昨日の試合の振り返りです。J2リーグの第9節、ファジアーノ岡山はアウェーでFC琉球と対戦しました。前節のモンテディオ山形戦で清水主審の一発レッド判定が世界的に物議を醸し、後半アディショナルタイムに1点をもぎ取って得た勝点「3」が取り消されたショックもあったので、チームと選手のメンタルが心配された昨日の試合でした。
出典:https://mail.yahoo.co.jp/u/pc/f/
山形戦の再試合の概要は何も発表されていません。Jリーグの理事会の結果待ちという状況です。審判部はJFA所属であってJリーグとは中立の立場で運営されていますから、今回の判断も総合的な競技の結果ということですから、恨み言を言うつもりもありませんが、気持ちの整理を付けるにはまだ時間が足りないと言えますね。
まあ、この前代未聞の再試合という歴史的な試合に関与できることは歴史に名を残すチャンスでもあると選手はポジティブに捉えて前向きに戦ってほしいと思います。
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今季は開幕から調子が上がらないFC琉球はオフに選手の大量引き抜きに遭い、いわゆる「J2名物、草刈場」の一つとなっています。しかし、それをどうこう言っても仕方ないことです。正々堂々と戦うのみですね。
では、試合結果です。
*タピスタ 1,551人
琉球 3-3 岡山
┌2-1┐
└1-2┘
得点者:
23分 上里一将(琉)
28分 中野克哉(琉)
45分 白井陽斗(岡)
58分 ステファン・ムーク(岡)
71分 ミッチェル・デューク(岡)
90分 池田 廉(琉)
「0-2」から追い付き、後半26分に逆転したこの試合、絶対に勝ち切らないといけない流れでした。終了間際に追い付かれるのは、試合展開としても普通はあり得ないことです。まあ、試合は生き物ですからドラマのようには行かないものです。この試合に関しては、3得点は良しとして、3失点があまりにも酷い内容だったということです。サッカーはミスのスポーツですから、常にミスが失点のきっかけとなります。その意味では失点に関して反省しないといけない点ばかりです。
前半のいきなりの2失点は前節の再試合の影響が色濃く出たと言えそうです。そこから、吹っ切れたように3得点して試合をひっくり返したまでは良かったのですが、終了間際に追い付かれた場面は運動量の落ちた相手を舐めていたと言われても仕方ありませんね。
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昨日の試合のスタッツです。
琉球 岡山
ボール支配率 53% 47%
シ ュ ー ト 11 17
枠内シュート 6 4
パス(成功率) 448(76%) 375(72%)
オフサイド 2 3
F K 9 13
C K 1 10
P K 0 0
オープンな展開になった試合はあまり得意ではないファジ。ミスを重ねて失点する試合が出てくるということが、チームの未成熟を物語っており、課題が持ち越されたと言えそうです。ただ、ミッチェル・デュークに得意のヘッドで今季初ゴールが生まれたことは、今後に少し期待が増しそうですね。
結果は負けなかったけど勝てなかった。消化不良の結果でもがっかりしている暇はありません。次節、ホームのアルビレックス新潟戦には何としても勝ちましょう。
出典:https://www.fagiano-okayama.com/
では皆様、次節はCスタでお会いしましょう。
よろしくお願いします。