(「河北新報」平成28年12月1日(木)付け記事より引用)
栗原市築館の障害者就労支援事業所「NPOステップアップ」の利用者が、今季初めて桃戦した完全無農薬の白菜の収穫に汗を流している。夏場の天候不良で全国的に野菜の不作が続く中、計画通り約1500個を収穫できる見込みだ。利用者らは「上々の滑り出し。今後の作業の励みになる」と話す。
農薬に頼らない白菜作リは8月中旬に開始。利用者7人で構成する「あぐリチーム」が同市志波姫の畑約500平方メートルに連日通い、種まきや防虫ネットの
取り付け、水まきなどの作業に従事してきた。
最も心を砕いたのは害虫と病気のチェック。一度入り込むと一気に別の株に伝染するため、葉の表裏を入念に見て回って株ごと除去するなど、根気の要る作業を続けてきた。
11月28日にあった初収穫には利用者5人が参加し、力強く根を張った白粟を丁寧に掘り起こした。あぐリチームのリーダー大場正記さん(69)は「無農薬で
これだけ順調に育ったのは本当に喜ばしい。大変な作業を皆で粘り強く続けてきた成果だと思う」と話した。
収穫した白菜は「栗駒漬」の製造元で知られる同市栗駒のワタナベ食品にほぼ全皿を出荷し、キムチとして順次販売する。利用者は社員とともに漬け込み作業に携わる予定。28日の収穫分で作ったキムチは12月5~9日、県庁ロビーである「くりはら物産市」で販売される。
ステップアップの二階堂修一所長は「付加価値がある商品を提供することで、利用者がこれまで以上に跨リややりがいを持てる。今後も事業に工夫を重ねていきたい」と話した。
※関連:2015年12月03日付け記事「白菜も自作 キムチいい味」
栗原市築館の障害者就労支援事業所「NPOステップアップ」の利用者が、今季初めて桃戦した完全無農薬の白菜の収穫に汗を流している。夏場の天候不良で全国的に野菜の不作が続く中、計画通り約1500個を収穫できる見込みだ。利用者らは「上々の滑り出し。今後の作業の励みになる」と話す。
農薬に頼らない白菜作リは8月中旬に開始。利用者7人で構成する「あぐリチーム」が同市志波姫の畑約500平方メートルに連日通い、種まきや防虫ネットの
取り付け、水まきなどの作業に従事してきた。
最も心を砕いたのは害虫と病気のチェック。一度入り込むと一気に別の株に伝染するため、葉の表裏を入念に見て回って株ごと除去するなど、根気の要る作業を続けてきた。
11月28日にあった初収穫には利用者5人が参加し、力強く根を張った白粟を丁寧に掘り起こした。あぐリチームのリーダー大場正記さん(69)は「無農薬で
これだけ順調に育ったのは本当に喜ばしい。大変な作業を皆で粘り強く続けてきた成果だと思う」と話した。
収穫した白菜は「栗駒漬」の製造元で知られる同市栗駒のワタナベ食品にほぼ全皿を出荷し、キムチとして順次販売する。利用者は社員とともに漬け込み作業に携わる予定。28日の収穫分で作ったキムチは12月5~9日、県庁ロビーである「くりはら物産市」で販売される。
ステップアップの二階堂修一所長は「付加価値がある商品を提供することで、利用者がこれまで以上に跨リややりがいを持てる。今後も事業に工夫を重ねていきたい」と話した。
※関連:2015年12月03日付け記事「白菜も自作 キムチいい味」