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既婚者でも恋がしたい?コロナで“純愛迷子”の中年男女が増えたワケ

2024年04月17日 23時05分30秒 | 女と男のこと
既婚者でも恋がしたい?コロナで“純愛迷子”の中年男女が増えたワケ


ある平日のランチタイム。都内某所にて、中高年男女に出会いを提供する合コンが開かれていた。この合コンは中高年向けのいわゆる婚活合コンではない。参加者は男女8名ずつで年齢は40代半ば~60代前半。全員が既婚者なのである。 

12/24/2020

 男性ならスーツにやや派手目のネクタイ。中にはポケットチーフを刺す人も。女性は巻き髪にロングスカートのミセススタイル。ミヤケイッセイのプリーツプリーズやエルメスらしきスカーフをこの時とばかりにめかし込んでいるのが、年代を感じさせる。いずれも単独で参加しているようで、緊張した面持ちだ。当然、会話もぎこちなく、アルコールがほどよくまわり始めるまでは、笑い声が上がることもなかった。 


とにかく恋愛をしたい!と語る中高年既婚者たち

 こうした大人向け合コンを開催するLOVERSの代表・青木晃氏によると、自粛明け以降、参加者が2パターンに大きく分かれたという。

 「もともと遊び人で、とにかくいろんな異性と出会ってヤリまくりたいという病的に遊びたい人のケース。もう一つが、真剣な出会いを探しているケース。真剣なタイプは離婚を視野に入れているケースもありますが、まずは恋愛をしたいという人が多いですね」

  では、自粛前はどんな参加者が多かったのだろうか。

 「ママ友以外の友達ができたらいいな……とか、仕事と家庭以外の繋がりが欲しいというのが参加の動機で多かったですね。その上で、『もし、できたら不倫相手が見つかればいいな』というフワッと軽い感じの人が多かったんですよ。でも、そういった人はコロナの感染リスクを恐れて参加も自粛傾向にあるようですね」  

ちなみに、自粛空け直後に参加した人の中には、参加の前に何度も「どのような人が来るのか」や、「カップルが生まれる確率はどれくらいなのか」などの詳細についての問い合わせをするケースが多かったという。そんな前のめりな参加者の中にはパーティ終了後に、「1万円の参加費を支払ったのに、誰とも出会えなかった。どうしてくれるんだ!」とクレームを入れてくる人もいたそうだ。 


「それだけ熱意を持って参加してくれる方たちが増えているんです。最近は特にご新規で参加される方が多く、参加者の8割程度が新規の方で、リピーターは2割程度です。友達同士ではなく、お一人で申し込みされる方がほとんどですね」 

 だが、忘れてはならないのが参加者は皆、既婚者だということだ。家に帰れば、配偶者がいて子供もいる。長期休暇ともなれば、家族で旅行することだってあるだろう。そこには、子供の可愛い笑顔があり、成長する姿を見続けることは紛れもない幸せの一要素だ。もちろん配偶者への不満が一切ない人はいないだろう。夫婦だけなら籍が入っているか否かだけで、基本は男女関係だ。だが、子供の思い出を曇らせるリスクを取ってまで、真剣な交際を望むとはどういう心境なのだろうか。


セフレではなく彼女が欲しい50代既婚男性

 「こないだ参加したパーティで『あなた、セフレいるでしょ?』って聞かれ、唖然としましたね。バカにするなよと。いい人がいれば付き合いたいと思って参加しているのに。僕はセフレじゃなくて彼女が欲しいんですよ」  こう話すのは50代前半の男性だ。外資系企業でコンサルタントをしており、過去に2年間付き合った彼女がいたという。真剣にお互いが向き合う相思相愛だったというが、金の切れ目が縁の切れ目だったのか、

「ようやく9月に再就職先を見つけたのですが、相手も自分も熱が冷めてしまったようで……。LINEでの連絡は今も取り続けているのですが、付き合いを復活させたいとは思えないんですよね」

