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二重顎の治療で注射をしたら四角い顔に! 家族はショックを隠せず(豪)

2020年07月02日 21時15分59秒 | 医療のこと
フェイスラインの脂肪が気になって仕方がなかった19歳の女性が、家族に内緒で顎の脂肪を溶解させる“カイベラ”という薬剤の注射を受けたところ、小顔になるどころか四角い顔になってしまった。女性が治療当日の腫れ上がった顔と、それを見た家族のリアクションをTikTokに投稿したところ大きな反響があり、『The Sun』『It’s Gone Viral』などが伝えて拡散している。

 【この記事の他の写真を見る】 
オーストラリア在住のソフィア・マロクインさん(Sofia Marroquin、19)が今月15日、TikTokに投稿した動画が注目を集めている。ソフィアさんは“カイベラ”という二重顎の治療薬の注射を受けたところ、顔が腫れ上がり全く別人のようになってしまったのだ。

動画ではまず、顎のラインが腫れたソフィアさんの四角い顔がドアップになる。ソフィアさんは「ちょうど顔への注射を終えたところなんだけど、家族は何も知らないの。どんな反応をするのか、これから見てみるところよ」と囁くと、カメラはコンピュータに向かう父親を映し出す。

娘を見るなり目を丸くした父親は、小さく飛び上がって口を手で押さえ「オー、マイ、グッドネス(何てこと!)」といって固まってしまう。次にカメラが捉えたのは母親で、娘の姿を「信じられない」といった表情で見つめ、「ソフィア…」と呟くがその後の言葉が出てこない。

ソフィアさんの女きょうだいにいたっては、口をアングリ開けて驚きの表情を浮かべ、その後改めて顔をじっと観察すると、悶えるようにして笑いこけている。そしてソフィアさんの家にやってきたベストフレンドも、玄関先で口に手を当て、目を泳がせながら驚愕していた。

この動画は24日の時点で360万回も再生されており、「まるで映画『トイ・ストーリー』のバズ・ライトイヤーみたいだ」「いや、映画『シュレック』のファークアード卿みたいだよ」「これはフグだよ」「なんでこんなになってしまったの?」「腫れているのは今のうちだけだといいね」「メスをいれなくても、やっぱり注射は怖い」「治療しなくても十分可愛いのに」といったコメントが届いている。


これに対しソフィアさんは「ずっと顎の下の脂肪が気になっていたのよ。脂肪がたくさん付いていたわけではないの。でも注射をしたら顔が腫れて、こんな四角い顔になってしまったの」と明かしている。

カイベラの治療効果は早ければ数日で現れるとも言われるが、ソフィアさんの場合はどうだったのか。ソフィアさんは治療を受けてから1週間後、TikTokにこんなメッセージを残していた。

「注射から48時間は腫れが酷かったけど、その後ずいぶん落ち着いて、1週間経つとだいぶ腫れは引いたわ。でも治療の結果が出るにはあと1週間はかかるかしらね。」

動画を見る限り、1週間経ってもソフィアさんの顔は四角いままのようだが、本人は「時間が経てはなんとかなるでしょう」というスタンスのようである。

ちなみにこの治療薬は2015年にFDA(米食品医薬品局)の承認を得ており、カイベラの主成分は脂肪を分解すると言われる“デオキシコール酸”なのだという。顔にメスを入れないことから人気だが、顔のゆがみや筋力の低下、あざ、腫れ、発赤などが見られることもあり注意が必要とのことだ。


『Healthline』によると、1回の治療は15~20分で、患者の多くは2~4回の治療で目に見えた結果が現れるという。ただしアメリカでは保険が効かず、1回の治療で約12万8千円(1200ドル)から約19万円(1800ドル)、オーストラリアでも約9万円(1200豪ドル)あたりが相場のようだ。

画像は『The Sun 2020年6月23日付「FAIR AND SQUARE Woman ‘ends up with a square head’ after chin-fat removal procedure goes wrong and her parents are absolutely horrified」(Credit: Sofia Marroquin/TikTok)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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運転免許証、コンビニのコピー機に置き忘れ多発…給付金申請で?

