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卓越性の探究者、波田野が皆さんに販売戦略・営業手法についてや、コミュニケーションについて思う事をお届けします。

(卒)買ってもらいたい営業 その36

2013-03-27 05:55:29 | ビジネス
経営戦略

販売戦略

シリーズ36

従業員には多くの経験を積んでいただきたいものです。

それはお客様との関係構築の上でも大いに役に立つと思います。

社内でのリーダー経験はどのように積んでもらうか?

自然発生的にそういったリーダーが現れる事は望ましいですが、現代の中小企業の多くで抱える問題のひとつに「給料はそのままでいい!なのでリーダーとか管理職になりたくない」といった社員が増えている事です。

これは採用基準を書いた伊賀泰代さんが言っていますが、「日本では時々雑用係のことをリーダーと呼んでいるのではないかと思うことさえあります(省略)なぜ日本ではリーダーが雑用係になってしまうのでしょう?その理由は、日本人が「リーダーは組織に1人いればよい」と考えているからです。「1人のリーダーが、組織運営に必要なことはすべてやるべきだ」と考えているから、リーダーは本来求められる責務に加え、雑用まですべてを担当させられるのです。(省略)雑用係とは反対に、リーダーとは他者の上に立ってあれこれ命令し、指示をする人だと考える人もいます。命令されることを好む人はいませんから、「リーダー = 命令する人」だと解釈した時点で、その人にとって「リーダー」という言葉はネガティブな意味をもってしまいます。」(ダイヤモンド社 採用基準 伊賀泰代より抜粋)

この伊賀さんのおしゃっている事に同感を覚える方は少なくないと思います。

このような考え方が社内にあると、これは社員の資質だけの問題には出来ません。

自然発生的にリーダーが現れにくい状態では、それを待っていても宝くじに当たるようなものなのでしょう。

ではどうすれば良いかとなりますが、大小様々な機会を提供し、それを査定の基準にするような施策が必要です。またそれらの基準を実行する前には社員に対する説明が必要です。

最初は困難な場面も想定出来ますが、社内には必ず「なんとかしなくては!!」と考えている社員がいるものです。(もしいなければパイオニア精神あふれる方を新規に採用する必要があります)

それらの社員と時間をともにし、検討し、粘り強く実行していくのです。

まずそういった社内の風土を変えていき、リーダー経験を多く積んでもらいましょう。



彩りプロジェクト連絡先メール
info@irodori-pro.jp


卓越性の探究者・彩りをお届けするコンサルタント
販売戦略構築サポート・コミュニケーショントレーナー
彩りプロジェクト代表 波田野 英嗣

青梅市(多摩地域のサポーター)の経営コンサルタント事務所
彩りプロジェクトHP
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