泉区生活支援ネットワーク

仙台市の障がい者支援のための情報です。福祉・特別支援教育・就労など,分野をこえた生活支援のネットワーク・情報交換の場です

障害者スポーツ体制強化へ

2020年10月09日 | 余暇・芸術・スポーツ情報

(「河北新報」令和2年10月9日(金)付け記事より引用)

 県協会が社団法人化、再スタート 競技環境充実歩み進める  県内で障害者スポーツの普及、啓発に30年以上取り組んできた県障害者スポーツ協会(仙台市宮城野区)が9月、体制強化のため一般社団法人として再スタートを切った。 設立者で東北福祉大教授の小玉一彦理事長らが県庁を訪れ、村井嘉浩知事に「これまで以上に当事者が活動できる環境を整えていきたい」と意気込みを語った。

 協会は1988年10月、「一人でも多くの障害のある方にスポーツの喜びを」を合言葉に任意団体として発足。綱引きや「車いすダンス」など、気軽に実践できる運動の推 奨、指導者の育成などに力を注いできた。

 競技者の育成も手掛け、2000年のシドニー・パラリンピックでは陸上女子砲丸投げに出場した中島嘉津子さんが6位に入賞。01年には第1回全国障害者スポーツ大会の 宮城開催に尽力し、県内の競技力向上に貢献した。

 2020東京五輪・パラの開催決定を受け、「大会までに体制を強化し、熱気を高め続けよう」と法人化への協議を開始。一般社団法人移行後は、自己財源やスタッフの確 保といった課題解決に向け、賛助会員の募集など広報に奔走する。

 9月16日に行った県庁への表敬訪問で、小玉理事長は「認知度は着実に高まっている。この空気感を大事にしたい」と強調。村井知事も「素晴らしい活動だ。ぜひ応援したい」と応じた。

 「県内の競技環境はまだまだ限られている」。足元の課題を挙げた小玉理事長は「東京パラは延期されたが、前向きに考えれば世間が注目する期間も延びた。ノーマライゼ ーションの実現に向け、新たな気持ちで歩みを進めたい」と話した。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 車いす利用者の健康診査 | トップ | 障害者健康指導教室 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

余暇・芸術・スポーツ情報」カテゴリの最新記事