新!編集人の独り言

名無しの悪質なコメントがありコメントはなくしました。
名乗ることもできない奴にコメントする資格はありません。

プロレス的にみる「ゴジラ対メガロ」

2008-11-23 10:45:22 | Weblog
久々に見たこの映画・・・・

わかりました。
これは見方を変えないといけません。
この映画は「ゴジラ映画の間違い探し」と思ってみてください。

この映画の最大の特徴は出てくる奴がみーんな「バカ」(笑)
主人公の工学博士もその弟のバカガキも敵の海底人もみーんなバカ。
さらにはメガロもガイガンもバカ。

まともなのはゴジラだけという・・・・

しかしその中でもバカなのがおなじみジェットジャガー。

まぁ、ロボットが大きくなるっていう有名すぎるバカも去ることながらもうバカ度てんこもりだわ。

何個かツッコミいれると・・・こいつはロボットなのに・・・
①メガロのマウントポジションの時に防御の姿勢をとりつつ、足をじたばたさせている(痛みがわかるらしい)
②頭部の攻撃を受けて脳震盪を起こす。
③回転攻撃で目を回す
④火をこわがる

その他もろもろもろ(笑)

ある意味これだけ人間くさいロボットを作ったこの主人公。
すげーわ(笑)

で、前作のタッグに比べて今回のタッグは
猪木さんと使えないけど気合だけはある若手のタッグに対して、タイガージェットシンと初来日で鳴り物入りで来たんだけど、頭が悪くて全く使えなかった外人のタッグって感じ(笑)

とにかくこれは大人があちこちツッコミを入れながら見る作品でございます。
まともに見てはいけません(笑)

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プロレス的にみる「ゴジラ対ガイガン」

2008-11-23 06:38:17 | Weblog
今日本映画専門チャンネルで「24時間まるごとゴジラ」っていうのをやってて、夜通し見ております(笑)
で、たった今ゴジラ対ガイガンをやってたんですけど、これはもう「プロレス」ですよ。しかも見事なタッグマッチだし。

この映画、物凄く低予算で作られたらしいんですよ。
だから戦闘シーンなんかは過去のフィルムを使いまわししてるし、音楽も使いまわし。でもそれを感じさせないのはストーリーの面白さと、ゴジラ・アンギラス対キングギドラ・ガイガンの格闘シーン。
この悪役コンビが凄いんだ。凶器攻撃の雨あられ。
ガイガンに至ってはチェーンソーだもん。腹が。
レザーフェイスだよ(笑)それじゃ。

ゴジラもアンギラスも大流血。
やっぱりヒールはとことん反則やんないとねぇ。
さらにコジラタワーっていう司令塔がいて、これがまたレーザー攻撃でゴジラを苦しめるんだけど、さながら試合に乱入するセコンドみたいなもんで、これがまた強いのなんの。
このゴジラタワーも「人間」というゴジラ側のセコンドに倒されるんだけど、これも物凄くプロレス的。

そうなってくると今度はゴジラ側の反撃があって、タブルの攻撃とかマウントポジションだとか凄いの何の。
アンギラスは甲羅を使っての背面アタックがあるんだけど、観ようによっては越中選手のヒップアタックだよ、ありゃ。

しかも誤爆でガイガンとキングギドラは仲間割れ。
そこまでやるか東宝さん。

とにかくプロレスファンはこの作品は押さえましょう。
いやいや、実に面白いです。



さて・・・次はジェットジャガーか・・・・
これがまたトホホな作品なんだよなあ・・・

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ROAD-TO ~ 夢名塾夢の島大会への道

2008-11-23 04:19:37 | Weblog
会場となるBUMB東京スポーツ文化館、その前身となる名前は「夢の島総合体育館」。
実はこの体育館、プロレスと深い係わり合いがあるんです。
1990年、6月・・・
FMWの大仁田厚とターザン後藤のノーピープルマッチが行われたのが実はこの体育館。
この対決がのちのFMWの方向性を決定付け、なおかつその後に続くインディープロレスの原点になります。

今回、この会場にこだわった理由。それはFMWの遺伝子を持つ両者が闘う場はここしかないという気持ちが自分にはありました。


「代表、会場押えたよ」
「どこですか?そこは」
「夢の島の体育館です。凄い会場ですよ。一度挨拶に行きましょう」
自分は興奮そのままにまくし立てました。
「なるほど、では年末大会にその方向で考えましょう」
自分と代表の中ではもう既にミスター雁之助参戦、バンジー高田との激突という図式が出来上がっていました。

