改元記念（９） 日本橋高島屋

　現在、日本橋高島屋 Ｓ.Ｃ. で、『国民とともに歩まれた平成の３０年』展が開催されている。（4月21日迄）







https://www.takashimaya.co.jp/store/special/event/tenrankai.html


　百貨店の催しだから小規模な展示だろうと思い行ってみたら、美術館，博物館並みの広大なスペースに写真や絵画の展示、国内，海外からの美しい贈り物の数々、そして大変な人出には圧倒されてしまった。


　

　ここでは、私の好みでその中の幾つかを紹介しておく。


①　雛人形「寿」（高知県から）

“ご即位に際し、高知県より高知県産の珊瑚を用いて作られた雛人形。室戸岬沖で江戸時代に発見された宝石珊瑚は、明治以降、その質の高さから世界にも流通するようになり、高知県は今もなおわが国の珊瑚産業の中心地である。”


　金屏風を背にしたうす桃色の小さな雛人形。女雛の方にやや濃い色の珊瑚が使われている。




②　ミッテラン大統領から両陛下にそれぞれ贈られたモンテーニュの『随想録』と、サン・ピエールの『ポールとヴィルジニー』。




③　絵画『白い鳩』　西原比呂志作

“両陛下は、もう長いこと終戦記念日の前後の期間にはいつもこの白い鳩の絵を御所のお居間にお飾りになっている。”

　


　西原比呂志さんといえば、この絵が有名である。





　この「みこちゃん」に似た子のまわりに、白い鳩が集まっている絵である。



　





　以上は本館八階の会場であるが、一階の正面入り口には儀装馬車が展示されている。これは写真撮影が可能であるにもかかわらず、私はカメラを持っていくのを忘れてしまった。代わりに、帰りに買ったおみやげ品でイメージ映像を作ってみた。
















































　そして、これらの本も買って帰った。