
「運河返還進行」発言のトランプ氏にパナマ大統領「また嘘」(中央日報日本語版) - Yahoo!ニュース
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「運河返還進行」発言のトランプ氏にパナマ大統領「また嘘」
3/6(木) 13:50配信
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中央日報日本語版
パナマのホセ・ラウル・ムリノ大統領が「パナマ運河統制権を返還中」という趣旨のドナルド・トランプ米国大統領の言及に「また嘘をついている」と批判した。
ムリノ大統領は5日(現地時間)、X(旧ツイッター)に「トランプ大統領がまた嘘をついている」とし、「パナマ運河は『復旧』過程になく、依然としてパナマ国民の所有」と述べた。
パナマ大統領はトランプ大統領に対し「侮辱的」と糾弾し、相互関心事に関する明確な理解を基盤とした両国政府の協力的姿勢を強調した。
これは前日に出たトランプ米大統領の米議会演説の内容への反論だ。
トランプ大統領は4日、連邦議会演説でこれまで数回にわたり表明した「パナマ運河返還」の主張を繰り返した。
そして、「米国の血と莫大な費用で建設されたパナマ運河は、(ジミー・)カーター政権が1ドルを受け取って(パナマに)売却した」とし、「その合意は非常に深刻に違反された。これから(運河を)取り戻すし、すでにその作業を始めた」と述べた。
これに関連し、3日、香港系企業CKハチソンがパナマ運河港運営事業部門を米国系資産運用会社ブラックロック・グローバル・インフラ・パートナーズ(GIP)・TiLグループコンソーシアム(ブラックロック-TiLコンソーシアム)への売却に合意したと発表した。
外信は「トランプの圧迫」が今回の取引と無関係ではないと解釈した。
これに対し、パナマ政府は声明で「関連取引は相互利益という動機付けにともなう民間企業間のグローバル取引」とし「(取引過程で)すべての法律と規定を遵守するようにする」と述べた。