ビビッとくる「運命の不倫相手」を探すアラフィフの美魔女

そのため、新しい恋愛を求めて参加したのだという。だが、しつこいようだがこの男性も既婚者である。また、16歳の子供を持つアラフィフの美魔女はこう話してくれた。ファッションと合わせた色合いのネイルを施したほっそりとした指には、結婚指輪が光る。 

「ビビッとくる出会いを求めているんです。ヤリチンの餌食になるのはまっぴら。私は、ただヤリたいわけじゃないから。だから、その日の参加者に出会いがなければ、その後は正直、地獄。だから、せめて食事だけでも楽しみたいなと、お店選びのセンスがいい既婚者合コンに参加しているんですよ」 

 少し前に参加した別の主催者のパーティではいい出会いがあり、数日前にはランチデートしたというが……。


 「彼がどんな食事が好きですかと聞いてきたので、和食だと答えたんです。普通、デートだったら個室の割烹などを選ぶでしょう? それなのに彼が連れて行ってくれたのは、880円のアジ定食が評判の和定食屋。ガヤガヤした雰囲気で、食事をしたらサッと出ていかないといけないような場所ですよ。デートでここ?って腹が立ちましたね。わざわざメイクをして、お洒落をして、電車に乗って都心まで行ったのに880円はないでしょう。食事もせずに帰りましたよ」 

 帰宅途中、その妙齢の美熟女は、件の相手にきついアドバイスのメールを送ったそうだ。 「デートを楽しみたくて行ったのに880円のお店はないでしょと。これじゃ誰も付き合ってくれないよと。そうしたら、『子供が3人いて経済的に大変で……』とか言い訳じみた返事が来たんです。ここで子どもの話する?ってさらに幻滅しましたよ」 


 見た目でビビッと来る出会いがあっても、デートのエスコートや会話の内容などのチェック項目をクリアしないと真剣交際には辿り着かないようだ。川原でジュースを飲みながら肩を寄せ合うだけで幸せになれた10代のような恋愛は求めていないのだろう。ちなみに彼女は、その日、お眼鏡に叶う相手がいなかったらしく会が終了するやいなや即刻席を立ち、帰っていった。



惰性で続けてきた結婚生活と置いてきてしまった個人の幸せ

 前出の主催者の青木氏は、コロナで人生観が変わった人が多いのではないかと分析する。 「東日本大震災の時もそうでしたが、大きな天災があると、人って“果たして今のままでいいのだろうか”と自分自身を振り返るきっかけになるのではないでしょうか」 

 確かに、東日本大震災の時には結婚件数が一時急増した。今回のコロナにおいては「コロナ離婚」などという言葉が流行したように、自粛期間中に距離の近くなりすぎた夫婦が互いのイヤな面に気づいてしまい、離婚の選択肢を視野に入れる人が増えたとされている。だが「コロナで真剣交際を求めるようになる」とは一体どういうことなのだろうか。 

「これまで惰性で結婚生活を送ってきた人が、コロナでじっくりと人生を見つめ直す時間ができ、『この人と一生結婚生活をし続けていっていいんだろうか。自分にとって本当の幸せとはなんだろうか』と自粛期間中に考えたように思えます。同世代の僕も同じですが、リストラの恐怖に怯えながら日々家族のために働いています。それが当たり前だと思ってきましたし、今でも家族を幸せにするのが優先順位として1番にあります。  

でも、コロナに感染して命を失うかもしれないと考えた時に、個人の本当の幸せはどこにあるのかなと、ふと思ってしまった。その時に、真実の愛を見つけたいと思ってしまった。そんな人が多いのではないでしょうか」 


 古くから青い鳥は身近にあるものとされているが、彼らにとっての真実の愛は一体どこにあるのだろう。なぜなら、かつて“真実の愛”だと思い、生涯を共にすることを誓った相手に迷いが生じているのだ。真実の愛とはなんぞやと自らに問いながらそれを探すというのは、正解のない答えを探す迷宮に足を踏み入れていることになる。人生の迷い道で、彼らが見つけられる愛はどんなものなのだろうか。




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モミジの花です。

2024年04月17日 19時07分51秒 | 日々の出来事
アオモミジに花が咲きますね⭐



4・14・2024
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雨と雲の夕焼け、春も終わりの陽気ですね!

