ニュースなはなし

気になるニュースをとりあげます

トランプ氏、健康不安説が再燃 スロープ下りる足取りが話題に

2020年06月15日 16時06分32秒 | 国際情勢のことなど
【AFP=時事】米大統領選で再選を狙って過酷な選挙運動を開始しようとしているドナルド・トランプ(Donald Trump)氏に、再び健康不安説が浮上している。74歳の誕生日を迎えた前日の13日、陸軍士官学校の卒業式に出席した際に足元がおぼつかない様子を見せたからだ。 【写真】トランプ氏の足取りが話題になったスロープ

 大統領の健康は常に厳しく詮索されるものだが、トランプ氏は普段、年齢の割には元気そうで、今月初めに発表された定期健診の結果も、体重が約110キロと太り過ぎだった以外は特に異常なしとされた。


 しかし13日、ニューヨーク州ウエストポイント(West Point)にある陸軍士官学校の卒業式に出席したトランプ氏は、足取りがおぼつかず、演説での発話にも問題がある様子で、不調を示す証拠ではないかと新たな疑問が投げ掛けられている。中でも広く拡散された動画には、スピーチを終えて壇上から降りようとするトランプ氏が、長いスロープをたどたどしく歩く姿が捉えられていた。

 トランプ氏は、11月の大統領選で対立候補となる3歳年上の民主党のジョー・バイデン(Joe Biden)氏の健康や認知力を常日頃冷やかしてきたが、選挙戦を展開していく上で自らの体力問題が重くのしかかる可能性がある。


 トランプ氏は、話題になったこの動画にツイッター(Twitter)で反論し、「ウエストポイントの卒業式のスピーチの後に下りたスロープは、非常に長く(角度が)急で、手すりもなく、何よりまず、とても滑りやすかった」「絶対に避けなくてはならないことは転ぶことだった。『フェイクニュース』に格好のネタを提供することになる。最後の10フィートは駆け降りたよ、勢いで!」と、自らの足取りのおぼつかなさを説明した。


だが現場にいた記者らは、天気は晴れていて湿気はなく、スロープも特に急ではなかったと述べている。
 トランプ氏は同じく13日、水の入ったグラスを片手で持ち上げて口元まで運ぶのに苦労する様子を見せ、最初に右手でグラスを上げながら、途中でそれを支えるように左手を添えた。

■初期の認知症から軽度の脳卒中までさまざまな臆測が
 また今に始まったことではないものの、演説の中でも南北戦争(American Civil War)のユリシーズ・S・グラント(Ulysses S. Grant)将軍や第2次世界大戦(World War II)後の連合国軍最高司令官ダグラス・マッカーサー(Douglas MacArthur)元帥など、著名な米国人の名前をいくつか間違えて発音しているように聞こえた。

 トランプ氏の健康状態が疑問視されたのは今回が初めてではなく、特に批判勢力の間では、初期の認知症から軽度の脳卒中まで、さまざまな臆測が飛び交ってきた。

 先月末も、首都ワシントン近郊のアーリントン国立墓地(Arlington National Cemetery)で行われた献花式で、トランプ氏はじっと立っているのに苦労しているように見えた。一部のコメンテーターは単に疲れていただけだろうと評したが、その頃のトランプ氏は、新型コロナウイルスに有効という医学的証拠がないにもかかわらず、予防効果があるかもしれないとして抗マラリア薬の「ヒドロキシクロロキン」を服用していると述べていた。この薬の副作用にはめまいや吐き気などがある。


 昨年11月、トランプ氏がワシントン郊外のウォルター・リード米軍医療センター(Walter Reed National Military Medical Center)を突然訪れたときも、健康不安説に拍車がかかった。ホワイトハウス(White House)はこのときの訪問を「中間検査」と称し、いかなる「緊急性もない」として臆測を否定したが、前回の定期検査から9か月しかたっていない中での訪問は異例の事態だった。【翻訳編集】 AFPBB News


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

内閣支持率急落で囁かれる安倍首相辞任のタイミング 党則第6条で揉める可能性

2020年06月15日 16時00分37秒 | 政治のこと


有権者はもちろん、自民党内にも衝撃が走った。毎日新聞と朝日新聞の内閣支持率が共に30%を割り込んでしまったのだ。自民党の国会議員からも「下がるとは思っていたが、これほどの急落は予想できなかった」との声が上がっている。 【写真】人気沸騰「吉村知事」恐妻家の履歴書  ***