ところが・・・・事態は急変します。
7月の初め、代表からの電話がその引き金でした。
「編集人さん、大変です。エライ事になってしまいました」
「落ち着いてよ。どうしたの」
電話の向こうから聞こえてくる代表の声からは明らかに同様が見えます。
「雁之助さんの引退興行が決まりました」
「そうなの」
「落ち着いて聞いてください。12月27日なんですよ」
「えっ!」
「しかも自分達が試合を予定している7時からの開始なんです」
「場所は?」
「1stリングです」
絶句でした。まさか同じ日に引退興行をするなんて・・・
自分の予想では「大晦日のプロレスサミットあたりに引退かなぁと」と思っていただけに、しばらく声が出ませんでした。
「どうしましょう。一度集まって対策考えないと・・・」
「・・・そうだね。今週末みんなで集まろう」

次の日曜日
代表、自分、春日部氏、そしてなべさんの4人が都内のファミレスの一角にいました。
「こうなったら仕方ないです。このまま大会を強行しましょう」
「できませんよ。雁之助さんにそんな不義理はできません」
「じゃあせっかくの興行をオシャカにするのか?」
ほとんど喧嘩に近い言い争いとなりました。
誰もが頭を抱えています。
「あのさ・・・12/27ってさ、実質日曜日だよね」
「土曜日じゃないですか」
「ひょっとしたらなんだけど、お役所って12/26で休みなんじゃないの?」
「ちょっと待って・・・・あ、そうかもしれない」
「確かさ、お役所の仕事納めって12/28でさ、今回は月曜が29日だから多分休みだよ」
「なべさん、リングってどの位で組めます?」
「最短で70分かなぁ」
「代表、うちの興行って平均でどのくらい?」
「うーん・・・2時間30分はかからないくらい」
「雁之助さんの引退興行が7時から・・・・移動時間が30分と見て・・・6時30分終了をメドとして・・・そうすると、4時開始すれば何とか・・・」
「いや、3時30分でしょう」
「2時間で全ての準備をしないといけないってことですよね」
「できるでしょう。人海戦術で」
「よし、じゃあうちの興行は3時30分からにしましょう。雁之助選手に不義理できないですよ。それにお客さんだってバッテイングしなければうちに来てくれる可能性もあるし」
「雁之助さんはどうします?」
「多分無理ですよ。引退興行当日に出てくれるとは思いませんよ」
「・・・そうだよな・・・」

この段階でそこにいた全員が『とにかく引退興行の邪魔はしないようにしよう』という気持ちが強かったのは事実です。

そんなある日・・・7月のSTYLE-Eの会場にバンジー高田の姿がありました。
リング上では見せない人懐っこい顔をして自分のところにやってきていつものように雑談をしたのですが・・・
やはり自分も頭のどこかに雁之助選手参戦断念の部分があったのでしょう。何の気なしにこう話を切り出してみました。
「雁さま、引退でしょ?年内で」
「そうなんですよねぇ・・・・編集人さんね、俺本音を言えば、まだお師匠に恩返ししてないんですよね」
「恩返しねぇ」
「なんか・・・恩返しできない自分っていうか、ちょっとジレンマあるんですよね」
「それは試合って事?」
「そうっすね・・・タッグでもいいですから、自分のやりたいプロレスをお師匠にぶつけたいですね」
「そうなんだ」
「でも、今の自分じゃそんな事無理っすからね。いや、タッグ組んでるじゃないですか、俺。お師匠とタッグ組んでるだけでも満足ですから、俺」
「お前さ・・・じゃあ、そういう場がもしできたらやるか?」
「そりゃあ、やるに決まってるじゃないですか。全部仕事ぶん投げてやりますよ」
「そうか」
「でも、無理っすよねぇ・・・」
「そうだな・・・」
ふざけ半分で話すバンジーの顔はちょっとだけ寂しそうでした。

「代表、もう一度雁之助選手、考えてみませんか?」
「編集人さん、無理だって。向こうは引退試合なんだから、うちの大会に出てくれる余裕なんてないですよ」
「いや、1stリングギリギリの入り時間にしてもらえれば3時30分からなんとかやれるんじゃないですか」
「あんなビッグネームをうちの第一試合で使える訳ないじゃないですか。考えてくださいよ」
「高田がやりたがってるんですよ。代表だって言ってたじゃないですか。高田とやらせたいって」
「そりゃあそうだけど」
「やらせてやりたいんですよ。お願いします。ダメもとで」
「うーん・・・・わかりました。この件は自分に一任してもらえますか?でもダメな時は素直に引き下がってください。それは約束事ですから」
「ありがとうございます」
「本当にうちの人は我侭多いよなあ(苦笑)」
そういうと代表は苦笑いをしながら撮影の準備を始めました。

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