2020年07月02日 20時30分18秒 | 社会のことなど

新型コロナウイルス対策として一律10万円が支給される「特別定額給付金」をめぐり、郵送申請に写しが必要な運転免許証などの身分証明書類を、コンビニ店のコピー機などに置き忘れる事例が県内で相次いでいる。外出自粛の影響から拾得物全体が減っている中で、5、6月の運転免許証の拾得物は前年同期比で増加。秋田県警は、コピー機を利用した後に確認を徹底するよう呼びかけている。  

県警会計課によると、県内の各自治体で給付金の郵送申請が始まった5月、前年同月より49点多い199点の運転免許証が県警に拾得物として届けられた。6月は10日現在ですでに90点届いており、前年同月の50点を上回っている。 

 例年は転出入が多い春先に増える傾向があるが、今年は5月の届け出点数が4月の101点を上回った。コンビニやスーパーなどの店舗で拾われるケースが多いことから、同課は給付金申請のためにコピーした際に置き忘れたとみている。  


大仙署では、管轄する大仙市と美郷町で申請書が郵送された5月7日以降、店舗に運転免許証が忘れられるケースが相次いだ。同12日に7件あったため、同署は注意喚起するチラシを管内の各コンビニに配布した。  

店側では独自に対応するところもある。セブン―イレブン・ジャパンでは、「行政による給付金の支給にあたりコピー機使用後の忘れ物が増加しております」などと書いた掲示物を用意。秋田市内の店舗では、同市で申請書類の郵送が始まった同28日以降、通帳や運転免許証の忘れ物が増えており、店内のコピー機に貼って注意を呼びかけている。  

県警会計課によると、県が発行するプレミアム付き飲食券を郵送で申請する際にも身分証明書類の写しが必要で、同様の置き忘れが懸念されるという。同課の阿部展久次長は「コピー機を利用したら、置き忘れがないか複数回確認してほしい。万が一忘れた場合もあきらめずに警察署に届け出てほしい」と話している。


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レジ袋有料を告げると客から耳を疑う“ひと言”が…  

2020年07月02日 19時24分19秒 | 日々の出来事

レジ袋有料を告げると客から耳を疑う“ひと言”が…  『グッディ』の特集に反響 



きのう7月1日からレジ袋の有料化が義務付けられるが、一部ではレジ前でトラブルが起きるのではないかなど不安の声もあがっている。

30日放送の『直撃LIVE グッディ!』(フジテレビ系)ではレジ袋有料化に伴う客と店員とのトラブルについて特集。SNS上で大きな反響を呼んだ。

■レジ袋をめぐるトラブル
番組では、都内のスーパーマーケットを取材。このスーパーではレジ袋1枚3円で販売しているが、レジ袋を貰うかどうかについて客と店員で「言った」「言ってない」とトラブルになるのではないかと懸念している。

すでにレジ袋有料化を導入している店舗では、オープン前から告知していたにも関わらず、客から無料でレジ袋を要求されるケースもあったようだ。

また、有料化を先行して実施しているスーパーで働く女性からは思わぬエピソードも。レジ業務を担当していたところ、客から「神様からお金を取るのか」と言われてしまい、びっくりしたという。

■SNSでも不安広がる
レジ袋を要求し、店員に対して高圧的な態度を取る「クレーマー客」に、SNS上では「レジ袋有料でそんなクレームになる?」「意味不明すぎる」「店員のストレスがスゴそう…」といった反響が続出。

スーパーなどの小売店で働いているとみられるユーザーからは「絶対にレジ袋のクレーム来るよな~」「クレーム言われないか心配」「パートに行くのが憂鬱」との声もあがっており、現場で働く人たちも不安を抱えているようだ。

