術理解

2013-06-09 07:59:21 | 日記
ビジネスの世界と一緒だと思うので、今日はこんな切り口でお話をすすめていきます。

少年サッカーの戦術トレーニングで一番難しいと感じるのは、「なぜ?」という部分を理解してもらう事です。

言いかえれば、「場面を想像する」といった事なんですが、イメージがわく子とそうでは無い子がいます。

経験がものをいうのかもしれないのですが、私は空間をつかむ能力を向上させて上げられれば戦術理解も進むと考えています。

単にこの方向にボールタッチをする、パスを出す、動き出す、といった一連の動きを刷り込むだけでは、試合でそれらが発揮される事は皆無です。

時に繰り返し繰り返し練習すればものになると勘違いしている指導者がいますが、それは誤りです。時間があまりにももったいないと思います。

練習時間は限られており、有効に活用する為には、繰り返しやる練習は基礎練習ぐらいにしたいものです。

ではなぜ繰り返し練習をしても、それが発揮される事が無いのでしょうか?

それは練習の為の練習となっているからです。瞬間瞬間でベター(ベスト)な判断が出来る選手となる練習が出来ていなければ、戦術練習も機械的なものとなってしまうでしょう。

試合では様々なプレッシャーがかかります。そういった中でも普段通りのプレーが出来るように、練習時に意識させる事がとても大事なことなのです。

さて、戦術理解に必要な空間をつかむ能力ですが、奥行きや高さも考慮したプレーの幅や、ボールタッチの強度、タッチ数などの事を言います。

今、自分がいる空間(空中)をどのように使うのか?

その先にある空間(空中)をどのように使うのか?

または、まったく使わないのか?

それらを瞬間で判断出来る能力が、「空間をつかむ能力」です。

その為には、次なる展開を読む能力も必要になってくるのです。頭の中でそれらを組立、プレーに反映するのがサッカーというスポーツです。

そして、やってみてベストな選択だったか?否かを今後の自分のプレーに活かすのです。

このように考えていくと、サッカー選手はPDCAサイクルを試合の間中まわしている事になります。

より素晴らしい選手は「PDCAサイクル」を何回もまわせて、「空間をつかう能力」を持ち、「次なる展開を読む力」を備える。

こういった結論にいたります。

これらはビジネスの世界でも一緒ですよね。「PDCAサイクル」「どこにどのような資源を投入するか(空間をつかむ能力)」「次なる展開を読む」

私のお薦め社員はサッカー経験者です。彼らは確実に自分のサッカー人生の中で、これらを鍛えられてきています。

社員を採用する際にも、是非こういった角度から人材を掘り起こせるスキームを組立て活動していきたいですね。

そういったご相談も、当社では承りますからお気軽にご相談下さい。





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