 両紙の報道により、安倍晋三首相(65)の党内影響力が低下、“ポスト安倍”レースが一気に加速する可能性が取り沙汰されているという。  だが、その前に支持率急落の理由について、しっかりと報道を見ておこう。 

 毎日新聞(電子版)は5月23日、「内閣支持率27%に急落 黒川氏『懲戒免職にすべきだ』52% 毎日新聞世論調査」の記事を配信した。 《安倍内閣の支持率は27%で、今月6日に行った前回調査の40%から急落した。不支持率は64%(前回45%)に跳ね上がった。社会調査研究センターとの共同調査は3回目で、最初の4月8日に44%あった支持率が1カ月半で17ポイント落ち込んだ》 


 さらに朝日新聞(同)は24日、「内閣支持率29%、発足以来最低に 朝日新聞世論調査」の記事を配信した。 《安倍内閣の支持率は29%(前回5月16、17日は33%)で、2012年12月に第2次安倍政権が発足して以来、最低となった。不支持率は52%(同47%)に増え、5割を超えた》 《男性の支持率は33%で、女性は25%。特に50~60代女性の支持は2割以下で、7割近くが不支持と答えた。支持政党別では、自民支持層の内閣支持率は68%だったが、無党派層では14%にとどまった。第2次安倍政権のこれまでの最低支持率は、森友・加計問題への批判が高まった18年3月と4月の調査の31%だった》  

モリカケ問題より現在のほうが、安倍政権を見つめる有権者の目は厳しいことが指摘されている。 


 一体、何に有権者は怒り、不満を感じているのだろうか。政治記事を担当するデスクが解説する。 「毎日新聞の記事では、《東京高検の黒川弘務検事長が賭けマージャンをしていた問題で辞職したことについては「懲戒免職にすべきだ」が52%と半数を超えた》とあり、安倍政権の支持率が急降下した原因の1つだと考えられます。さらにアベノマスクの不評や特別定額給付金の10万円がなかなか届かないといった、新型コロナウイルス対策に関する不満が重なったことも大きいでしょう」 


 黒川弘務氏(63)の問題に有権者が不満を感じているのは、森まさこ法務大臣(55)に対する、安倍首相の“弱腰”も影響しているようだ。 「黒川氏の問題で、森法相が進退伺いを提出したところ、安倍首相が『強く慰留』したと大手マスコミは報じました。これも有権者には不評だったようです。責任を取り、森法相を辞任させるべきだったという意見のほうが多いのでしょう」(同)  

デスク氏は「安倍首相と距離のある自民党の国会議員ほど、支持率急落の報道に驚いている」とも指摘する。 


 ならば逆に、安倍首相に近い議員は、報道にどう反応したのだろうか。官邸中枢はどう受け止めたのかというと、どうも有権者の感覚とは距離があるようだ。 「官邸にいる安倍さんの周辺は、新型コロナ対策を『そこそこ、うまくいっているのではないか』と分析しています。『何よりの死者を出さないよう万全の策を講じてきたし、実際に死者を少なく抑えられている』というわけです。ところが有権者は、何よりも黒川氏の問題に怒っており、コロナ対策でも死者数ではなく、マスクや給付金の件で批判しています。その現状を、いまいち理解できていないようです」(同)




両院議員総会で一点突破!?
 世論と官邸の間に乖離があるというわけだが、そうなると、内閣支持率の立て直しも、なかなか難しくなる。 「実際、打つ手が限られているのも事実だと思います。多くの専門家が指摘しているように、新型コロナを完全に収束させる、つまり感染者ゼロに抑え込むのは医学的に厳しい。安倍首相も『非常事態宣言の再発令はあり得る』と認めました」(同)  


そうなると、安倍首相は来年秋までが任期だが、衆院を解散できるタイミングもなかなかないという。 「小選挙区制のドブ板選挙で候補者は有権者と握手をかわし、選挙事務所は関係者が密集します。要するに三密の極みなのです。仮に安倍政権が総選挙を強行すれば、それだけで有権者の一部は“不要不急の選挙”と反発するでしょうね。このまま支持率も回復しないようだと、コロナ禍が一段落したあたりで、辞任する可能性もあるでしょう」  

そこで注目を集めているのが、自民党の党則だ。第6条は自民党総裁を「別に定める総裁公選規定により公選する」と定めているのだが、第2項は以下のように書かれている。 《総裁が任期中に欠けた場合には、原則として、前項の規定により後任の総裁を公選する。ただし、特に緊急を要するときは、党大会に代わる両院議員総会においてその後任を選任することができる》  