2024年04月17日 18時05分58秒 | 日々の出来事
雨模様の夕焼けです❗

天気が変わりやすいですね。




4/8/2023
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春雨のチューリップ

2024年04月17日 17時06分40秒 | 日々の出来事
チューリップ、春の花ですね。




4/15/2023
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「メール一本で部下たちをクビ」「自分だけ処分ナシに国民もドン引き」...裏ガネ処分を大失敗した「岸田総理の終わり」とついに始まった「菅・二階の逆襲

2024年04月17日 11時06分50秒 | 政治のこと
菅義偉と森山、二階派の二階、林幹雄、武田の5人は、次の総裁に石破茂を推すことで一致したとの噂が流れている。

「メール一本で部下たちをクビ」「自分だけ処分ナシに国民もドン引き」...裏ガネ処分を大失敗した「岸田総理の終わり」とついに始まった「菅・二階の逆襲」(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース



「メール一本で部下たちをクビ」「自分だけ処分ナシに国民もドン引き」...裏ガネ処分を大失敗した「岸田総理の終わり」とついに始まった「菅・二階の逆襲」
4/17(水) 7:03配信




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現代ビジネス
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 最終的には国民と党員に判断してもらう─自身の処分がない理由を問われて、こう豪語した岸田文雄。支持率が超低空飛行を続けるなか、往生際の悪い総理の姿に、ついに身内も愛想を尽かした。


【一覧】「次の首相になってほしい政治家」岸田は15位…上位に入った「意外な議員」


 前編記事『ここへ来て始まった「まさかの岸田独裁」...総理が重用する「5人の自民党議員」の名前』に引き続き、今後の政局に迫る。


まるで部下だけ左遷して逃げた社長
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 待ち望んできた日米首脳会談も実現した。バイデン大統領との共同声明でぶち上げたのは、「ムーンウォーク・プロジェクト」。米NASAが推進してきた有人月面探査「アルテミス計画」に日本人男女の飛行士2人を加え、米国人飛行士と共に月面に着陸させるのだ。


 政には今も昔も、星のめぐりあわせが肝心だ。これで支持率は急上昇、6月会期末に解散を打ち、衆院選を戦い抜いて、総裁選に勝つ―。


 しかし地に足のつかない岸田の楽観主義に、もはや議員らだけでなく、国民も愛想を尽かしている。冒頭の声が示すように、いまや長年の自民党支持者でさえ、政権を見限ったのだ。さながら岸田は、燃え盛る城の上からのんきに外の桜を眺める殿様のようなものだ。


 「一般企業であれば、不祥事は代表である社長が責任を取るのが当たり前。ところが部下だけ左遷して、自分は逃げた。二階さんの処分は、本人が次期衆院選への不出馬を表明したので見送られたが、岸田さんは『だから、同じ派閥元会長の自分も処分を免れる』と考えたらしい。でもこれは内輪の論理で、はたから見れば意味不明です」(麻生派中堅議員)


クビを宣告するのもメール一本の非常識
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 誰とも話さず、夜な夜な政局のことばかり考え続けた岸田の感覚は、完全におかしくなっているのだ。


 党内には怨念が渦巻いている。処分が決まった日、離党勧告を受けた塩谷立(りゅう)は、「処分者と処分内容の一覧表がメールで送られてきただけで、他には一切説明がなかった」と会見で明かした。


 「処分に前向きだった議員もこの対応にはドン引きでした。岸田さんは安倍晋三さん亡き後、政権を維持するために塩谷さんの仲立ちで安倍派をまとめてもらっていた。にもかかわらず、クビにするときはメール一本。人としてあり得ないやり方です」(自民党関係者)


 本来であれば、岸田が処分者の一人ひとりに面と向かって理由を説明し、応諾を得るのが常識だが、それも一切しなかった。とにかくアメリカに行く前にケリをつけようと、結論を急いだのだ。

