昨日麻雀が就職の試験になったということを書きましたが、今日はその続きです、
麻雀を知ることによって仕事にも影響が出る、良くも悪くもあります。
私の学生の頃は学校の近くには麻雀店がたくさんありました、今は大変減ったと
いわれています、学生の選手権などもあったそうですが・・・
最近誘われて麻雀連合会の月例会などに良く出ていますが、中年の女性が大変多
いです、というのは昔のような怖い兄さんがたむろしているというマージャン屋
さんのイメージが無くなってきて、健康マージャン的な要素が増えつつあるから
でしょう、そして各地で女性の教室も増えているからです。
月例会に行きますと半数が女性になってきています、そして皆さんが腕自慢とま
では行かないが大変上手です、そして巷で言うボケ防止になっています、これは
頭を使うのと指先を使う所からきているようです、私の同期の女性で大変強い方
もおられます、この方などは判断力が早くて思い切りがよいようですので、勘の
の鋭いときは1人勝ちをされます。
国士無双という役満
マージャンを知らない方は難しいように感じ取られていますが、ゲームとしては
単純なものです、ただ上がり方が人より早く上がらなければならないと言う事。
ゲームとしての面白さは同じかたちが二度出来ないというぐらいに上がり方が
あるということと、相手が3人いると言う事です。(4人でやる場合)
少しだけ基本を書いて見ます、(4人でやる場合)
基本は主に数字の1~9が3種類(マンズ・ソウズ・ピンズといわれるもの)と
カゼハイといわれる(東・南・西・北)とサンゲンパイといわれる(白・発・中)が
各4牌づつありまして合計が136牌を使っておこなうゲームです、
(他に花パイもありますが、めったにつかいません)
そしてこの136牌の中から1人づつが14牌を使って形をつくります。
最初に山から13牌を取り、次に親から順に1牌づつとっては形を作るのにいら
ない牌を前に出していく、そして人より早く形が出来れば勝ちとなる。
タンヤオ+ピンフ
ピンフ
14牌と言うのは、三牌づつを4組の12牌と二牌を使い、合計14牌で
出来上がりの形となるのですが、(写真を見て下さい)。
三色
形は続きの数字(1,2,3)の3つでも、(6,7,8)でも、また同じ
マークのものが3つ(2.2.2.)でも(西、西、西)でもOKです、そして
あと2牌、同じものが必要です。それで14牌で仕上がりです。
四暗刻(役満)チートイツ(ニコニコ)
この様な形を作っていくのにたいして、上がり方によって点数が異なり、最終的
に大きな点数を取れば勝ちと言う事になります、親が順番に回ってきますが、
昔は東、南、西、北と4回、回ってきましたが、最近は東と南の2回での勝負が
多くなりましたので、親も2回しか回ってきませんので親のときにしっかりと、
あがらなくては良い点がもらえません。
大三元という役満
上の形は出来たら死ぬといわれるぐらいむつかしい役「チュレンポートウ」というもので此処に何のピンズをもってきても
上がれるという形です。
又、先の4人でやるマージャンに対して3人でやるマージャンもあります。
これは勝負が早いのと、上がりが大きい、それと4人揃わなくても3人で出来る
と言うメリットがある反面、勝負が大きくなるということもある。
この3人でやるときは、牌のうち、マンズといわれる数字の2から8までの牌を
抜いて行います、種類が少なくなるので単純になりますので勝負がはやいのです。
頭を使うというのは、囲碁、将棋と同じなのですが、違う所は相手が3人または
2人いるということですので、1対1でなく、1人の相手の事を考えていると、
他の人に当たるかもしれないというのが、ミソでそれを自分なりに考えながら
自分があがることを考えていく所に面白さがある。
上がりの点数の安いのから、役満といわれる最大の点数まで、何十と言う上がり
方があるのですが、自分の所にくる牌をいかに勘を働かせてまとめていくかと、
いう所に勝負の勘所があるのです。
だから名人といわれる人とでも対等に打てるのです。(かてないですけどね)・・・