更に第3項には、こうある。 《前項ただし書の規定により総裁を選任する際の選挙人は、両院議員及び都道府県支部連合会代表各三名によるものとする》  


つまり両院議員総会で後継総裁を決める場合は、国会議員の投票がメインとなるわけだ。都道府県の党員票を最小限に抑えることができる。 「当然、安倍首相が辞任した場合、自民党総裁選を制した政治家が、次期首相に選出されます。その際、党内で『特に緊急を要するとき』であると認められれば、両院議員総会で選出することが可能です。このシナリオですと、“安倍元首相”が党内影響力を維持することが可能になります。ただし、これだと安倍さんが院政を敷きたいという思惑が丸見えです。党内からは『通常通りの全党員による総裁選を行うべき』という声が出るはず。間違いなく揉めると思います」  


安倍首相は何を考えているのか。それは「自分が首相を辞めるにしても、石破茂元幹事長(63)だけは首相にしない」との1点に尽きるという。安倍首相と石破氏の“確執”については、これまでにも多くのメディアが報じている。 「石破さんは特に地方の党員票を強いとされ、実際、“ポスト安倍”を問う世論調査では1位になることも珍しくありません。一方、派閥の石破派は小所帯です。もし国会議員がメインの両院議員総会で後継総裁を決めることになれば、安倍首相の“意中の人”が勝利する可能性は高くなります」(同)  


ただし、シナリオは完璧でも、肝心の“ポスト安倍”がなかなかいないという。大手マスコミが報じる“候補者”は多くとも、いずれも「帯に短し襷に長し」のようだ。 「安倍首相の後継者と目されていたのは、岸田文雄政調会長(62)です。いわゆる“禅譲”シナリオがたびたび、報じられていますが、少なくとも自民党内では新型コロナの対策を巡って、最も男を下げた政治家の1人です。官邸中枢から『政調会長のくせに、ろくな政策を持ってこない』と批判が高まっており、安倍首相も失望していると言われています」(同) 


“安倍側近”の一部からは、麻生太郎財務相(79)を推す声も根強いという。 「じっと我慢して安倍内閣を支え続け、長期政権を実現した功労者であるのは間違いないと思います。『その労に報いたい』という党内の意見は理解できなくもありませんが、麻生さんは有権者の評判が非常に悪い。失言癖もあり、下手をすると内閣発足時から支持率が低迷したり、自民党の支持率に悪影響を与える可能性も否定できません。麻生首相を推す国会議員の中には、『あくまでワンポイントの起用だから大丈夫』という意見もあります。ただし、麻生さんには高齢の問題がありますし、やっぱり人気がない。そう簡単に党内がまとまるとは思いません」(同) 


週刊新潮WEB取材班 2020年6月1日 掲載

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まだ、終わっていない>東京都で新たに48人の感染確認 2日連続で40人超える

2020年06月15日 15時51分09秒 | 社会のことなど
> すでに、「第2波」に備えるとか言われていますが、まだ、何も終わっていないというのが現実ですね。


東京都で新たに48人の感染確認 2日連続で40人超える

関係者によると、15日に東京都が確認した新型コロナウイルスの感染者は48人だった。14日の47人に続き、2日連続で40人を超えた。 (ANNニュース)




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新宿の高層マンションで飛び降り自殺か 中学校の制服姿の男子が死亡 当時、自宅には親族も

2020年06月15日 15時24分47秒 | 事件と事故
新宿の高層マンションで飛び降り自殺か 中学校の制服姿の男子が死亡 当時、自宅には親族も

東京・新宿区の高層マンションで中学生とみられる男子生徒が血を流して倒れているのが見つかった。警視庁は男子生徒が自殺を図ったとみて調べている。

 【映像】現場の様子  警視庁によると午前8時前、新宿区富久町にある55階建ての高層マンションのひさしに「人が血を流して倒れている。飛び降りたみたいだ」と目撃者から110番通報があった。  男子生徒は白いワイシャツにズボンの中学校の制服姿で、その場で死亡が確認されました。マンションの高層階から飛び降りたとみられている。  当時、自宅には親族もいて遺書などはいまのところ見つかっていないということだ。警視庁は、現場の状況などから男子生徒が自殺を図ったとみて調べている。(ANNニュース)

https://news.yahoo.co.jp/articles/4d7cb44b588e68c859ad183eb9f914e986fd8f0c
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

