大阪湾でのチヌ稚魚放流が今年も行われました。「チヌの海ふたたび」を合い言葉に、昭和58年8月から行われ、今年で第29回目を迎えました。
今年も、大阪府漁業振興基金、栽培事業場から稚魚の提供を受けました。日本釣振興会大阪府支部と大阪府釣り団体協議会が主になって、大阪府漁業振興基金、大阪府釣船業協同組合、大阪釣具協同組合が協力しましした。
放流場所は、岸和田~泉大津~石津~堺~大阪南港~大阪北港周辺です。
放流数量・・チヌ約30,000匹
今年もボーイスカウトの子供たちと引率者24人の方々が手伝いに来てくれました。トラックからチヌを小分けして子供たちがリレーで各渡船に積み込んでくれました、そして積み込んだ船に子供たちも乗って港外にて放流しました。応援渡船は、山田渡船・丸高渡船・たまや渡船・ヤザワ渡船・住吉漁業 他。
大阪湾内では放流のお陰で大きなチヌが良く釣れるようになりました。これはウキ作りメーカーのヒロセ産業の故廣瀬社長が釣人の河崎氏と始めて、ここまで続いてきました。この先も皆で続けていきたいものです。
今年のチヌは5センチから3センチぐらいでしたが、割合に元気でした。大きく育ってほしいものです。お手伝いの皆さん、暑い中、大変ご苦労さんでした。