麻雀は仕事の合間に得意先の方々ともよく打ちました。
下水関係の大手のコンサルタントの協力会社として33年ほど仕事を専門にやらせてもらった、名古屋
から九州まで処理場関係の設計を年間4つから5つぐらいはしていたでしょう。
その当時の麻雀は手積でした、今のように何もかも電動でしてくれる台とは違いました、自分で牌をつ
みあげるのです、だから少し慣れると積んだ牌を覚えられるのです、
出ないと負けるのでしっかりと覚えなければならないし、下請けの私の場合はあまり
勝つわけにもいかないし負けるのもいやなので、できるだけトントンに持っていく
必要がありまして苦労しました。
いまやからこんなことがいえるのですが、各社の営業の方は強かったが、それ以外の大手の会社に勤
めておられる社員の方は、当時井の中のカワズといったのですが
社内の方以外の人とは麻雀はしないので甘く育っておられたので割合に制御しやすかったのです、僕
が強いのでなく皆さんが甘かったからなのです。
麻雀というのは大変個人の性格が出てきますので仕事の上で僕はその麻雀を相手の性格が出てくる
のを知るために利用しました、接待麻雀といわれるやつです、仕事担当の課長クラスには適当に放ちゃ
んして機嫌よくしてもらうと言うようなこと事を、
今はそのようなことはできませんが、当時はそれが当たり前でした。
呑み助の方は北や南に飲みに連れて行けばよいのでですが、会社としては接待するというのは嫌がり
ますので公にはできませんが、麻雀は下請けのものとしても親睦ということになるので割合に呼んでもら
えた、そして自分らが大概勝つのでよけいにおいでといってくれたのです。
それで私の方の社員が仕事をうまくやれたら何もいうことがないので気楽でした。
私のような小さな会社で偉い方との繋がりがない身分では担当者から支社長クラスまでうまくお付き合
いしなければ仕事が回ってこないのです、また魚釣りもそうでした
偉い方がつり好きだったので、よく九州までお供しました、その方が東京から宮崎まで飛行機でこられる
のにあわせて私がフエリーを利用して大阪から宮崎に行きそこで落ち合って磯つりにいきました。
私は趣味をこのように利用しましたので麻雀と釣りは私から切り離せないのです。
土田会風景