頭蓋内腫瘍摘出術後 1日目
ICUでは ほとんど眠れず
夜が明けました
歯磨き
顔拭き
唾液の分泌チェック
尿ドレーンの周りの洗浄
全身の清拭のあと
普通のパジャマに着替えさせて
もらいました
肺血栓確認の為
ポータブルレントゲンで
肺のレントゲンを撮り
動脈に刺さってる血圧を測るラインを
抜くのが大変で
止血に15分以上かかりました
動脈なのでナースは
エプロン 目のカバー マスク着用です
人生初の動脈止血です
手の甲に点滴のラインが入ってるので
押されたら無茶痛い!
ICUのナースに
「頭の手術でこんなに小さい傷の人
初めて見ました」と言われました
せっかく買った三角巾も
傷が小さいので要らなかったみたいです
おでこを触ると異物が指に触る
「これなんですか?」
「それは頭を固定するピンの跡なんです
頭にも何か所かあると思いますよ
鏡を見て確認してもらったらいいのです
けど・・・術後は鏡を見ない方が
いいですよ・・・」
なんだか含みのある言い方(^◇^;)
後から聞いた話なんですが
ICUで私を見た れみ兄2号が
「顔にホッチキスって!!!」と
驚いていたそうです
頭が動かないようにピンで留めると聞いて
いたのですがどうも杭を打ってるみたいで
おでこに1センチくらいの傷があって
その傷をホッチキスでとめています
確かに鏡を見たときは
ショックでした( ; ; )
とうとう私も三つ目になったよ!
開眼やね!
手術でスーパーサイヤ人になるつもりが
天津飯にしかなれなかった
ドラゴンボールを知らんかったら何の話やって感じですね(^◇^;)
乙女の顔を・・・とほほ・・・
10時 病棟看護師さんが迎えに来てくれて
一般病棟に戻りました
さすがにベッドに寝たままの移動です
採血 血圧 体温
顔の筋肉の感覚
聴力 目の動き いろいろチェックのあと
「トイレまで歩けますか?」
「歩けましたね 尿の管取りますね」
その場で尿ドレーンを抜いてもらった
私は帝王切開のあと
尿ドレーンの為か
尿意の感覚がわからなくなり
その後しばらく大変だったので
術前に尿ドレーンは早めに抜きたいと
ナースにお願いしていました
だんだんカラダから出てくる
管やコードが減ってくる
「お昼ご飯を7割食べてもらったら
点滴が減りますよ」
42時間ぶりの食事です
お昼の時点で
座位の保持が辛くて
すぐに食べられる
おかゆと卵豆腐を完食したのですが
すぐに横になってしまいました
ナースに「もう少し食べてもらわないと
まだ点滴になります」
点滴を抜いてもらいたいので
野菜炒めや煮物も全部食べました
大きな点滴は無くなりましたが
朝夕の 抗生剤とステロイド剤の
小さい点滴は続くそうで
腕の点滴ラインは抜いてくれましたが
手の甲の点滴ラインは保持のまま
抗生剤は傷の炎症を抑える
ステロイドは血管の小さな傷を早く治す
まぁ意味を聞いたら仕方がないね
でもステロイド剤は血糖値が上がるので
毎食前 指に針を刺す
血糖値の検査が追加されました
入院のことを人に言ってなかったのに
風の噂で聞いたみたいで
中学校のPTAで一緒だったNさんが
来てくれた
「Nさんが面会に来られています」と
詰所から言われて
談話室まで れみパパと2人で
ゆっくり歩きました
その方のお母様が私と同じ日に
目の手術をして
隣の病棟に入院していて
付き添いしてるそうです
れみパパは院内のコンビニで
お弁当を買ってきて
私の夕食の時間に一緒に食べました
3時ごろに
れみ兄2号夫婦が来てくれて
何かいるものある?って聞いてくれたので
遠慮せずに
「栗きんとん」とリクエストしました
叶匠壽庵の栗きんとんと
たねや 源吉兆庵の栗和菓子を
「食べ比べ」と買ってきてくれました
眠れないICUで今何が食べたいか
いろいろ考えていて
今の季節しか食べられない
岐阜中津川名物の
栗きんとんを思い浮かべました
願いが叶いました(≧∇≦)
私の腫瘍は全部取り切れてないそうです
その貼りついた部分を剥がしてしまうと
後遺症が残るからあえて
置いてあるそうで
そこからいずれまた腫瘍が
大きくなるそうです
私はまだドクターと会えていないので
説明を聞いた れみパパから聞きました
それは術前に聞いていたので
仕方がないことです
顔面の痙攣はおかげさまで
無くなりました
今は少し左耳の違和感があります
これも難聴が残るかもと
言われていたので
聴こえるだけでもいいのかも・・・
とりあえず術後1日目終了
2019年11月2日
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