■クレームや暴言を言われた人は…
接客業で働く人にとって、些細なことや理不尽な状況でクレームを言われてしまうことは日常茶飯事なのだろうか。しらべぇ編集部が全国10~60代の接客業経験のある男女826名に調査したところ、52.4%が「接客中に客から理不尽なクレームや暴言を言われたことがある」と回答している。

■有料化反対派からのクレームが心配
別の調査では、47.1%が「レジ袋有料化に反対」であることも判明しているが、レジ袋問題で鬱憤が溜まっている客から、理不尽に近いクレームを言われてしまうケースも今後増えてくるのかもしれない。

新型コロナウイルスの感染拡大によってマスク不足になった際、ドラッグストアやスーパーの店員が客から怒りをぶつけられてしまったという声があったが、レジ袋有料化についても店員たちが被害に遭わないことを望みたい。


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コロナで「留年危機」15歳姉妹の余りに辛い事態

2020年07月02日 18時15分39秒 | 教育のこと
コロナで「留年危機」15歳姉妹の余りに辛い事態

高校野球やインターハイの中止など、スポーツを頑張ってきた若者に大きなショックを与えたコロナ。だが、翻弄されたのはそんな生徒ばかりではない。6月5日、外務省は新たに18カ国・地域に対して渡航中止勧告を発表した。留学中だった生徒や、今年から留学へと飛び立つ予定だった人たちにとっては依然として厳しい状況が続いている。  

令和4年度に高校生の海外留学を6万人にしようと、国を挙げて若者の海外留学を後押ししてきた日本。文部科学省の「トビタテ! 留学JAPAN日本代表プログラム」などの活動効果もあってか、昨年8月には高校生の留学者数は4万7千人と過去最高を記録した。

 だが、そんな「トビタテ!」も今年はコロナウイルスの影響で募集を停止。ほかにもさまざまなルートで海外へと飛び立つ予定だった子どもたちが影響を受けているのだ。中には、留学断念に追い込まれる人もいる。  

近畿地方に暮らす山本優香さん(仮名、高1)、友香さん(仮名、高1)の双子と、瑞希ちゃん(仮名、中2)の3姉妹。かれこれ7年がかりで準備をし、今年4月から母方の親戚が住むオーストラリアの学校に入学予定だったが、コロナの影響で入学が延期となった。現地からは未だ入学の時期についての回答は得られていない。

 山本家の3姉妹に起きている大変な事態について、母親の美由紀さん(仮名)に聞いた。 

■慌ただしく始まった日本の高校探し  

留学手続きを依頼していた現地エージェントから決定的なメールが届いたのは3月19日。  それを見て、母親の美由紀さんは凍りついた。5月31日まで入国が禁止になったこと、そして、入学を7月にずらすという提案が載っていたからだ。  しかもずらすといっても、7月に入学できる保証はなく、コロナの状況により、さらに延期となる可能性もあるという。


 美由紀さんは、3月19日の午後1時、まずは通っていた地元の公立中学に電話を入れ状況を説明、3女はいったんこの中学に残ることを認めてもらった。  

問題は、中学校を卒業した上の双子だ。「中卒」のまま、いつになるかもわからない留学再開を待たねばならなくなる。  調べると、地元公立高校の2次募集の締め切りがちょうどこの日の午前中だったことがわかった。そこで美由紀さんは慌てて、管轄の教育委員会に電話。なんとか試験を受けさせてもらえないかと懇願したが、電話に出た担当者は、すでに募集は締め切られているため、試験は受けられないと言うばかりだった。


残る手は、万一ビザが下りなかったときのことを考えて数カ月前に受験、合格していた私立高校だ。この学校の入学手続き締め切りの前に、ビザが下りたため、入学手続きを見送り、入学辞退扱いとなっていた学校だ。  美由紀さんがダメ元で電話をすると、同校の校長が事情を考慮してくれ、なんと入学を許可してくれた。ただし、入学条件があった。翌20日が入学者説明会となっているため、入学の場合はすぐに決断をしなければならないこと、そして、入学金など納入金をすべて22日までに納めることだ。

