おじさんのスポーツおたく奮戦記? 第2章:issanの諸国漫遊記!?

岡山のスポーツチーム、出身選手、岡山に関係する人々などを勝手に応援するissanの日本国内漫遊記 !?

メディアの敗北は兵庫県民の良識から始まった?

2024年11月18日 02時24分36秒 | テニス

岡山県は古くは吉備の国として大和王権を凌ぐ巨大勢力として君臨していました。その力の根源は吉備の国が鉄を豊富に有していたことによると伝わっています。岡山市内に「鉄」と書いて『くろがね』と読む地名があります。ここが、吉備の国の製鉄所が存在していた場所とされています。

大和を上回る勢力だった吉備の存在を恐れた大和王権は吉備の国の解体を目論みます。地域を分断し勢力の中枢を担っていた各地域の首長たちを防人に任じて九州の地で死に追いやったというのは有名な話です。防人とは日本の為に働く役職ではなく、多くは大和王権に敵対した人々を赴任させる懲罰的立場であったことが記されています。

大和王権は吉備の国を「備前」「備中」「備後」の3国に分断し、それでも勢力が強大だった備前は2つに分けて「美作」の国が誕生しました。現在では岡山県は「備前」「備中」「美作」の3国からなっています。「備後」は「安芸」とくっつけて広島県に属しています。これは古代の流れからではなく単純に毛利の力関係で生まれたものだと思っています。

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今回は、その岡山県ではなくお隣の兵庫県の話です。

県知事選が決着しましたね。

この結果は兵庫県民の良識がもたらしたものであるのかどうかというのが議論の分かれるところです。

兵庫県は旧国名でいうと、7か国からなる合衆国です。摂津・播麿・丹波・但馬・淡路の5つはよく知られている5か国ですが、その他に備前と美作の一部が兵庫県に属しています。それだけ異なった風土と慣習に基づく生活が基盤となっていますので、まとまる為には非常な労苦を要する地域でもあるのです。日本国内の都道府県でで唯一、太平洋・瀬戸内海・日本海の3つの海に面する場所でもあります。

斎藤元彦さんの「パワハラ」「おねだり」疑惑から端を発し、内部告発者の自死というセンセーショナルなニュースによって失職した斎藤氏を巡る騒動の先に勢力図が二分三分して奇々怪々な様相を呈していた兵庫県知事選挙は斎藤氏が再選を果たすという結果で集結しました。


兵庫県知事選挙 斎藤元彦前知事が110万票超を獲得して2度目の当選 稲村氏は97万票
gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/mbs_news/nation/mbs_news-GE00061816

※以下、引用です。

兵庫県知事選挙 斎藤元彦前知事が110万票超を獲得して2度目の当選 稲村氏は97万票

斎藤元彦前知事の失職に伴う兵庫県知事選で、斎藤前知事は110万票を超える票を獲得して再選しました。

前兵庫県知事の斎藤元彦さん(47)は県議会で不信任決議を可決されて失職。無所属で出直し選挙に臨み、前尼崎市長の稲村和美さんなど新人6人を破って2回目の当選を決めました。

選管発表
斎藤元彦氏 1113911票
稲村和美氏  976637票
清水貴之氏  258388票
大澤芳清氏   73862票
立花孝志氏   19180票
福本繁幸氏   12721票
木島洋嗣氏    9114票

斎藤前知事は、支援者を前に、「多くの方に応援していただいた。本当に嬉しく思います。県職員の皆さんとの関係も、再スタート、県議会とも政策を前に進めていく。オール兵庫で県政を前に進めていくことが大事」と話しました。

及ばなかった稲村氏は、「候補者の資質、政策を問う選挙というより、何を信じるかが大きなテーマになった」と述べました。

選挙には過去最多の7人が出馬。期日前投票者の数も過去最多で、投票率は55.65%で確定し、前回を14.55ポイント上回りました。50%を超えたのは11年ぶりとなりました。


結果から言えば、22人の市長団が斎藤氏に反旗を翻し稲村氏応援につくという異様な状況にまで発展し、相生市長のあの机をたたく動画が逆に斎藤氏への追い風になったのではないかという論調もあります。

マスメディアは挙って斎藤氏引きおろしの片棒を担ぐような報道を続けていましたが、多くの人々がそのメディア報道に懐疑的な考えを抱くことに繋がったのではないかと考えます。

これはメディアの敗北ではなく、メディアの嘘が暴かれただけの結果だと考えます。

つまり、メディアがどれだけトランプを引きずり降ろそうと画策しても人民には響かなかった米国(アメリカ合衆国)と同様に、メディアが引きずり降ろしたかった斎藤氏が再選した兵庫県(兵庫合衆国)も、メディアが描いたシナリオに民衆が「No」を突きつけた結果がここに出たと思っています。

「SNSを中心とするネット情報が選挙結果に影響した」とメディアは悪足掻きを繰り返しますが、貴方達がこれまで多くの事象を捻じ曲げて世論を誘導してきた歪がそろそろ現実に見えてきたものだという結末の一つではないでしょうか?

 

色々、書かないといけないものが多く、切羽詰まっているのに、それよりもこれは大事なことだと思ったので先に書くことにしました。

今の日本は莫大な量の嘘の中からわずかに光る真実を探し出さなければならない難しい事態に陥っているということを忘れてはならないと感じた兵庫県知事選の結果ではないでしょうか?


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