泉区生活支援ネットワーク

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高次脳機能障害 支援制度マンガで解説

2011年06月08日 | 高次脳機能障害支援
~NPO法人ほっぷの森がハンドブック発行~

(「河北新報」平成23年6月8日(水)付け記事より引用)
 高次脳機能障害者らの就労支援に取り組んでいるNPO法人「ほっぷの森」(仙台市青葉区)が、高次脳機能障害ハンドブック「光をつかみ取るまで」を発行した。障害者の家族の実例をマンガで描き、障害の症状や支援制度の手続きの仕方を分かりやすく解説している。

 マンガのモデルは、ほっぷの森でピアカウンセラーを務める佐々木智賀子さん(45)の一家。夫の健二さん(56)がH年半前に脳出血で倒れたところから物語は始まる。

 健二さんは一命を取り留め退院したが、家族にも理解できない行動をするようになった。顕著だったのが物事を忘れる記憶障害。営業マンの健二さんは退職を余儀なくされ、後に高次脳機能障害だと分かった。
 智賀子さんはさまざまな支援制度の手続きに追われた。入院や休職のために高額療養費制度や傷病予当金を利用。障害者手帳の取得や障害年金の受給の申請もした。それぞれ窓口が違うなど手続きが複雑だったため、病院のソーシャルワーカーに相談した。
 障害者自立支援法や介護保険制度など、ほかにも受けられるサービスは多い。ハンドブックはさまざまな制度の内容や相談先などを記載し、保健師やソーシャルワーカーらに相談することを勧めている。

 高次脳機能障害は、交通事故や脳卒中による脳の損傷が原因で、記憶や注意力、感情抑制などに影響が出る。突然のことに家族は困惑しがちだ。

 智賀子さんは「一家族の例ではあるが、家族が混乱する中でいろいろな手続きを進める際の参考にしてほしい」と話す。
 ハンドブックはA5判54頁。無料で配布している。

 連絡先はほっぷの森・佐々木さん090(1063)8051。

ほっぷの森
就労支援センターほっぷ
〒984-0014
仙台市青葉区本町3-5-22 宮城県管工事会館2F
TEL.022-797-8801
FAX.022-797-8802
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