 入学金は5万円、学校施設費は25万円となり、2人分で60万円が必要となる。入学を決めれば、これに加えて制服代や教科書代なども必要となり、双子合わせておよそ96万円の出費となる。  「公立に断られ、やむをえずこちらの私立高校にお世話になることを決めました。ただ資金繰りは本当に苦しく、留学用の口座からお金を捻出することになってしまいました」(美由紀さん)  一息ついたのもつかの間、再び、山本家を激震が襲う。なんと、オーストラリアの現地校の入学許可が取り消されてしまったのだ。

 現地エージェントの話では、学年制度とターム制度の複雑な事情が絡んでいるという。 
 「まず、7月の入学の延期が決まったようでした。7月の入学を逃すと、オーストラリアでは学年の最後の学期にあたるターム4での入学になるため、留学生をどう受け入れようか、方針が決まっていないようだと説明を受けました」 ■入学許可、資金力…困難になる「ビザの取得」  彼女たちが留学予定のエリアの場合、学期は4学期制だ。だいたい、新年度は1月始まりで、ターム1が1月下旬から4月上旬、ターム2が4月下旬から7月上旬となっており、当初の計画ではこのターム2に入学の予定でいたのだが、コロナの影響でターム3にあたる7月下旬に入学時期をずらすことを想定していた。

 ところが、コロナ問題の深刻化でターム3での入学許可が下りなくなり、残されたのは最後の学期にあたるターム4。  双子の場合、ここで大きな問題が生じる。オーストラリアの義務教育は高校1年生までのため、高校2年生に上がるためには日本の高校入試に匹敵する卒業テストに合格する必要があるのだ。  学校側の意見としては、このテストを、ターム4の出席だけでパスするのは難しいのではないかというのだ。つまり、ターム4で入学する場合、学年を1つ落として留年すること提案してきたのだ。この方針を了解しなければ、入学許可が下りず、ビザ申請にも進めない。


また、ビザ申請にはこれに加えてもう1つの関門がある。エージェントの説明では、オーストラリアの場合、滞在予定の年数分の学費と生活費を賄える経済力があるという証明がなければ留学生ビザが発行されないという事情がある。  家族で考えあぐねていると、6月に入りエージェントから新たな提案が来たが、これも現状の打開策にはならなかった。  

提案されたのは8月から現地校が行う特別枠のオンライン授業に日本から参加、各種テストや提出物をクリアし、基準を満たせばTerm3とTerm4を受講したものと見なすというものだ。渡航は2021年1月となるが、新年度を次の学年からスタートできるという。

 しかし、学校側が設けた一定の基準をクリアできなければ、1月の入校後は前回の提案通り、留年してのスタートとなる。  また、オンライン授業を受講すれば、たとえ留年になったとしても、授業料が発生する。ただでさえ私立高校での授業料が余分にかかることになっているため、リスクが高いと判断した母親は、やむなくもう一つの選択である来年1月から一つ学年を下げての留学で申し込みを進めることにした。  「留年してスタートの場合、入学できても当初の予定より1ターム(約3カ月)ぶん留学期間が増えるため、ビザも再取得が必要です。残高証明の再提出を求められたらかなり苦しい状況です」

 山本家は留学資金を貯めるのに実に7年を要した。  「今回、私立高校に入学する費用がかさみ、わが家の預金残高は減っています。そんななか、日本の学校では登校再開が決まり、制服の夏服も買わなければならずでした。ここへ来て、来年1月まで足止めが決まったので、日本の高校の学費は年内は支払うことになります。  コロナの影響で余分に払わなければならなくなった費用は、ざっと見積もっても450万円を超えます。本人たちは留学を楽しみにしていましたから、なんとか行かせてやりたいとは思うものの、このままだと、資金がつきて途中で帰国という可能性もあります」