韓国を突然「クズ」と罵倒 金正恩・妹が過激化の理由

2020年06月15日 14時25分37秒 | 国際情勢のことなど
韓国を突然「クズ」と罵倒 金正恩・妹が過激化の理由


北朝鮮の金正恩委員長の妹・金与正氏(31)が、過激な発言を連発している。 「南朝鮮(韓国)当局の下、クズどもが最高尊厳(正恩氏)を刺激した」 【画像】外交アイドル金与正 ミニスカート姿とワインでホロ酔い「乾杯!」写真 「人間のクズが人間の真似をして、あのような行為をするとは。汚い口で吠え立てる野良犬と同じだ」 「悪意に満ちた行為が、『個人の自由』だの『表現の自由』だのという美名の下に放置されるなら、南朝鮮当局は遠からず最悪の局面に陥るだろう」 

与正氏が罵倒するのは韓国政府だ。キッカケとなる事件は、5月31日に起きた。韓国の脱北者団体が、ソウル近郊から正恩氏を批判するビラ50万枚を風船につけて散布。一部は北朝鮮南部に届き、多くの住民が目にしたという。北朝鮮では、国の指導者は「最高尊厳」と呼ばれ絶対的な存在だ。敵対する米国の「属国」とされる韓国に批判され、与正氏は「人間のクズの茶番」と激しく反発している。


 「北朝鮮当局は、ビラを手にしないよう人民に徹底したそうです。しかしビラを密かに手に入れ、正恩氏の指導体制に疑問を持った人も多いと言われます。中にはビラに感化され、国家を非難するような発言をした人々もいたとか。そうした住民は社会安全部(警察)に逮捕され、公開処刑されたようです。

与正氏や金明吉・中央検察所長は、6月7日の労働新聞を通じ次のような談話を発表しています。『わが最高尊厳を攻撃した挑発者たちを無慈悲に処刑する』『対南事業を徹底的に対敵活動に転換すべきだ』と」(韓国紙記者) 

◆韓国高官をメロメロにしたミニスカート姿 

韓国によるビラ散布は、これまでにもたびたび行われてきた。北朝鮮は、なぜ今回ここまで過敏に反応するのだろう。『金正恩 狂気と孤独の独裁者のすべて』などの著書がある、東京新聞編集委員の五味洋治氏が解説する。 「一説には、韓国からのビラには『正恩氏は日本人と血縁関係がある』と書かれていたそうです。本当なら、正恩氏にとって最大の冒涜ですよ。しかも今回の宣伝活動は、以前より北朝鮮国内で大きな影響を及ぼしています。

最近普及し始めたスマートフォンで、住民がビラを撮影。画像が拡散しているんです。北朝鮮当局が危機感を抱き、反応が過剰になってもおかしくありません。 もう一つの理由は、感染拡大する新型コロナウイルスでしょう。北朝鮮は1月下旬から鉄道、飛行機、車などでの、すべての入国ルートを遮断し感染拡大を防ごうとしています。その影響で中国などからの輸入が途絶え、物資不足になっている。国連制裁も続いていることから、深刻な飢餓状態に陥っていると言われます。

人民の不満をそらすため、韓国との敵対関係を煽らざるを得ない事態になっているのでしょう」 過激反応の先頭に立っているのが、与正氏だ。与正氏は18年に行われた平昌五輪に派遣され、恥ずかしそうな態度で「南北関係を大切に思います」と発言。時にはミニスカート姿も辞さない温和な態度で高官たちをメロメロにし、韓国では「外交アイドル」と呼ばれてきた。だが、今回は態度が一転。前出の五味氏が、彼女が攻撃的な言葉を吐き続ける要因を分析する。

 「与正氏は今年4月の政治局会議で、若くして幹部の一人に昇格しました。正恩氏による、事実上の後継者指名だと言われています。指導者は優しいだけでは務まりません。特に北朝鮮のような独裁国家では、冷酷な決断を求められることもあるでしょう。今回の与正氏が過激な発言を繰り返す背景には、正恩氏の『後継者としてもっと厳しくなれ』というメッセージが込められていると思います。 また正恩氏自身が過激な発言をすると、海外の首脳たちは『あんな乱暴なトップとは対話できない』と感じるでしょう。


口汚い言葉で罵倒する『汚れ役』を、信頼する与正氏にやらせているのかもしれません。温厚なイメージで韓国でも人気の高い与正氏が、急に過激な言動をとれば、文在寅政権にも強い衝撃を与えられる。北朝鮮が本気で怒っていると、印象づけられるんです」 華奢な与正氏の外見とは裏腹に、連発される辛辣な言葉の数々。ウラには逼迫する北朝鮮の国内事情、そして正恩氏の思惑があるようだ。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする