ガビ〜ン
退院後初の外来診察日
脳腫瘍の腫瘍組織を調べる
病理診断の結果を聞いてきた
脳腫瘍にはグレードが
「I」から「Ⅲ」まであって
「Ⅲ」は 悪性いわゆるガン
「Ⅰ」は 良性で腫瘍を取ったら無罪放免
私は「Ⅱ」でした
良性と悪性の真ん中
薄々わかっていたんだ
手術で執刀医の前に立つ
前立ちのドクターが
「浸潤しないように小さい穴を開けて
腫瘍を掻き出しました」と
術後おっしゃったのです
浸潤って良性のときには
あまり使わない言葉なんで
なぜ浸潤なのか
ずっと気になっていたんだ
私の腫瘍の組織は
増殖するタイプらしい
だから残っていたらダメらしい
取りきれなかった腫瘍を
絶滅させる為に
放射線をあてることになりました
入院していたときに
放射線治療していた方は
2か月間で 少しずつあてていたけど
私にあてる放射線は
ガンマナイフという
一度だけあてる放射線
大学病院には無くって
連携病院にまた入院だって
一度あてるだけなので
入院は数日で済むそうです
スッキリ無罪放免で
その足で石切劔箭神社へ参拝して
お百度参りした御礼参りを
しようと思っていたのです
帰りにまた
参道をぶらぶらしながら
たこつぼで明石焼を
食べて帰ってこようなんて
楽しいことばっかり考えながら
家を出てきたのですけどね
まったくスッキリじゃなかったわ( ; ; )
母が昔よく言ってた
「快気祝いなんて忘れた頃にするもんや
もらった人が これ何?って言うくらい
完全に治ってからするもんや
そうじゃないと ぶり返す」と
そんなことを思い出しながらも
いただいたお見舞いに
お返しする快気祝いのことを
考えていたのです
あかんね やっぱり
昔の人の言うことは聞いとかな(^◇^;)
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