母親の美由紀さんは落胆する。

 ■「入学前」では国の制度も使えない  外務省のHPを見ると、山本家が留学予定だったオーストラリアをはじめ、アメリカ、カナダ、イギリスなど、留学先として人気のエリアはすべて渡航中止勧告となる感染症危険情報レベル3となっている。コロナの影響で留学予定が大きく変わったのは、山本家だけではないだろう。  海外では国により、現地にとどまる留学生を対象にした助成金など支援策を打ち出したところもあるが、山本家のケースのように、まだ留学生ではない、“入学前”の状況ではこうした制度は使うことができない。

 留学関係の相談を受け付けているNPO法人留学協会によれば、こうした留学に関する相談件数は4月、5月と増えてきたという。同協会の担当者はこう語る。  「途中で留学が中断してしまい、日本に帰国している人からの相談も多数あります。いちばん多い相談は返金トラブルです。現地校からなんのフォローもない人たちがいて、彼らにはアメリカなど、オンライン授業を続けている通信制の学校の紹介もしていますが、これを受けるにもまたお金がかかり、なかなか難しい状況です」

 留学が中断となった場合、まずは、授業が行われなかった分の授業料について、学校側が生徒側に返還する意志があるかどうかを確認するよう促している。  「留学の仲介をする業者との契約書と、学校との契約書は別々になっていることが多いです。それぞれに見てみてください。場合によっては、現地校へ直接連絡してみるのも手です」  それでも、契約条項の内容によっては一切、返還されないこともあるという。 

■交換留学や私費留学の場合も「支援なし」
 このままの状態が長引けば、現地での卒業認定の取得が難しく、想定した大学受験ができなくなる子どもたちが多発することも考えられる。国の政策として留学を奨励し、後押しを続けてきた日本。同協会の担当者は、「卒業資格がどうなるか、また留年となってしまった場合のことなど、国でもセーフティーネットを考えてほしい」と語る。  独立行政法人日本学生支援機構の調査によれば、日本から海外へ留学している学生の数は2018年度の段階で大学生、大学院生も含めると11万5146人。前年度と比べると9845人増となっており、増加の傾向にあった。


以下はリンクで>


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検察の最終ターゲットは安倍官邸

2020年07月02日 16時35分19秒 | 事件と事故
安倍vs検察 河井前法相夫婦逮捕「次の一手」頂上作戦

検察の最終ターゲットは安倍官邸」



 6月18日、河井克行前法相夫妻を逮捕したのは、東京地検特捜部と広島地検の最強検察混成チームだ。この大捕り物劇に、検察庁内部では「ひと段落の空気」が流れていいはずなのに、周辺は、いまだピリピリとした雰囲気に包まれたままだ。その理由として、司法記者から漏れ出した言葉が冒頭の指摘だ。

 河井夫妻の逮捕容疑は昨年の参院選での広島選挙区をめぐっての買収。定数2の同選挙区は長年、自民党と野党が議席を棲み分けてきた。自民党には岸田派の重鎮である溝手顕正・元国家公安委員会委員長が在籍、続投を目指していた。そこに弓を引いたのが自民党2人目の新人候補、河井案里容疑者だった。

 自民党広島県連の猛反対を押し切り、党本部推薦で案里容疑者は立候補。自民党は互いの票を食い合う血で血を洗う仁義なき戦いとなった。結果、当選したのは無所属の野党推薦候補と案里容疑者で溝手氏は落選の憂き目に。死闘を繰り広げた選挙で河井陣営がなりふり構わず展開したのが、買収作戦だったのだ。

「逮捕容疑の買収総額は約2570万円という驚きの現ナマ、札束攻勢。主導的役割を果たしたのは、夫の克行容疑者だったと見られている。すでに検察は河井夫妻から選挙の詳細を記したスマホを押収し、解明を進め、買収を仕掛けられた側の供述も得た。つまり、公職選挙法違反容疑の証拠は十分で、本来、在宅起訴でも済む話だ。ところが、検察は身柄を取った。証拠隠滅や案里容疑者の自殺を恐れたようです。見方を変えれば、事件はまだ入口で、出口が別にあるということ。出口として囁かれているのが安倍官邸周辺ですよ」(司法担当記者)

