マーケティング研究 他社事例 764 「常態化するリモートワーク」 ~場の価値は急上昇するはずです~
政府はテレワークを制度化する中小企業に最大200万円を助成する制度の導入を検討しているそうです。
東京での仕事を続けつつ地方移住した人には最大100万円を交付する方針で、在宅勤務向けリフォームの費用を支援する制度も視野に入れています。
民間では、リモートワークを前提にしてオフィス面積を大幅に縮小する企業も増えて来ました。
コロナ禍において急速に進むデジタル化の流れは、多様な働き方が可能になるのが歓迎すべきことであるのは疑いがありません。
しかし、ここにきて、遠隔作業で不可欠なウエブ会議においては「共感」がしにくく、他人と物事を構築する作業がうまくいかないといったリモートワークの欠点を多くの知識人が指摘し始めました。
「人が共感し合うには全身全霊で向き合うべきで、現実に飛び交っている暗黙知は画面の中よりもはるかにリッチだ」
「本当に腹落ちするには、五感を使う必要があり、リモートワークやデジタルだけでは組織がドライブしなくなる」
などの懸念があるようです。
実際のところ、業務のすべてをデジタル化しようとする会社は少数派でしょう。
しかし、リモートワークがベースとなれば、集まろうという意欲が湧きにくくなるのではないでしょうか?
移動せずに仕事が出来るのは楽です。
ですので、ついオンラインで済まそうという気になるのも分からなくはありません。
では、ウエブ会議は共感が本当に苦手なのでしょうか?
それぞれが自由に意見を出し合い、考えを構築していく「ブレーンストーミング」のような作業がしにくいのは確かだと思います。
リアルとオンラインの違いは「ノンバーバル(非言語)コミュニケーション」にあるとも言えるのです。
人は対話する際に無意識に相手の表情を読み、手足など全身の動きを感じ取っています。
言葉に表されないこうした情報を受けて脳は他者の行動をシュミレーションし、身体レベルで共鳴していきます。
これが上手く行くと、自分と他者との境目がなくなり、価値観が重なって行くのです。
オンライン技術は発達が目覚ましいですが、いまだ動きに微妙なズレが生じ、多少のノイズも発生しています。
多くの場合は、画面が映すのは胸から上の部分で、しかも平面です。
視覚情報はリアルの場より少なく、多人数の会議なら不確実性が高まり、顔を出さなければ聞いているかすらも分かりません。
人が身体レベルで共鳴している時は「ラポール」と呼ばれる相互信頼が芽生え、感情的なやり取りがしやすくなります。
本音のぶつかり合いを新規のアイデアの構築に活かす「ワイガヤ」などはこの類の話です。
そう考えれば、オンラインではブレーンストーミングがしにくいのも仕方ないように思えて来ます。
見方を変えれば、リモートワークの浸透により、我々はリアルの場の情報量の多さに気付いたと言えます。
今後は『場』に価値が移っていくのかもしれません。
オンラインでは起こりにくい偶然を演出し、リアルの場の充実を図っていく事で新たなビジネスチャンスもあり得ます。
VR技術などが発達すれば、オンラインでもノンバーバルな感覚を補えるようになるかもしれません。
しかし当面オンラインは、情報伝達には適していますが、感情をぶつけ合うような対話は不得手と見た方が良さそうです。
まずは両者の特徴を理解し、状況によって、自らの意思で使い分けることが重要だと言えますね。
下記は彩りプロジェクトのご紹介です。
ご興味があればご一読下さい。
彩りプロジェクトでは、ビジネススキルに特化した、オンラインセミナーをサブスクリプション制(定額制)でご案内しております。
毎月定額(基本価格10,000円(税抜)※企業規模(パート社員含む社員数)で価格は変動します)をお支払いいただく事で、何人でも何回でもご参加いただけるビジネスセミナーを開催しております。(別途カレンダー参照)
内容は、多岐に渡るものの、求められている役割毎に設定した内容となっています。
基本的なコースは、R29コースで、PDCA、コミュニケーション、情報収集、イノベーション、ファシリテート、コーチング、意思を伝える、フォロワーシップ、チームワーク、マネジメント、報告・連絡・相談、ビジネスマナーの12種類(2020年11月現在)となっております。
R35コースで、PDCA、リーダーシップ、傾聴力、ビジョン、コーチング、マネジメント、ファシリテート、チームビルディング、イノベーションの9種類でR29コースよりも上級編の内容となっております。
最後に、R43コースが最上位クラスで設定されており、リーダーシップ、傾聴力、ビジョン、コーチング、マネジメント、イノベーションの6種類となっております。
R29コースの特徴は、まずは個人にフォーカスしています。今更聞けないといった内容を中心に構成されており、現在の課題克服の為、またはこれから身に付けなくてはならないスキルとなっています。
R35コースの特徴は、視座を高くした構成で専門的な役職要件に応じた内容で構成されております。そして指導する立場になったあなたが身に着けるべきスキル集になっています。
R43コースの特徴は、それこそ会社全体を見回せるスキルの構成となっており、幹部候補にとっても必須の内容になっております。
セミナー名の一部をご紹介します。
・パラダイムシフトが必要なあなたのマネジメント力
・影響力から見るあなたのチームワーク力
・求められているそれを知り意見を伝える力
・創再共イノベーション力
・予定調和じゃ無い方のPDCA力
・非認知的アプローチから入るコーチング力
・笑顔がもたらす効果コミュニケーション力
受講にあたっては各自の選択制(年齢が20代だから、R43は受講できないといった事ではありません)となっており、先んじて学びを深めたい、今更聞けない事だから、といった様々な動機にお答えする内容となっております。
ちなみに、R〇〇のとなりは年齢をイメージしておりますが、例えば、R43は43歳以上の人は受けられないという事はありませんし、大卒1年目の方でもR43を受講する事は可能です。
定額制で何人でも何回でも受講が可能です!!
