泉区生活支援ネットワーク

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人気の弁当に広告いかが?~河北新報~

2010年04月19日 | 施設情報
(河北新報平成22年4月19日(月)付け記事より引用)
 仙台市泉区北中山の障害者通所施設「仙台ローズガーデン」が、施設で製造、販売する弁当の「掛け紙」に掲載する広告のスポンサーを募っている。昨年5月かり10社を載せてきたが、弁当販売が好調で当初刷った1万枚がなくなる勢い。広告の効果も確かめられたため、10社を追加で募集している。

 紙はA4判カラーで、広告は一つ4センチ四方。3万円の料金で、1万枚に社名などを掲載できる。

 広告脇には「私たちは仙台ローズガーデンを応援しています!」との一文が入り、企業の社会貢献もアピールできる。

 これまでは、施設と取引のある食品卸会社など10社が協力。追加の10社が決まれぱ、新たな版を起こす。増刷する従来の版とは別に、使い分けていく計画だ。

 施設は2003年春の開所以来、温室栽培したバラやガーベラの販売を運営の柱にしてきた。それだけでは、約60人の利用者らに十分な給料が支払えず、08年春、施設の給食室を利用して弁当作りを始めた。

 調理は、ホテル勤務の経験がある五十嵐憲夫料理長(55)ら職員3人が担当。盛り付けや包装を4人の利用者が担う。

 評判はロコミで広がり、注文は徐々に増加。職場の昼食や高齢者の集会などに配食し、現在は1日IOO個以上が出る。

 広告効果も出てきた。 弁当に使うひとめぼれを納める宮城県色麻町の農業大内芳裕さん(32)方には、弁当を食べた人からコメの注文が5件入っ た。大内さんは「広告はコメを買ってもらっている恩返しのつもりなので、注文が入るとは驚き。販路拡大につながりうれしい」と喜ぶ。

 施設の主任支援員高橋信也さん(35)は「弁当販売を約2倍の年2万食まで広げ、利用者に月給5万円の支払いを目指したい」と話す。弁当は予約制で525~1050円の3種。連絡先はローズガーデン022(376)1187。
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