 元検察関係者が続ける。

「問題は自民党からの巨額選挙資金1億5000万円だ。通常、選挙で自民党からの支給相場は1500万円だから10倍にもなる。同じ広島選挙区で自民党公認候補の溝手氏への支給も1500万円だった。河井陣営にだけ、誰がどんな目的で莫大なカネを流したのか、いまだに全く解明されていない。その解明が第1。自民党内では『1億5000万円という多額の現金を指示、準備できるのは総裁か幹事長のどちらか』と言われている」

 買収資金の原資は、党資金である1億5000万円の疑いが強い。というのも、案里容疑者の出馬表明は昨年3月で参院選挙は昨年7月。選挙で事務所費、印刷代で1億5000万円もの資金は必要ないからだ。

「実際、案里事務所が選挙後、広島県選挙管理委員会に提出した選挙収支報告の支出額は約2690万円。案里容疑者は週刊文春の取材に『1億5000万円は印刷代、ポスティング費用等で消えた』と答えているが、そんな話は誰も信じていない。検察の調べで買収総額は約2600万円だから、その原資はどう見ても党資金だ。しかし、選挙収支報告と買収額を合わせても、まだ数千万円の使途が見えない。1億5000万円から大物政治家に金が流れていないかの解明が第2」(同)

 全国紙遊軍記者の話。

「自民党の下野時代、溝手氏は安倍元首相(当時)を『過去の人』などと悪口を言い続けた。その溝手氏への刺客として、安倍首相が案里容疑者を送り込んだのが広島選挙区の背景です。参院選挙期間中の昨年7月14日、安倍首相自ら案里容疑者の広島市内での街頭演説に駆け付けた。さらに、安倍選挙区(山口4区)の“国家老”配川博之筆頭秘書をトップに、表も裏も知り尽くす元柔道家の畑村剛秘書ら合わせて4人の有能な秘書を案里陣営に派遣している。秘書の派遣は『自らの指示』と6月の会見で安倍首相も認めています」

 安倍首相を陰に陽に支える大物秘書らがわざわざ出張って来たことで、案里容疑者に肩入れした広島の地元有力者は多い。

「自民党からの1億5000万円に、安倍秘書らが全くノータッチだったのかも、今後の大きな捜査のポイントとなる。また、秘書らは安倍後援会が国会で火ダルマになった『桜を見る会』疑惑でも氏名が取り沙汰された」(同)

 河井前法相夫妻の逮捕は、6月17日の国会閉会後。検察内部では、一時、国会開会中に議員逮捕の許しを得る許諾請求のもと、早く身柄を抑える方法を模索したという。

「許諾請求するには、検察の手の内を国会に明かさないと許諾されない。それを嫌った検察は国会閉会後の逮捕を選択した。それだけ安倍政権の動きを警戒しており、官邸周辺がターゲットという憶測が飛ぶのです」(前出・元検察関係者)

 安倍官邸は河井夫婦事件の捜査の最中、検察をけん制するかのように検事総長など幹部人事を法改正で牛耳ることを狙ったが、目論見は世論の猛反発で断念。逆に、検察サイドの闘志に火をつけた。

「一時、検察は夫妻在宅起訴で一件落着の方向だった。だが、検察人事騒動を機に『桜を見る会』も含め、安倍官邸とガチンコ対決の肚を括ったようです。さらに、検察は綻びが見え始めた安倍首相が随所で弱気になりつつあるという情報も把握している」(同)

 検察が怒濤の攻勢に出そうな裏では、表向き容疑を否認しているとされる河井夫婦の完落ち(全面自供)説もある。

 自民党総裁室へ捜査のメスは入るのか。安倍VS検察抗争は熾烈を極める。


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