詳しい、資料のご請求や、ご質問等は以下にメールをお待ちしております。
メール info@irodori-pro.jp
HP https://www.fuudokaikaku.com/
お問合せ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/
成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣
政府はテレワークを制度化する中小企業に最大200万円を助成する制度の導入を検討しているそうです。
東京での仕事を続けつつ地方移住した人には最大100万円を交付する方針で、在宅勤務向けリフォームの費用を支援する制度も視野に入れています。
民間では、リモートワークを前提にしてオフィス面積を大幅に縮小する企業も増えて来ました。
コロナ禍において急速に進むデジタル化の流れは、多様な働き方が可能になるのが歓迎すべきことであるのは疑いがありません。
しかし、ここにきて、遠隔作業で不可欠なウエブ会議においては「共感」がしにくく、他人と物事を構築する作業がうまくいかないといったリモートワークの欠点を多くの知識人が指摘し始めました。
「人が共感し合うには全身全霊で向き合うべきで、現実に飛び交っている暗黙知は画面の中よりもはるかにリッチだ」
「本当に腹落ちするには、五感を使う必要があり、リモートワークやデジタルだけでは組織がドライブしなくなる」
などの懸念があるようです。
実際のところ、業務のすべてをデジタル化しようとする会社は少数派でしょう。
しかし、リモートワークがベースとなれば、集まろうという意欲が湧きにくくなるのではないでしょうか?
移動せずに仕事が出来るのは楽です。
ですので、ついオンラインで済まそうという気になるのも分からなくはありません。
では、ウエブ会議は共感が本当に苦手なのでしょうか?
それぞれが自由に意見を出し合い、考えを構築していく「ブレーンストーミング」のような作業がしにくいのは確かだと思います。
リアルとオンラインの違いは「ノンバーバル(非言語)コミュニケーション」にあるとも言えるのです。
人は対話する際に無意識に相手の表情を読み、手足など全身の動きを感じ取っています。
言葉に表されないこうした情報を受けて脳は他者の行動をシュミレーションし、身体レベルで共鳴していきます。
これが上手く行くと、自分と他者との境目がなくなり、価値観が重なって行くのです。
オンライン技術は発達が目覚ましいですが、いまだ動きに微妙なズレが生じ、多少のノイズも発生しています。
多くの場合は、画面が映すのは胸から上の部分で、しかも平面です。
視覚情報はリアルの場より少なく、多人数の会議なら不確実性が高まり、顔を出さなければ聞いているかすらも分かりません。
人が身体レベルで共鳴している時は「ラポール」と呼ばれる相互信頼が芽生え、感情的なやり取りがしやすくなります。
本音のぶつかり合いを新規のアイデアの構築に活かす「ワイガヤ」などはこの類の話です。
そう考えれば、オンラインではブレーンストーミングがしにくいのも仕方ないように思えて来ます。
見方を変えれば、リモートワークの浸透により、我々はリアルの場の情報量の多さに気付いたと言えます。
今後は『場』に価値が移っていくのかもしれません。
オンラインでは起こりにくい偶然を演出し、リアルの場の充実を図っていく事で新たなビジネスチャンスもあり得ます。
VR技術などが発達すれば、オンラインでもノンバーバルな感覚を補えるようになるかもしれません。
しかし当面オンラインは、情報伝達には適していますが、感情をぶつけ合うような対話は不得手と見た方が良さそうです。
まずは両者の特徴を理解し、状況によって、自らの意思で使い分けることが重要だと言えますね。
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内容は、多岐に渡るものの、求められている役割毎に設定した内容となっています。
基本的なコースは、R29コースで、PDCA、コミュニケーション、情報収集、イノベーション、ファシリテート、コーチング、意思を伝える、フォロワーシップ、チームワーク、マネジメント、報告・連絡・相談、ビジネスマナーの12種類(2020年11月現在)となっております。
R35コースで、PDCA、リーダーシップ、傾聴力、ビジョン、コーチング、マネジメント、ファシリテート、チームビルディング、イノベーションの9種類でR29コースよりも上級編の内容となっております。
最後に、R43コースが最上位クラスで設定されており、リーダーシップ、傾聴力、ビジョン、コーチング、マネジメント、イノベーションの6種類となっております。
R29コースの特徴は、まずは個人にフォーカスしています。今更聞けないといった内容を中心に構成されており、現在の課題克服の為、またはこれから身に付けなくてはならないスキルとなっています。
R35コースの特徴は、視座を高くした構成で専門的な役職要件に応じた内容で構成されております。そして指導する立場になったあなたが身に着けるべきスキル集になっています。
R43コースの特徴は、それこそ会社全体を見回せるスキルの構成となっており、幹部候補にとっても必須の内容になっております。
セミナー名の一部をご紹介します。
・パラダイムシフトが必要なあなたのマネジメント力
・影響力から見るあなたのチームワーク力
・求められているそれを知り意見を伝える力
・創再共イノベーション力
・予定調和じゃ無い方のPDCA力
・非認知的アプローチから入るコーチング力
・笑顔がもたらす効果コミュニケーション力
受講にあたっては各自の選択制(年齢が20代だから、R43は受講できないといった事ではありません)となっており、先んじて学びを深めたい、今更聞けない事だから、といった様々な動機にお答えする内容となっております。
ちなみに、R〇〇のとなりは年齢をイメージしておりますが、例えば、R43は43歳以上の人は受けられないという事はありませんし、大卒1年目の方でもR43を受講する事は可能です。
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成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