(「河北新報」平成30年5月19日(土)付け記事より引用)
宮城県岩沼市は24日、市中央部に市障害者地域就労支援センターのサテライトショップ「ひまわりのたね」を開く。センターの通所者が市内外の障害者施設で作る農産物や小物、市内事業者らの商品を販売することで社会性を高め、低額にとどまる工賃の引き上げなどを図る。
ひまわりのたねはセンターの分館という位置付けで、木造平屋(床面積約75平方メートル)の施設を市民会館と市総合体育館の間に建設した。内装工事なども終わり、現在は開店に向けて通所者の販売実習などが行われている。
販売するのはセンターなどの各施設が生産する農産物、市内外の事業者が製造するパンや豆腐など。大判焼きやたこ焼き、コーヒーなどが楽しめるオープンテラスも設ける。市マスコットキャラクターとして人気の「岩沼係長」のグッズ、ごみ袋などの日用品も置き、多くの市民らに立ち寄ってもらえるよう工夫する。
センターは企業などから各種作業を請け負って通所者に工賃を払っているが、利益率が非常に低く、月平均工賃は2万5000円ほどだ。市は販売業務によって障害者の活躍・就労の場を広げ、地域との関わりも深めてもらおうとショップ運営を決めた。
通所者の一人、渡辺勇之輔さん(23)は「店に来た人が笑顔になるような接客をしたい」と意気込む。
24日午前9時からオープニングセレモニーがある。開店は午前10時~午後4時。金曜定休。
宮城県岩沼市は24日、市中央部に市障害者地域就労支援センターのサテライトショップ「ひまわりのたね」を開く。センターの通所者が市内外の障害者施設で作る農産物や小物、市内事業者らの商品を販売することで社会性を高め、低額にとどまる工賃の引き上げなどを図る。
ひまわりのたねはセンターの分館という位置付けで、木造平屋(床面積約75平方メートル)の施設を市民会館と市総合体育館の間に建設した。内装工事なども終わり、現在は開店に向けて通所者の販売実習などが行われている。
販売するのはセンターなどの各施設が生産する農産物、市内外の事業者が製造するパンや豆腐など。大判焼きやたこ焼き、コーヒーなどが楽しめるオープンテラスも設ける。市マスコットキャラクターとして人気の「岩沼係長」のグッズ、ごみ袋などの日用品も置き、多くの市民らに立ち寄ってもらえるよう工夫する。
センターは企業などから各種作業を請け負って通所者に工賃を払っているが、利益率が非常に低く、月平均工賃は2万5000円ほどだ。市は販売業務によって障害者の活躍・就労の場を広げ、地域との関わりも深めてもらおうとショップ運営を決めた。
通所者の一人、渡辺勇之輔さん(23)は「店に来た人が笑顔になるような接客をしたい」と意気込む。
24日午前9時からオープニングセレモニーがある。開店は午前10時~午後4時。金曜定休。