処分を決めた「党紀委員会」の内幕
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 処分を決定した党紀委員会のメンバーである中堅議員が内幕を明かす。


 「処分は党執行部で決められたもので、すでにマスコミにも内容が漏れていた。委員長の逢沢一郎さんや副委員長の田村憲久さんは『こんなの今日一日で決めるべきではない』と頭を抱えていた。ところが、茂木敏充幹事長に『メディアも入っているし、全会一致にしてくれ』と押し切られ、当初の処分内容のまま決まった。会議時間はわずか2時間。茶番です」


 怪しげな妖術に頼るあまり自身がアヤカシと化してしまう、そんな陰陽師の物語は数多くある。岸田も政局にこだわるあまり、常識を失った「永田町の怪物」となってしまったのかもしれない。


 そんな岸田を後ろから撃とうとしている男がいる。幹事長の茂木だ。


 派閥解消の余波を受け、小渕をはじめとした身内に見放されて政治的には死んだと思われていた。岸田も、茂木など麻生につき従う「式神」にすぎないと相手にしてこなかった。だが茂木はあきらめていなかった。


 「茂木さんはこれまで裏金問題には我関せずで高みの見物だった。ところがいざ処分の段になると前面に出てきて、総裁選をにらんだポイント稼ぎに利用し始めました。処分対象者のラインとして500万円を示したのも茂木さんで、自身が総裁選に出馬することを見越して安倍派の中堅・若手に恩を売るためとの見方がもっぱらです」(岸田派閣僚経験者)


茂木幹事長と萩生田前政調会長の蜜月
幹事長のうちにカネを使って、若手・中堅を囲い込もうとする茂木/photo by gettyimages


 岸田がすっかり子飼いだと思っている萩生田にも、事前にツバをつけていたという。


 「3月13日、茂木さんは萩生田さんや安倍派議員数名と都内で会食している。萩生田さんに近い大西英男さん(衆院議員)がセットしたらしい。


 処分を軽くする代わりに、次の総裁選での応援を取り付けたんじゃないか」(前出の自民党関係者)


 「ポスト岸田」の世論調査で、一般人気のない茂木が上位となることはないが、茂木は意に介さない。党内多数を制することこそが総理への近道だと知っているからだ。岸田と距離を縮めつつある麻生をもう一度、自分のもとに引き付けて、総裁選に打って出る。


 「麻生さんは、地元・福岡の政敵である武田さんに『党員資格停止』の処分を下そうとしていた。ところが森山さんがこれに反対。結局、岸田さんは森山さんの肩を持った。


 つまり岸田―麻生―森山のトライアングルは常に緊張関係にある。茂木さんはそのバランスが崩れるのを窺ってい
る」(前出・全国紙政治部記者)


菅と二階が持つ「最終兵器」
「ポスト岸田」の世論調査で1位の石破。党内支持も高まってきた/photo by gettyimages


 一方、菅義偉と森山、二階派の二階、林幹雄、武田の5人は、次の総裁に石破茂を推すことで一致したとの噂が流れている。


 「今月末の補選で3敗すれば、次の選挙では与党過半数割れも現実味を帯びてくる。そうなったら石破さんの人気に頼るしかない。最近、石破さんの党内批判がトーンダウンしているのは、菅さんに控えるよう言われたからです」(二階派関係者)


 現在の永田町はまるで真夜中のような静けさだ。茂木も石破も補選が終わるまではじっと息を潜めている。しかし、選挙に惨敗した途端、「岸田おろし」が始まる。


 月と星が妖しく光る。のんきな岸田が寝首をかかれる日はそう遠くない。


 (文中敬称略)


 「週刊現代」2024年4月20日号より


 ーーーー


 つづく記事『国民人気はないけれど…退陣危機の岸田総理に代わって「総理待望論」がささやかれる意外な大物議員の名前』では、疑心暗鬼が渦巻く永田町で「いま起きていること」を紹介します。


週刊現代(講談社)









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