(「河北新報」令和4年9月16日付記事より引用)
障害者が働きやすい地域を目指そうと、栗原市で15日、障害者が働く現場の見学会があり、市内の会社経営者ら23人が、障害の特性に応じた仕事の割り振りや接し方に理解を深めた。
市地域自立支援協議会就労支援連絡会と市企業連絡協議会が初めて企画した。
参加者は消火器を製造するモリタ宮田工業の栗原第二工場を訪問。知的や発達の障害がある従業員5人が梱包用の段ボールを組み立てたり、圧力計に手際よくゴム裂リングを取り付けたりする様子を見学した。
同社の野島隆さん(64)は「障害特性と仕事のマッチングをジョブコーチ(職場適応援助者)と意見交換しながら取り組むことが大事」と説明。当日の仕事内容を一人一人に手書きして渡すなど、働きやすい環境を整える工夫を紹介した。
参加した築館グリーンセンターの千葉浩総務部長(50)は「生き生きと働いている様子が印象的だった。協力できることはしていきたい」と話した。
市内企業の2021年の障害者雇用率は2・12%で県平均をO・09回下回る。
障害者が働きやすい地域を目指そうと、栗原市で15日、障害者が働く現場の見学会があり、市内の会社経営者ら23人が、障害の特性に応じた仕事の割り振りや接し方に理解を深めた。
市地域自立支援協議会就労支援連絡会と市企業連絡協議会が初めて企画した。
参加者は消火器を製造するモリタ宮田工業の栗原第二工場を訪問。知的や発達の障害がある従業員5人が梱包用の段ボールを組み立てたり、圧力計に手際よくゴム裂リングを取り付けたりする様子を見学した。
同社の野島隆さん(64)は「障害特性と仕事のマッチングをジョブコーチ(職場適応援助者)と意見交換しながら取り組むことが大事」と説明。当日の仕事内容を一人一人に手書きして渡すなど、働きやすい環境を整える工夫を紹介した。
参加した築館グリーンセンターの千葉浩総務部長(50)は「生き生きと働いている様子が印象的だった。協力できることはしていきたい」と話した。
市内企業の2021年の障害者雇用率は2・12%で県平均をO・09回下回る。