我々の子供の頃、高度成長期から昭和元禄と呼ばれた時代、そしてオイルショックとともに1つの時代が終わる頃、中学から高校へと進みました。
当時はモータリゼーションの急拡大の頃で、道路に車が増えてきていました。世に言う「交通戦争」の激化で交通事故死者数が恐ろしい勢いで増加しており、大気汚染などの公害問題がクローズアップされ、光化学スモッグの多発が懸念された時代です。今では化石化した言葉の一つとなった「スモッグ」とは、Smoke(煙)と fog(霧)を合成したかばん語(混成語)です。都会の空が灰色で、青空が見えなく、温室効果でやたら気温が高いという現象が起こりました。大学生の頃、吹田の下宿から南の空を見上げると大阪市の方向に向かって空の色が変わっていくさまがよく分かりました。
話は公害とかスモッグではありません。交通安全運動のお話です。昭和から平成、令和と時代が流れても交通事情はさほど改善されておらず、事故も後を絶ちません。ハンドルを持つということは安全に対する責任を負うということです。そこをちゃんと理解した上で運転するようにしたいものです。
春と秋に行われる交通安全運動の時には、一度自らの運転を振り返り、人様に迷惑のかからない行動をとりたいものですね。
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運転者も歩行者もよく注意して、不幸な結末にならないように努力しましょう。
よろしくお願いします。